糖質制限をスポーツ選手が取り入れても良いのか

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糖質制限に求めていること

私は糖質制限を自分自身の体で行い、どうなるのか試している。色々なエビデンスが出ては消えて行くが、自分自身でやってみて「このような結果だった」という体験が重要である。だからまずやってみて失敗すれば良い。

自分で試す前から、もっともらしい事をつらつらの言ってやらない事ほどもったいない事はない。そもそも運動を激しく行うスポーツの場合糖質制限をするとどうなるのか、実験と考察をすることにした。

発端はあの記事

先般のバイクジャーナルの記事で、別府選手が炭水化物を取らない事について疑問に思った。我々よりも「多くの運動量」が必要なのに、なぜ炭水化物を取らないのかと。ウェイトコントロールもあるだろうし、様々な要因が考えられるがその中でもなぜ、タンパク質を取って、糖質を取らないのか。

糖質に限っている事自体が、非常に興味深いではないだろうか。当時はたんぱく質から糖新生されることも知らなかった私は、「炭水化物が人類を滅ぼす」を読み非常に役に立った。あとは、姉が先般の糖質制限の実験を行った機関が母校だったため内容について質問してみた。するとこう帰ってきた。

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ごもっともである。ではスポーツ選手が糖質制限を行うとどうなるのか。そのエビデンスは世の中にあまりない。ならば自分でやってみようという事が発端だ。人体実験をする自由は他人から縛られたり、とやかく言われる事は気にせずやる。

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糖質制限をしながら運動をすること

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photo credit: chotda via photopin cc

私が糖質制限について考えている要素はいくつかある。ということは以下の内容について1つの記事を書きたいということである。

  1. 運動選手で糖質制限をしている人はどれくらいいるのか、またそれはナゼか
  2. 糖質制限をスポーツに持ち込んだ場合どうなるのか
  3. 炭水化物を取らないのにどうやって糖を作るのか(これは本で知見を得た)
  4. 自分でやったらどうなるのか
  5. どこまでやったらハンガーノックになるのか
  6. 最大パワーは落ちるのか
  7. 解糖系の運動(スプリント)に影響はあるのか
  8. 糖質制限の”デメリット”は何か

これだけの疑問があるが、それらの疑問が理解できるまではさらりと「糖質制限はいかん!」という事は言えまい。アタリマエのことなど現時点で「確からしい事実」であり、1年後にはどうなっているのかわからない。

運動選手で糖質制限をしていいのか

そもそも運動選手に糖質制限は必要なのだろうか。運動選手で糖質制限をしている人は実際にいる。糖質制限にもレベルが有るが、糖質を主食として摂取しないと言ったほうがしっくり来るだろうか。特に運動量が多いサイクリストやトレイルランナーとあれば炭水化物を取る事は必須(既存の見解では)である。

したがって、細かな情報は得ることはできないが、事実として一部サイクリストが糖質を”状況によってとらない場合がある”という事は非常に興味深く奇妙に映る。取らなくても大丈夫なのか自分自身でやってみると、案外大丈夫そうだというのが現段階での見解である。

これはこれで、ひとつの興味深い”糖質”に関する実例のひとつだ。プロ選手がある「条件下」において「糖質を取らない場合」があるという「意外な要素」と、一般人がやってみても特に目立った問題は起きない、という事実を自分自身で試せたことは楽しい。

むしろ血糖値が急激に上がらず、あまり食べなくなり、ウェイトコントロールにも役立っている。

糖質制限の根幹を忘れないこと

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photo credit: chotda via photopin cc

糖質制限の議論の根幹にあること、それは元々糖質制限とは「糖尿病患者向けの治療」であり、スポーツ向けに考え出された「パフォーマンスが上がる新しい食事法」”ではない”。この根幹を履き違えてしまうと、本質が崩れてしまうので注意したい。

忘れてはならないのは、糖質制限は糖尿病患者向けの治療方法として盛んに議論されているわけで、「アスリート向けに考案された新しい方法」ではないということだ。むしろあまり運動をしないただ単に「やせたい」という人向けに盛んに取り入れられている手法である

運動選手の糖質制限の実例もある

10時間も走るウルトラマラソンにおいて、日本の第一人者である鏑木さんの本から「糖エネルギーと脂肪エネルギー」の話が興味深い。先般当ブログでも紹介したが、どちらが燃料として優れているか(使いやすさは別として)説明されている。

競技は異なるものの、そのような方法がある事に感嘆した。確かに燃料の貯蔵量を考えると脂質を使うほうが(使いにくいが)その蓄えられている量は膨大であり、利にかなっている。しかし、糖質を使うほうが簡単で、細胞レベルで長い時間をかけてエネルギーとしてどちらを使うのか変えていかないといけない。

したがって、脂肪をエネルギーにする体つくりの話は、一日二日の話ではないという事も認識できた。

引き続き糖質制限をして私は走る

今後私自身を実験台にし、糖質を制限して運動したらどうなるのか実験をしていく。都度当ブログで紹介しますので、ブラウザの向こう側からお楽しみ下さい。なお以下の内容を引き続き実験していきます。

  • ハンガーノックになるのか
  • どこまで走れるのか
  • パワーは落ちるのか
  • 解糖系の運動に影響はあるのか

また、実際に糖質制限をしながら運動している人がいましたらFBページであれこれお話が伺えましたら幸いです。まずはやって、ダメならダメでいいのでまずはやってみて、どうだったという事が重要です。我々は「プロ」じゃないので楽しんで色々試してナンボです。