【最後の軽量化】レース当日の「朝の儀式」について今こそ語ろう。

ざっくり言うと↓

  • 最後の軽量化に
  • デュムラン()
  • 1gでも軽さにこだわる選手たちへ

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「最後の軽量化」はレース当日の朝に取しきられる重要な儀式だ。自転車選手であれば一度は経験した事がある(はずだ)。そう、朝のお通じである。本記事を読んでいる方がお食事中かもしれないので、あえてマイルドな書き方と言葉を選びながら書き進める。 日本人の平均的なう○この量は、平均で1日150~200g程度といわれている。

シリアスなライダーであればあるほど、この200gは大きい。特にクライマーたちは1gでも軽く体を仕上げたいから、残留便の存在は死活問題になる。「最後の軽量化」で体重が55.0kgと54.8kgとではまったく印象が違う。バイク重量7.0kgと6.8kgとでは、バイクを持ち上げた際の印象も異なる。ホイールが1400gと1200gとでは全く違う。このように、たかが便、されど便と重量はバカにはできない。

だからこそ「残留便」の問題について、真面目に対策を考えてみたいと思う。

正直に言いたいことが2つある。1つ目はレース当日の朝の「お通じがどうであるか」が長年悩みのタネだった。というのも私は便秘がちなのだ。登りのレースの場合は特にその「存在」が気になる。「今日は良く出た!」という場合は、身も心も軽くスタートできる。しかしあまりお通じが良くないと、どこか無駄なモノを背負って走るようで、気持ちも心も重くなる。そんな状況に陥っていた時、一つのソリューションにたどり着いた。

3Aマグネシアという、お通じを良くする医薬品だった。

実は過去に、自転車の乗り過ぎで「ぢ」になってしま(2つめを包み隠さず記すことは勇気がいる!)いその時に便をゆるくするために、使用していたのがこの医薬品だった。経験してみないとあの辛さはわからない。有事の際に3Aマグネシアは思いのほか朝の便を助けてくれたのだ。しかし同時に、「これは、もしかしたらレース当日の朝使え・・・」とまたサイクリストの頭の悪い癖が出たのが、今回の記事である。

今回の記事は私自身を使った実験と、体験談で構成されている。お通じまでの時間や、飲む量を変えたことによる変化を記載してるが、これらは全て私個人の場合であり、使用する人によっては効果が変わることもご留意頂きたい。そして今回の記事は内容とモノがモノ(医薬品)だけに、使用に関しては各個人の自己判断、自己責任でお願いする。実際に使用して体調や問題があっても当方はいっさい責任を負わない。

ということで、やることも、結果もものすごく単純なので途中をはしょって、さっそくまとめだ(みんな乗鞍まで時間無いやろ)。

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まとめ:最後の軽量化に

今回の記事は、私自身が薬剤師ではないため込み入った話を一切書か(書け)ない。以下、私個人の体験談を記してまとめに入ろう。私は説明書に書いてある通りマグネシア「3錠」からはじめた。それでも「変化」があった。寝る前に水と一緒に飲んで寝たのだが、お通じのため起きてしまったほどだ。

そこで注意しなければならないことに気づく。

レースの開始時間に合わせて「何時間で残留便を排出できるか」が(マジでまじめな話)とても重要だ。時間をずらして3Aマグネシアを繰り返しテストした。自分の消化能力の傾向をつかめば、狙った朝の時間帯に一気に残留便を出せるようになる。だが、この3Aマグネシアはもろ刃の剣とも言える。便の傾向と対策をしっかり把握していないと、あのトム・デュムランの悪夢が思い出される。

2017年ジロ・デ・イタリア第16ステージで、トム・デュムランに起きたあの体の異変だ。突如バイクを投げ捨て、マリアローザ(!)を脱ぎ始め、GIANTのバイクを無残にも投げ捨てたあの事件だ。窮地を脱したが、ライバルたちに2分近くの遅れを喫し、総合2位のナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスターチーム)との差はわずか31秒だった。

このように、良くも悪くもレースをひっくり返してしまう可能性があるもろ刃の剣だから、傾向と対策をしっかり抑えておきたい。

そしてこの手の医薬品は癖になりやすいらしいというウワサがある。しかし3Aマグネシアのパッケージに書いてある通り「くせになりにくく」を信じるしかない。癖になるとは、どちらの癖になるのかはあえて深くは突っ込まないが、3Aマグネシアの使用は便秘気味の時と、決戦前日に飲むだけにしている。結果的に最後の軽量化は思いのほかうまくいってる。また脚攣り防止にマグネシウムが良いという事からも、一石二鳥の効果を期待している。価格も900円ほどと安い。

何度もしつこく申し上げて申し訳ないが私の場合は、だ。

便秘しがちでレース当日の朝苦しんでいる人は、自分自身で試してみても良いかもしれない。「3Aマグネシアはものすごい効果で残留便がすべて出尽くしました」というキャッチーな記事を書きたかったところではあるが、「便秘しがちな私がレース前日の夜に3Aマグネシアを飲んだ」というだけである。

なお、ドーピングの懸念もあるが(公財)日本水泳連盟アンチ・ドーピング委員会の「日本水泳連盟所属競技者<いつでも使える薬の例>(2018年1月1日から2018年12月31日まで有効)」において、「便秘治療薬…便が出ない(お腹がはる・痛い)」の欄に3Aマグネシアが、いつでも使える医薬品として記載されている。

https://www.swim.or.jp/about/download/atdp_05_2018.pdf

限界まで体を絞ってきたサイクリスト達にとって、レース当日の朝に行う「最後の軽量化」は勝負を分けてしまいかねない。どのような状況下であっても自転車選手は、最後の最後まで出し尽くして、すべてを振り絞らねば満足ができない生き物なのかもしれない。

今週の乗鞍の健闘を祈る。

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