今月号の自転車雑誌に見る懸念感

今月号の自転車雑誌に軒並みTIMEの特集が組まれていた。タイムの作りの良さや、その輝かしい戦歴の中で何台もの名車を生み出していた。ベッティーニ、ボーネン彼らが乗ったVXシリーズは当時のフレームの最先端を行っていた。

そのフレームが昨年再販されたが、やはり今でも欲しがる人は多い。価格は五十万を超えるが完売だった。そう、昔のフレームがだ。今年はRXRのクロノが百万近い値段で再販される。こちらもプレミア度から行くとすぐに売れてしまうだろう。

ただし、TIMEというブランドのこれらを考えると少し不安だ。創設者の死後 、グループロシニョール傘下になった。生み出されたSKYLONはあまりパッとしない。新城幸也選手が乗っていたRXRSの勢いからZXRSの爆発的な人気(今ではさらに入手困難)と変移してきた。

私はZXRS、RXRS、VX、そして今回のクロノと乗ったが、ネット界隈や、実際の話の中で、復刻のほうが依然人気が高いところを見ると多くのサイクリストやタイム乗りは「まっとうな見解」をしているのだと思う。しかし、ショップは「売れるものを売る」ので、もはや売られていないZXRSやRXRが良いと言えない。

ただし、今この時代にSKYLON, ZXRS, RXRSが同時販売されたら、どんな見解をするのだろうか。様々な思惑と、各方面への配慮を考え、何が最良のフレームとするのかは個人の考え方に委ねられる。

ただ、車でも何でも改良が加えられた「後期」が良いわけで、フレームも同じだろう。細かなアップデートを繰り返し最良のフレームを作るタイムの魅力は私を魅了し続ける。今後もタイム以外は乗るつもりはない、というよりも結局戻ってくることがわかっているから。

あと、タイムにいろんなホイールを履かせたが、やはりボーラが最高に合う。20本以上渡り歩いてきて、飽きやすい私がここまで長く使ってるホイールはない。色々な組みあせでTIME x BORAは一つの結論だろう。そんなことを思いながら、また新たなTIMEフレームを探している。

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