UCIツールド熊野に出場へ コラッジョ川西

三日間のステージレースUCIツールド熊野にコラッジョ川西が出場することになった。国内外はもとより海外からもプロチームが参戦するUCIのレースだ。国内からはTEAM UKYO、シマノレーシング、ブリヂストンアンカー、愛三工業、マトリックスパワータグといったトップチームが集結する。

それら国内最高峰のチームと同じレースを結成1年目のチームが参加する意味は大きい。特に昔から一緒に練習していたミッチーや、色々教えて頂いた栂尾プロのチームとあって熊野出場決定は非常に嬉しい。今回、偶然にもリカバリーライドに出かけたところ偶然にも遭遇したので、練習をご一緒させて頂いた。

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コラッジョ川西

メンバーは主に20代を中心とした若いチームだ。9名のチーム員からなり、栂尾プロが代表を務める。若く伸び代がある選手に活動の場を提供し、自転車に打ち込める環境整備にも余念が無い。結成1年目にして多くのスポンサーが着いていることからも注目度は高い。

UCI熊野を見据えた練習に私も混ぜていただいたが、すぐに着き切れしてしまった。カルチャーショックだったのは私の所属するチームと全く異なる練習方法だ。誤解の無いように前置きしておくと、どちらが良くてどちらが悪い、という話ではない。コラッジョ川西の練習は陸上競技のようなメニューと、ハイペースが組み合わされた練習だった。

私のチーム練でも使われる平坦のアップダウンのコースをいく度となくピストンする。掛け合いというわけではなく、とにかく高強度のハイペースを刻む。およそ6-7分の高強度で、私はだいたい4分ほどでちぎれてしまった。そんな中、ちぎれても諦めず追い込んだ走りをする選手。

「もう踏めないと思ったところからが練習だ」

と、代表の栂尾プロからゲキが飛ぶ。私もなんとか食らいつこうとするが、やはり着き切れしてしまった。私は2本でねを上げてしまったが、彼らはあと8本やるという。私は今まで「追い込んでいた」と思っていたレベルはただの思いこみだったようだ。さらに上のレベルの練習がそこにあった。

自転車の練習というと、私のように距離を乗ったり、坂を掛け合いしたりというのが定番だった。ただ、彼らは定めたレースの地形を考慮した「メニュー」をこなしていた。それは、陸上競技の中距離走の練習と似ている。限られた時間で、相当な高強度を繰り返し限界まで追い込む姿に、かける言葉が見つからない。

20代の選手で構成されるコラッジョ川西は、若さというアドバンテージを武器に今後も各地のレースで活躍していくことだろう。なにより今後、世界に羽ばたく選手が一人でも多くコラッジョ川西から輩出されることを期待している。

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