身を持って感じた「固定ローラー」の弊害

今週に迫った西日本チャレンジ。去年は散々な成績だったけど、冬の成果を試す機会。成果というほどの物は実はない。シクロで走り回っていたり、マウンテンで野山を駆け回っていたりと実際11月から2月までロードに乗らなかった。

おかげで回すペダリングが思うようにできなくなってしまったが、次第に慣れて行くだろう。

最近は4:50からのローラーと、早く帰れたら9時からローラーが日課になっている。一日の中で回復しながらも朝晩やるのは自分にあっているらしく朝と夜でかかり方が違うのも面白い。西日本チャレンジ前ということで上げておきたいが、軽くローラーにした。

20min upでじわじわ240Wまであげる。

10min 290W 5.06W/kg

最近はフォームを崩さず。体重は57.2kgしかし、パワーが出ない。この時期にしては出てる方なんだけど、まだ足りない。不貞腐れて三分だけ100rpm程で回す。メニューをこなして行くうちに、ふと固定ローラーの弊害が見えてきた。

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固定ローラーの弊害

固定ローラーの練習が一週間に締める量が多くなってきた。以前は全く乗らなかったローラーだけど間違いなく言えることがある。「自転車の操作が下手になる」こと。効率がよく目的の負荷をかけやすい便利な固定ローラーだが、その代償として失うものもある。

自転車は「不安定」な乗り物だ。スキーと共通する言い回しが通用するかわからないが「バランス」を崩しながら操作する乗り物と言える。バランスを崩したものを操作するイメージなのだが、元々「不安定」な乗り物を操る必要がある。

不安定をいかに安定に変える事が出来るかがまさにバイクコントロールなのではないか。そう考えると固定ローラーは筋トレの固定マシンに近い。筋トレの際にマシンを使う場合とフリーウェイトを使う場合がある。

マシンの場合はスポット的にある一極に負荷をかけることに特化している。例えば大腿四頭筋に特化している場合や、腸腰筋といったように。対して例えばバーベルを使ったフリーウェイトは全身の筋肉を綿密に連携させある筋肉に負荷をかける。

それぞれ、ある筋を鍛えるという到達点は同じだがそこに達するまでにバランス感覚だったり、筋と筋の連携を考えるとフリーウェイトが有利に思えてくる。フリーウェイトのようにバランスを保とうとする中で養なわれた筋肉と、マシンという安定の中で養われた筋肉とでは自転車を操ることを考えた場合、やはりフリーウェイト的な要素が必要になる。

3本ローラーの意味

レース会場に行き、会場を見渡すとそれぞれ固定を使っていたり、3本を使っていたりする。上位カテゴリの選手であればあるほど如実に見えるのがそのローラーの種類だ。ヒルクライムなどの場合は固定ローラーが大半である。対してシクロクロスの場合は3本をローラーが多い。

ロードやクリテリウムの場合は「自分が持ってるのはこれ」的な要素が強くあまり参考にはならない。

絶対的なパワーと心肺機能に特化したヒルクライムは正直シクロクロスのようなテクニックは不要だ。バランスを崩しながらもパワーが出ていれば勝てる。ただ、シクロクロスの場合はパワーもある程度は必要だが、不安定な泥の上で走らねばならない。

速さの種類を考えた時に、それぞれに特化した鍛え方があるが、ここまで書くと到達する結論がある。「3本ローラーの負荷付き」はある種最高のトレーニング装置と言える。ただ、Eliteの負荷付きも使い感じたことは、オールアウトするには固定の方が良い。

しかし、やりようによっては手すりなどを備えておけばギリギリまでもがけるだろう。

どのローラーが最適なのか

アラゴローラーが買える財力と部屋があれば良いのだがそうもいかない。Eliteの負荷付き3本ローラーが有力といえるが、なんにせよその「器具」を使い「何」を鍛えられるかを明確に理解する必要がありそうだ。確かに闇雲にローラーを使っても強くはなるがそれぞれの本質を理解して使うのとそうでないとではトレーニングのやり方も異なってくる。

今回は私が使って感じた固定ローラーと3本ローラーのメリットデメリットを書いたが、これらを使っている方のご意見も聞いてみたい。ご都合のつく方は是非、Facebookページ上のコメント欄で使用している感想やモデルを聞かせていただきたい。

私は負荷付き3本ローラーに行き着いたのだが、他にどんな意見があるのだろうか非常に興味がある。