photo:エリートさん
最近ロードでもクオリティの非常に高い写真がすぐに放流される。同じタイム乗りのエリートさんから頂いた写真。写真という空間を切り取った情報は様々なことを想像させてくれる。写真とは「一瞬」という時間を切り取ることのできる唯一の道具。人間が時間を切り取り、操作できる不思議な機械だ。
最近、あれもこれもやろうと思ってしまう。しかし人間はマルチタスクができない。一見マルチタスクのように見えてもそれらはシングルタスクで処理される。目の前のことを一つづつ、1日という限られた時間の中で処理をしていく。一見地味だが、それ以外の方法で人間が物事を処理するのは不可能だ。
人を使えば確かにマルチタスクになるかもしれないが、自分のための事、やらなくてはならない事を人に代わってもらうことは出来ない。「自分の代わりにきついメニュー消化してください。」と言っても自分の糧になるわけではない。
自分に返ってくるやるべきことは、全て自分の行動と、自分の意思決定よって生み出される。もしかしたら、他人のあなたへの思いは、あなたへのためではなく、言っている当人のためである場合ある。その思考のバイアスをよく見抜き対応するかしないかを決める。
誰のため?ひとのため?自分のため?得るのか、与えるのか、悩むが、人生はむやみにあれも欲しい、これも欲しいと得ることよりも、多くを人に与えることのほうが、より人間としての深みが増していく。