本質を変えなければ、穴は塞がらない

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今夜も芝キャンバー区間を通り、砂利場をクリアして激坂区間へ。7分ほど登ったがなんかいつもより薄暗いのが強くて引き返す。また芝キャンバーを通る。何かおかしいなと思いながら走ると空気が抜けている。確か裏側からチューブレスタイヤ用のパッチで抑えたはずだが、と思うが耳を当てても空気は漏れていない。

家に帰ってシャワーでタイヤを濡らす。ボコボコと泡を立てて一箇所空気の漏れがあった。注意深く見てもわからないほどに小さい穴だ。およそ0.2ミリというか、空気を入れないと穴が広がらなくてわからないほどだ。そこから空気は抜けていく。大きな穴を塞いだのに、ほんの小さな穴から空気が抜けていく。

この事について、空気が抜けるという事実があるわけだが「原因」は同じだ。穴が空いているのだ。何が言いたいのかというと、私は穴の「大小」を気にしていた。本質的に解決しなくてはならない事は、空気が漏れる「穴が空いている」事で、問題は穴の大小ではない。漏れる原因を食い止めねば大きい小さいにかかわらず、なんら問題は解決しない。というわけですごく小さい穴だったので、アロンアルファで外から穴を埋めた。

今朝確認すると、穴はふさがっていた。しかし一度開いてしまった穴からまた空気が漏れる事も考えられる。予防策ではあるが、恒久対処にはなっていない。新品に変えないと元には戻らない。ただ、現状でも走り続ける事はできる。歪でもありながら回りつつけるタイヤは小さな穴だとしてもいつ何時破裂するかもしれない。

物事の本質的な対処は事例の大小ではない。問題となっている原因と本質を深く追わなければ、何度も同じ事を繰り返し空気は漏れていく。漏れていく空気は自由だ。空気を漏らさないためにはタイヤの根本を変えなくてはならない。

どうでもいい事でも深く考えても、やはりどうでもいいと思う時もある。ただ、悩むのではなく、考える癖は常に備えておきたい。

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