「作業工賃」と「技術工賃」どちらを払っているのか

しばらくロードはいろんな人にメカを見てもらっていたが、結局やはり独立した村上メカニックに見てもらうことに。実は先代のTarmacまでは全部自分で組んでいた。トルクレンチやPBスイスのレンチやドライバーを揃えたりと、各種工具等機材好きの性だろうか。

正直自転車は組むだけなら誰でもできる。シマノなら相当適当でも組み上がる。ただ、そこから一歩踏み込んで細かなギミックだとか、ケーブルルーティングや、下処理、取り回しを考慮し始めるとメカニックによって「技術差」が出てくる。

仕事でもそうだけど、資格なんかよりも経験が大事だ。さらに重要なのは一緒に走れるメカニックかということと、物を大事にする人かどうか。村上メカニックは私の走りも見てるし、小さな細かいことに気配りができるO型のA型タイプだ。

ただ、ここまで書くと村上メカニックのステマ(宣伝であると消費者に悟られないように宣伝を行うこと)だと思われるので、少し書いておく。誤解を恐れずに書くと、ホイールの理論的な部分や経験はのむさんの方が秀でている。だから私はホイールはのむラボに持って行っている。オフロード(シクロクロス)油圧システムはリンゴロードさんへと、適材適所なのだと言える。

私もジャンルは違うが技術者の端くれで、飯を食ってる。その時に仕事を頼む相手に「技術」を求めるのか、「作業」を求めるのかで内容も異なる。もし同じ金額を払うのなら、より経験と技術がある技術者(メカニック)を選択するだろう。

やはり、同じ金を払うならパフォーマンスが高い方を選ぶ。パソコンを選ぶ時も同じ値段ならCPUが早く、メモリが多い方がよろしい。また、彼が展開している「出張修理」が便利だったので結構使わせてもらっている。利便性や時間を考えると、少しのチャージアップで家まで取りに来てくれるのは嬉しい。

ショップよりも少しばかり工賃は高いが、自宅までの行き帰りの移動時間や車のガソリン代、時給を考えると安いと思う。平日仕事でなかなかショップには持っていけないので重宝する。今忙しいらしく結構マシン待たされたけど、舞洲にバイクが間に合った。

サドルは0.5度単位、DHバーは1mm単位でBBから74.5cm、50mmサドル後退で調整してくれたことに感謝。彼の家は建具屋なので、測量の工具が自転車用じゃなくて、さらに正確な職人道具で測っている。この点も面白いポイントか。

私はメカニックに対して、総合病院的よりも、町のかかりつけのお医者さんのような存在を求めている。

村上メカニックの店