写真は全てレースのコースや眼下に見える日本海と越後平野。
実のところ、一時間の登りは耐えられない。乗鞍ヒルクライムは職人の世界だ。私には到底真似できない世界である。全国からツワモノが結集し、プロも驚く軽量化された機材がふんだんに投入される。
昨年試し参加した新潟ヒルクライム。実家に帰省がてら、田舎の実家から十分そこらで大会の集合場所に着く。小学校の遠足はこの山を登った。自宅の自分の部屋から毎日見ていた山で、自転車ブームの波に乗りまさか大会が開催されるとは夢にも思うまい。
実業団の魚沼もあるが、家から遠すぎた。さらに翌日夜勤がある為DNSとした。新潟でのレースは今年最後だろう。
今、大阪から東京を経由して燕三条駅へ片道700km。飛行機だと往復64000円、新幹線だと往復42000円の遠征費は、通常の5-6倍になる。それでも、苦手な登りのレースに出たいと思うから不思議だ。
というか、最大の理由は参加費に対する参加賞や頂ける食べ物のパフォーマンスが、参加してきたレースの中で一番良いからだと思う。少し運営気になるほどだが、地元や県のバックアップが強いのだろう。
山頂で使える売店の引換券と、大会マスコットのダイロ君T、そして昼飯付き、さらには地元温泉の入浴券が参加すれば着くのだ。レースとしては、乗鞍の裏番組ではあるが、私は好きなレースである。
大阪から新潟ヒルクライム出る人はおらんやろうけど、そこにロマンがある。それぞれ、開催される大会に思いがある。明日は乗鞍に出る人も、新潟に出る人も一年に一回のイベント。お互いに、ベストを尽くしましょう。
売り上げランキング: 966