あのサプリメントは一体何からできているのか?

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私が今摂取しているサプリメントは、ビタミンD、E、マルチミネラルビタミン、クレアチン、BCAA、プロテイン、レース前にはカフェインと7種類にも及ぶ。レースシーズン中は食事も気を遣い油を取らず、夜は炭水化物の摂取をしない自炊の生活を送っている。しかしそれらとは別に人工的に作られた「栄養があると考えられているもの」を信じ飲んでいるわけだ。

私がサプリメントを飲み始めたのは、「回復」をするためにBCAAを飲み始めたのが始まりだ。一般的に人間のパフォーマンスや回復力を上げるためのサプリメントはエルゴジェニックエイドと呼ばれる。自転車のトレーニングは非常にハードでシーズン中は7時間以上、200㎞もの距離を走る。そこまで体を酷使するとあらゆるところが痛くなり、疲労する。そのためにサプリメントを使用してきた。

しかし、実際自分が飲んでいるサプリメントは「ビタミンD」だったり「BCAA」であったりする「物質の名前」という程度の認識しかない。はたして本当に体に効いているのか、またサプリメント自体の「原材料」が何かまでは知らない。

その今までわからなかった答えを、『サプリメントの正体』という本を読み知った。読み進めて行くうちに「うぇっ」となってしまったのはアミノ酸。アミノ酸は人毛で、中国人の人毛を原料にしている場合もある。ほかにはCCレモン等にも記載されているが、「レモン○個分のビタミンC」に関するからくりについても。

実際に体に効いているか、効いていないかについても多くの実験データーからわかりやすい解説が載っているが、本書がすべて網羅しているわけではない。原材料などには詳しいが、肝心の我々にどのような影響を及ぼしているかまではデーターがやや少ないと感じた。

そこで私が、普段参考にしている独立行政法人 国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報のデーターベースを紹介したい。ややわかりにくいページだが上段の「素材情報データベース」をクリックすると素材情報のデーターベースが出てくる。ここに自身が摂取しているサプリメントの名前を入れてみよう。

「鉄」

と入れてみる。鉄だけではなくほかにもいろいろと出てくるが、「鉄と亜鉛を同時に摂取」といった場合も検索に引っかかる優れものだ。実は鉄が一番持久系スポーツに「効果」があるため検索したが鉄をクリックした後に「すべての情報」をクリックするすると、

有効性のジャンル
・循環器・呼吸器
・消化系・肝臓
・糖尿病・内分泌
・生殖・泌尿器
・脳・神経・感覚器

といった体のどこに有効なのかや危険情がある。これらにおいて、たとえば持久系アスリートの場合は、循環器、呼吸器を特に注目するなどといったことができるわけだ。

私がこのデーターベースを活用しているのはサプリメントの広告で前面に押される「メリット」よりも「デメリット」が多く書いてあり、使って効果が有ることよりも「効果が無い事」を知るために使っている。サプリメントは本来、良い効果が期待されることを「信じて」飲むわけだが、その前に効果がないことを知れば、毎日無駄なお金を払って飲む必要などそもそもなくなるわけだ。

いわば宗教にも近いサプリメント。一度見直してはどうだろうか。
わりと費用対効果が少ない場合の方が多いので良く知識をつけて体に入れるものは注意したい

独立行政法人 国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報