読解能力と文章力は人間性を表す

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初めて、ブログ読者と疎通がとれたと実感した。それは私の一方的な実感かもしれない。しかし運営しはじめてから感じたのは初めてだ。それを起点に読解能力、文章能力について考える。話は先般の『インターバルとLSDで向上する能力としない能力』のコメント。大変嬉しく読ませていただいた。勝手ながらそのまま掲載させて頂く。

「とても興味深い内容でした。 一点気になったのは、E群は分速30m(30m/min)、S群は分速72.5m ですね。秒速だと時速100kmオーバーになってしまいます 。せっかくのいいエントリなので、少しでも正確な方がいいのではと思い、コメントいたしました。」

なんだ、普通のコメントではないか。そう思われる方もいる。
私の琴線は「細部まで読んでいただけた事」ただそこにつきる。文章もそうだが単位だ。そして、どうすべきかまでコメントする労力を使って頂いたことに、ただただ感謝する。

当ブログは特に批判が多い。理由は断言しすぎるのと、決め付けが多いからだ。でもどうだろう考えて欲しい。「~のウェアはあたたかいと”思います”」という表現はいかに曖昧な文章か。だから私は断定するように文章を書く。それらの話についてはまた別の機会にしたい。

話は戻る。私は “/s”と間違って記載してしまった。あの投稿は12月2日の19:17に初投稿。”17回見直”して23:17に最終番として仕上げた。

15回程度が当ブログの平均的な見直し回数である。一つの記事は一筆書きではない。だいたい時間があれば何回も何回も読みなおす。私が何を言いたいのか大事なことなので書く。17回も見なおしをしたのに、文章の構成や体裁ばかりに気を使い、肝心な数値の単位をチェックしていなかった。常々、ワットの単位は”w”ではなくて”W”だ。国際単位(SI)系を書く時は守れとあれほど自分自身に言ったのに見落とした。

それらを、”せっかくのいいエントリなので、少しでも正確な方がいいのではと思い、コメントいたしました。”という一文を添えコメントする、頭がさがる思いだ。想像するに私より年上で色んな物事を見てきた方と勝手に思いを馳せる。

ネットの世界は言葉の暴力でできている。顔が割れている人間に対し、割れていない人間が好きかっていう。そんななか、「ぜひ直させて頂いて、その件について記事化したい」と思わせてくれるコメントがただただ嬉しかった。

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