2月13日に開いた決算説明会で島野泰三社長は「過去2年間であまりにも多くの自転車を作ってしまった」と話した。
Access Denied
22年12月期は売上高、純利益ともに過去最高を記録したが、2月13日に発表した23年12月期決算では、売上高は前年比24・6%減の4743億円、純利益が前年比52・3%減の611億円だった。
連結経常利益は前の期比41.5%減の1033億円に落ちこんだ。24年12月期も前期比29.4%減の730億円に減る見通しだ。
自転車部品のエリア別の売上年間比でみると、北米が-35.9%、欧州が-35.3%、台湾が-24.9%、日本が-14.0%だった。海外は3539億8500万円、日本市場は106億9400万円だった。
釣具の売上高は海外が716億3400万円、日本が375億9200万円だった。シマノの売上を見ると、最も規模が小さいのが自転車部品の日本市場のようだ。釣具用品の日本向けよりも少ない。
日本市場においては、円安による完成車価格の高騰や消費者の買い控えの影響を受けて店頭販売は低調になっており、市場在庫は高めに推移しているという。
クランクリコール問題では、集団訴訟を起こされておりシマノから公式に声明が発表されている。
市場の低迷、値上げ、円安、機材高騰など日本の自転車界には明るくない話題だが、世界に誇る日本の企業としてどうにか踏ん張ってほしい。というか、はやくXTRの新型出してください・・・。
Access Denied
リンク