ステムメーカーでハンドルの突き出し量は変わる

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ステムの角度

今使用しているステムはDEDAゼロ100セルヴィッツィオコルセ31だ。ステムの角度をもう少し水平に近づけたく、各メーカの角度から突き出し量を計算した。そしてその際に気をつけることがあるので紹介したい。

それは、ステム角度が変わるとハンドル突き出し量と、ハンドル高が変わるのだ。

photo credit: Glory Cycles via photopin cc

各社のステム角度

各社メジャーメーカーのステム角度は以下のとおりだ。メーカーが重要ではなくステムの角度はメーカーによって異なる。

  • DEDA ±8°
  • 3T ±17°
  • 3T ±6°
  • シマノ ±6°
  • EASTON ±10°

ステム突き出し量計算

各メーカーのステム角度を把握したところで自身が乗るフレームのフォーク角度を確認する。そして使用中のステム長から突き出し量を求める。Tarmac SL4 490 Head-Tube Angle 72.25°だ。実際のステム突き出し量を計算する。

現状の突き出し量

  • ステム長:100mm
  • ステム角度:8°
  • ヘッド角:72.25°

ステムは下向きにつけているので

  • 水平リーチは99mm
  • フォークからの垂直あがりは17mm
  • フォークからのあがり角度は9.75°

3T水平ステム17°

3Tの水平ステム17°を取り付けた場合を計算する。

  • ステム長:100mm
  • ステム角度:17°
  • ヘッド角:72.25°

ステムは下向きにつけているので

  • 水平リーチは100mm
  • フォークからの垂直あがりは1mm
  • フォークからのあがり角度は0.75°

地面と水平になる17°の3Tステムは地面から0.75°上がっている。しかし目測では水平ステムと扱ってもおかしくない。

8°のステムから17°に変えた場合

例えば今使っているDEDA ZERO100 8°のステムから3Tの17°に変えた場合は

  • 水平リーチは99mmから100mmだから、+1mm長くなる
  • フォークからの垂直あがりは17mmから1mmだから、16mm低くなる
  • フォークからのあがり角度は9.75°から0.75°だから、9°減る

ということになる。今までシマノ、3T、日東と使ってきたがここに来てEASTON EA90ステム10°がほしい。EASTON EA90ステム10°を取り付けた場合を計算する。

  • ステム長:100mm
  • ステム角度:10°
  • ヘッド角:72.25°

ステムは下向きにつけているので

  • 水平リーチは99mm
  • フォークからの垂直あがりは13mm
  • フォークからのあがり角度は7.75°

上記の通り算出できる。

8°のステムから10°に変えた場合

DEDA ZERO100 8°のステムからEASTON EA90の10°に変えた場合は

  • 水平リーチは99mmから99mmだから、突き出し量は同様
  • フォークからの垂直あがりは17mmから13mmだから、4mm低くなる
  • フォークからのあがり角度は9.75°から7.75°だから、2°減る

あまり劇的には変わらない、とお思いだろうか。乗車すると相当違うのだ。サドル高さはミリ単位で変えてフィーリングが異なる事は多々ある。ステムも同様に長さと角度はある数値に影響を及ぼす。それは出力(ワット)だ。

ポジションはパワーとDragに影響を及ぼす

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写真は某ワットモンスターのマシンと私のマシン。
以前110mmのステムを使って舞洲の坂をもがいた時、そして100mmのステムを使って同様のことをした。そこで何回やっても力の入り方が違う。私の場合は100mmが使いやすい。あと何故か110の長い方は腰に来る。

同様のことをワットモンスターも言っていた。単独ロング220km

つまるところ、長さと角度は千差万別だ。だから何センチ、何度のステムを選ぶのかの最適解は無い。色々使って一番しっくり来るところに落ち着く。ただひとつ言えることはどのポジションで一番力を出したいかと考える。

私の場合はシタハンを握った時に一番力を出したいからそこに最適解を求める。カメラにレンズ沼という言葉がある。自転車にも同様にステム長、サドル高、サドル角度・・・と数値が変わるものは終わらない沼なのかもしれない。

どうりで、自転車屋が潰れないわけだ。