わずか1秒!ハンドルセンター出し、レバー左右対称を一発で!

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見てもらったほうが、話が早い。

こうやって、こう。

ハンドルセンターが一発で出せる。今回の記事は以上だ。と、言ってしまうと味気ないので時間がある方は読み進めていただきたい。このツールで行えることは以下の2つだ。

  1. ハンドルセンター出し
  2. ブラケット左右対称出し

私はバイクを頻繁に変える事が多いのだが、ハンドルセンター出しとブラケットレバーの左右対称出しを行う際、目視と実走をしながら調整し膨大な時間を溶かしていた。

これまでは、「フォークとハンドルを合わせる」や「フォークとハブを合わせる」といったやり方をしていたのだが、どれも「センターが出た」と確実に思ったことは一度もなかった。

そこで、ドイツ製のKAS Tool Gabelknecht FATを使うと途端に調整がラクになる。

タイヤセンターからずれている。

目視で合わせたセンターは1mmほどセンターからずれている。

タイヤセンターに合わせた状態。

ハンドルをほんの僅かに調整し寸分の狂いなくセンターが出せるのだ。そして極めつけは、レバーの角度を左右対称に出せる。

レバーの内側の入りを調整可能に!

レーザーが固定されている上部の土台部分(メジャーの14.4mm付近)が中央であるため、メジャーを使って1mmレベルでブラケットの調整が可能になる。これまでブラケットも目視で調整していたが、ハンドルセンター出しと同時にブラケットを左右対称に調整できるようになった。

ハンドルバーに引っ掛けて使用する。

KAS Tool Gabelknecht FATが優れているのは単純ながら考えられた構造にある。

  1. カメラの三脚原理
  2. センタリング機能

ひとつ目は、三脚と同じ原理を使用して3点でバランスを取っていることだ。ハンドルを2点で支えつつヘッドチューブを1点でささえる。さらに、ヘッドチューブ側にはY字の構造が自動的にセンタリングを行える仕組みになっている。

センタリングも自動的に行える。

3点でバランスを取りつつ、センタリング機能で確実なハンドルセンター出しができるのだ。

この手のレーザーツールは、「thingswecre8」や「SuperB TB-HD05」が存在しているが、どちらもツールを固定する際に「ハンドルの真ん中にツールを取り付ける」という、根本的な調整がそもそもうまくいかない。

ハンドルセンターを出す前に、ツールをハンドルの真ん中に設置するという難点が必ず生じるのだ。

ハンドルバーに引っ掛けて使う。

ツール自体をセンターに取り付けるのにも時間がかかり、確実にセンターと言い切れる自信もない。しかし、KAS Tool Gabelknecht FATならば3点支持と自動センタリングで確実に調整することができる。

レーザーの角度を変更できる。

レーザーの角度も調整できるため、タイヤサイズ問わず調整する事が可能だ。私はマウンテンバイクでよく転んでハンドルが曲がってしまうため、このツールは必須だった。

三脚と同じ原理だ。

価格は247,90ユーロ、送料がDHL使用で29,50ユーロだ。価格は高いかもしれないが、私はこれからも何台ものバイクを乗るだろうし、センタリングのために無限に時間を溶かしていたことを考えると安すぎる。これから先、センタリングに費やす時間が無くなったのだ。

ドイツ製。KAS Tool Gabelknecht(フォークリフト) FAT

製品はドイツ製でr2-bikeが独占販売している。個人のみならず、多くのバイクを組むショップは必需品と言えるだろう。ハンドルセンターやブラケットレバーの左右対称をカンタンに出したい方はKAS Tool Gabelknecht FATをぜひ使ってみてほしい。

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