今月号の自転車雑誌を読む パワーメーター関連の記事が満載

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今月出た雑誌を見せていただいた。なんかパワーメーター関連がいっぱい載っているそうだ。

読んでみると知らないことがいっぱい書いてあってすごく面白かったです!

でも何箇所かツッコミを入れつつ明日のパワーメーターを某氏と語り合った笑

やはり正しい意味や、語句を使うことは人に物事を正しく伝えるための手段としては基本だったりする。

少し気になったのは、
歪ゲージは
ひずみゲージで
ゆがみゲージではないです。

細かいと思いますが、言葉の使い方はそれぞれ意味を持っていて、同じものを指すとは限らず、別れているので意味が異なります。多分、英語で書かれたパワーメーターの資料を読むとストレインゲージと書いてあり、ひずみ(strain)とは材料工学でいう所の材料の形状が変化する事、を示しています。

ゆがみとは、体のゆがみとか、時空のゆがみとかで使われますね。ゆがみの意味は相対性理論のとか話が出てきますので、私にはわかりません。山本山に説明してもらいましょう。

このように日本語としての漢字の読み方の違いはありますが、示す言葉は全く異なります。

あと、サンプリングレートが高いと、測定精度が上がるのか?については測定精度が上がるというよりも、測定粒度が上がる、しかし測定するひずみゲージ自体の精度が悪ければいくら測定粒度が高くても測定精度は低くなります。

となると、測定精度の話をするとしたらひずみゲージが精度が高く温度変化に強いセンサである事と、一秒間のサンプリング数が多く、平滑化した時の値がより正確になるという事が私なら言いたいです。

なので

温度変化に強いひずみゲージと、測定粒度が他のパワーメーターを凌ぐサンプリングレート500Hzで高い測定精度をほこる。

という説明ならふにおちます。

あと。サンプリングレートの単位は周波数ですから、
hz
ではなく
Hz
です。
こちらも、ひずみ、ゆがみと同じように意味が異なります。
国際単位系に正しく沿うならばHzです。

もはや自転車のパーツというよりは測定装置なので、このような表記の仕方であったり、意味がそれ異なるので、気をつけなくてはなりませんね。

雑誌を見て
パワーメーターの記事を開発者にヒアリングしながら文章にするとか楽しいですね。制約事項とかブログ書くのとはまた違うんでしょうけど、いかにわかりやすく、人に伝える文章が書けるか、そして秀逸な言い回しをする事ができるかが、ライターさんなの腕の見せ所なのではないでしょうか。

ほんまに人に伝えるって難しいですが、楽しいことです。

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