全ては己のバイアスの中に

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バイアス(ひずみ)が生む偏向

練習とはジェンガに似ている。12月からコツコツと積み上げてきた。三月に向けてだ。10分306W 5.2W/kg、その後5倍1本やったり、ゴーゴー練もやってた。今朝260W三分間持たなかった。ああ、またやられたなと。数字は正直だ。

無機質に正しい今の実力を伝える。毎度のことなので、起動修正のやり方はわかるが時間がかかる。熟考するとジェンガのように積み木が積み上がって行く。その癖は時にマイナスに作用する場合もある。明らかにおかしいと思うことに対し、対処できない事がある。

その『おかしい』の物差しは、自分の物差しであって、その人の物差しではないからだ。ようするに双方の物事の指針がズレてる。こういう場合、おかしいと思うことに対して起動修正させようとしても苦労する。今はそんなことに到底構ってる暇などない。

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都合のいいバイアス

人の思考には間違いなくバイアスがかかっている。代表的な例として『成功は自分のおかげ、失敗は他人のせい』という思考だ。皆自分が可愛い。例えばそれらの思考は二つに分けられよう『自分のせいだと思う』、『他人、環境のせいだと思う』ということだ。

成功した場合は『自分がよくやった』と考えるのに対し、失敗や負けた場合は『相手が強かった、自分の環境が悪い』と外的要因に責任転嫁する。結果として人の行いならばその人に原因があるとして関係づけ、自分自身の行いならば原因を環境や人に転嫁する。

朝練に遅れたりこなかったら、こう2通りの思考をする場合がある。自分以外のだれかなら『ああ、あの人いつも飲み過ぎや』とその人のせいにするし、言った本人がいざ遅れてしまった時の言い訳は『昨日遅くまで上司と飲んでて』や『今週は寝不足で』と外的要因に原因を求める。

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自分のバイアスは正常なのか

バイアスは誰しもが持っているが、ある人の悩みを聞いていてそう分析する。

結論としては、根本の『失敗』は自分以外に原因を求める。そして自分の失敗についてはより外、人に原因を求める。ようは都合がいいのだ。それらを踏まえて、全ては自身に原因と改善点がある。とし、今やるべきことをまとめる。

  • 金曜日の資格勉強の確保する→出張という言い訳で後回しにしていたから。
  • 大阪の仕事を軌道に→環境が変わっても同じ
  • 練習時間の確保と練習→チェーンリングが悪いのでかからないわけじゃない
  • 5時30に起きる→ネットしないで早く寝る
  • 週末に飲みに行く→唯一の今週の楽しみ ←NEW!!

無駄な争いや、ゴタゴタや悩みの種は徹底的に排除すべし。今やるべきことは自分の立てた目標に向かい邁進するのみ。ジェンガのように高く積み上げる。途中の一部品を抜かれても揺るがない土台を作る。

ケータイもそうだけどノイズが入ると電波が悪くなる。今はノイズを徹底的に削る。今日夜にもう一回五分五セットリベンジしよう。外部からの影響を非常に受けやすいが、どう受け入れ、対処するか最後は自分の気持ち次第だ。

その大事な自分の気持ちに”都合のいい”バイアスをかけてはならない。

行動意思決定論―バイアスの罠
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