2016 MAVICが(また)3種類の限定ホイールを発売!

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MAVICは本当に「限定商法」が好きだ。おそらく今回の「限定商法(二度目)」もいずれは通常ラインナップに加わる、という話だろう。しかし「限定」と聞いて居ても立ってもいられないのが日本人だ。過去には「KSYRIUM 125」なんてホイールも限定商法で販売されたが、後にKSYRIUM SLRとして通常販売された。

どちらかというとMAVICは、PREMIUM感を煽って消費者の購買意欲を駆り立てる。MAVICは手を変え品を変え、そしてお得意のデカールだけを変え(まさにMAVICの御家芸だ!)て販売を続けてきた。そして今回は3種類の限定ホイールを販売するという。

今回限定販売されるのは「R-SYS SLR」「KSYRIUM SL PRO Exalith」「KSYRIUM PRO」だ。その「限定」と銘打った三種類を見ていこう。

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限定版 R-SYS SLR

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まずはR-SYS SLR 限定カラーから。デカールが変わった以外何も変更がかかっていない。ただ、今まで見慣れた丸いハブから新型肉抜きハブに変更されている。スポークは「Tracompカーボンスポーク」だ。おなじみR-SYSのチューブ状スポークはもちろん使用されている。リムはISM技術と4D Exalithブレーキ加工されたリムだ。

グラフィックは回転した時に綺麗に見える黄色の線が描かれている。現行のシマノC35等は似たようなデザインであるが、デザインひとつでここまでカッコ良くなるのはさすがMAVICである。重量は1295グラム。R-SYSはスポーク形状がとても太いため主にヒルクライムの用途が多いだろう。

なお、今回も前後異なるタイヤが付属している。前輪は特種なトレッドパターンを持つGripLink。優れた耐パンク性能と改善された保護ケブラー素材を採用している。後輪は、より柔軟なパンク耐性と、ナイロン素材、低い転がり抵抗を実現したPowerlinkのバージョンが装備されている。 濡れた地面でより効率的にトラクションがかかるトレッドパターンを採用した。

価格:€1,800(24万程)

限定版 KSYRIUM SL PRO Exalith

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限定版二つ目のモデルはKsyrium SL Pro Exalithだ。本モデルも同様にトラコンプカーボンスポークを採用している。ただしリアのフリーホイールの反対側のみ本機構を採用した。リムは従来と同様のISM 4Dを採用し、表面Exalith(エグザリッド)加工で雨天時のブレーキ制動に貢献している。

ISM4Dに採用されている技術は、非常に低い慣性モーメント備えることに成功している。合わせて軽量化も行われており、従来品よりも一定速度で4ワットの空力特性を向上させた。お馴染みのジクラルスポークで剛性と強度を備えている。重量は1355グラム。R-SYS SLRと同じイエローのグラフィックスを採用している。

価格は€1,390を予定。

KSYRIUM PRO

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第3の限定ホイールを紹介しよう(ついに下位グレードも限定商法化)。ミドルグレードに相当するのがKsyrium Proだ。今回ついにワイドリム化を採用した。モデル自体はオールラウンドにホイールである。カラーは黄色ではなく、鮮やかなメタリックレッドのグラフィックスを採用している。

こちらもタイヤが付属しており、25mmタイヤに適合するためにリムプロファイルを2mm拡張した。結果的にタイヤボリュームも拡張され、およそ18%エアボリュームを増加させた。 この幅広リムは、ISM加工4D(内寸17C)を採用、そしてジクラルの構成を踏襲している。年間を通してオールラウンドに使える価格と性能のバランスが取れたホイールといえる。重量は1475g。

まとめ:MAVICに見る限定の意味

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mavicというメーカーは限定カラーや、デカール変更といったあの手この手で既存のホイールの焼き回している。ただ、裏を返せばそれほど完成度が高いホイールを何年も前に作り上げてしまったと言っても過言ではない。もはやホイールの代名詞ともなったキシリウムだが、今後はカーボンクリンチャーも積極的に展開されて行くことだろう。

なお来季のマビックホイールのまとめは「新型MAVIC情報 KSYRIUM PRO CARBON登場!」にまとめているので参照されたい。やはり時代はワイドリムとカーボンクリンチャーにシフトしてきている。