まったく自転車に関係ない話。
久々に多くの同期に会った。
双子の子供が四歳になって今二人目が一歳、すっかりお父さんになってた。
八年ぶりに会った同期で結婚した仲の良い友人女の子はもう、女の子ではなくて、すげぇ落ち着いて、お母さんになってた。クラブ通いしてた頃の面影は無く話し方も、落ち着いて女性って感じだった。子供はもう四歳で、下の子が一歳。新入社員の頃仕事が終わると、新入社員研修があった渋谷近辺で終電近くまで飲んでいた。
27-28歳でマンション買って、三十代で、東京転勤して、売ってまた買ったとか聞くと、もう違う会社の話を聞いてるようで良くわからなくなる。
一回生活水準あげると下げられなくなるらしい。それって、気の持ちようなんだろうけど、たしかにそうかもしれない。
いつか梶が切られるであろう今後の仕事の身の振りの話をする。決して自転車を中心に考えてはいけない。ただの真剣な趣味であるが、本業の仕事ではない。でも、やるからには一生懸命やる。何でも中途半端なのはいけない。
天秤にかけたときに、仕事を取るのがリーマンだ。
いつか自転車を乗れなくなる日が来るかもしれないが、それも致し方ない。まぁ、飯食ってけないと、自転車もくそもないからな。
久々に、同期達の今の近況を聞いてやりたいことはできなくなったけど、子育てや家庭がどうのこうの、と言う話と、やりたいことをやりたいだけやって、アホみたいに自転車に乗る自分を比べる。
これ比べるのは、そもそも同じ土台の話しちゃうわなと。でも、健全に生きてたらこうなってたかもなと、周りを見ると思う。
隣の芝は青々としている。恐らく良いことばかりではないのはわかっているが、なんか人としての健全さや、全うな人生的な要素は彼らの方が勝っている。
人生~が全てではないと、~に入る言葉を良く聞くがそれは実現できないが故の諦めと、どうしようもない現実を認めたくないのだろう。
都合良く考えすぎではなかろうか。
まぁ、なんか今回色々思うところがあった。
新入社員に講釈垂れてきたが、結局ロマンに絡めた〆の言葉はしなかった笑
四時間近く話してたので最後の方はあんまり覚えてないけど多分こんなことをいった気がする。
知らないことは、知らないとはっきり言うこと。無知なことは恥ずかしいことではないので、間違えても良いから自分の考えた答えを出すこと。答えが出るまで考えると何かしら答えが出るよ、と話した。
自分で発信すると、間違っている、正しいにかかわらず何かしらリアクションが有るので、主体的に発信すること。その時に建設的に間違いを正してくれる先輩や考えを誘導してくれる友人がいるとなお良いので同期を大切にしてくださいと話した気がする。
偉そうな事をいう歳になったもんだ。オサーンだね。
最後に何か読んどいたほうが良い本を聞かれたので、
「アンドリュー・タネンバウムのコンピュータネットワーク」と言ったら、「それもう絶版です」と言われた。
まさに時の流れは速い。同期のプライベートと同様、自分のバイブルが絶版とは、これまた光陰矢のごとしだ。
こっちもおすすめしといた。
まぁ、そのた色々。
あと、ネットとテレビは馬鹿になるから、やるなと最後に〆ておいた。
まぁ今の時代厳しんだろうけど、なるべく遠ざけて、本とか、会社以外の人と関わったほうが良いよと、話した。
私も、いつの間にか歳をとったものだなとしみじみ思う東京出張だった。