オープン当時から足繁く通っているカフェマンナが、バリアフリー化のためにクラウドファンディングに挑戦している。10年前にオープンした頃たまたま練習の帰りに見つけて飲んだ1杯に衝撃を受け、それ以来足繁く通い続けている。
バリスタの長田夏季さんは、コーヒー鑑定の全国大会であるジャパンカップテイスターズチャンピオンシップにおいて準優勝、その後は大会審査員も数多く務めている正真正銘のプロバリスタだ。
だからこそ長田バリスタの淹れるコーヒーに衝撃を受けたのだが、だからこそ恐れ多くて当初ロードバイクで行く人は少なかった。しかし、いまではサイクリストのほうが多い日もあるという。
というのも、サイクリストに理解があり、夏場はキンキンに冷えた水をボトルに入れてくれたり、塩分が入ったアメをプレゼントしたり、ピチピチの汗だくジャージでクリートをカツカツ鳴らせながら歩いて入ってきてもウエルカムで迎え入れてくれる。
クラウドファンディングの内容は、テラス席のバリアフリー化と修復だ。10年が経過しテラス席の床の木材は雨風の影響でめくれ老朽化していた。今のテラスには段差や、板の亀裂が生じており、車椅子のお客様にとって完全なバリアフリーではない状況になっている。
このテラスを復活させ、コーヒーを愛する全ての皆様に心地よく過ごして頂ける場を改めて整えたい、というのがクラウドファンディングの趣旨だ。
ロードバイク乗りには嬉しい情報として、バリアフリー化がメインなのだが新しいサイクルラックを設置する予定だという。ただ、最終目標の100万円まで残り36万円ほど足りず、残り数日を迎えた。私自身も必ずお世話になる&自分が使うであろう、新しいサイクルラックを設置してほしいとう思いからクラウドファンディングに賛同することにした。
返礼品は数多くあるが、あえて私が選んだのは「Cafe mannaオリジナルカフェオレベース3本セット」だ。実際にお店で試飲したのだが、スペシャルティコーヒーを使用し満足感のある味わいながら、スッキリとした後味をイメージしてが長田バリスタ焙煎配合した特別な商品だ。
カフェオレベースは、お好みの濃さに牛乳やプロテインを割って楽しめる。カルピスの原液のように4倍希釈がおすすめだ。
通常は1本辺り1,650円+送料がかかる。クラウドファンディングで購入すると、特別に3本セット(4,950円)+箱代+配送代全て込みで5000円だ。明らかにお得なので、この商品を購入し、老朽化したテラスの回収費用に充ててもらう、という一石二鳥という作戦だ。
いっその事、何度もクリートで歩き回ったテラスの修繕費用を肩代わりして、サイクルラックをプレゼントしたい気持ちもあるが、それはお門違いな話だ。陰ながら、10年以上美味しいコーヒーを淹れてくださったカフェマンナに感謝しながら、微力ながら修繕に協力してみることにした。
残りの募集締切は今月4月29日までと、あと数日だ。しかし、まだ最終的な目標金額には届いていないが、様々な手段や条件でお店に来る人達に、美味しいコーヒーを淹れたいという願いが叶うことを願っている。