一時は優勢に見られていたヒラリー・クリントン氏を支持する声も、大統領選挙当日となった今日は全く異なる展開を見せた。一日中大統領選挙の話題で持ちきりだった。大統領にはドナルド・トランプ氏が当選した。その数時間前、遠く離れた日本の大阪は地下鉄御堂筋線内でおっさん2名の大統領選の会話が「さすが関西人」と思わざるにはいられないやりとりだった。
「トランプ勝つと思っとったわ!」
「そりゃ手のヒラリー返しやな!」
御堂筋線のおっさんの会話のレベルが違う方向で高すぎて、思わずツイートする昼。— ITさん (@FJT_TKS) 2016年11月9日
まさにボケとツッコミ、王道そのものである。なお普通のスタンダードな関西人のおっちゃんだ。おそらく発した本人はヒラリー・クリントン押しだったのだろうか。開票当日、ドナルド・トランプ氏の勢いを見てまさに手のひらを返しての発言だったのだろうか。今回の大統領選挙で大阪のおっさんが一つの名言を生みだした瞬間だった。
「手のヒラリー返し」
あのおっさん二人の会話は、二人の間だけのダジャレではなく、ネットスラング用語として受け入れられるのかもしれない。おそらく、今夜の居酒屋では、大統領選挙の話で花が咲くだろう。そこでおっさん連中のボケとツッコミでこの名言が聞こえてきそうだ。
こんなふうに、どんな時でも笑いに変えてしまう関西人のように、米国新大統領も多くの人を笑顔にするような政策にぜひ取り組んでほしい。そして、当選したからといって、公約に背く様な手のひらだけは返さないでほしいものである。いや、このトランプ氏の場合そのほうが世界的に幸せになるかもしれないな。。。