NiftyとSo-netのwimax回線を速度比較してみた

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NiftyとSo-netのWimax回線

3月で毎年Wimax回線を解約して、またWimaxの別プロバイダにするという事を繰り返しているわけですが、たまたまWimaxの回線を2回線契約している最中でしたので色々実験しました。

nifty wimaxのtracert(当ブログまで)

まずはNiftyの回線で当ブログまでのTracertです。Wimaxに共通して言えることは非常に遅延が乗ります。100msとかFPSやる方にはもう致命的なRTT(往復遅延時間:信号を発してから応答が返って来るまでの時間)ですが、私はネットでメールとブログ書くぐらいなので気にしません。なお、光回線のRTTは10ms以下です。

1 <1 ms <1 ms <1 ms 192.168.100.254 2 88 ms 109 ms 114 ms 119.107.194.1xx 3 90 ms 132 ms 114 ms 172.30.67.2 4 94 ms 119 ms 119 ms 172.30.67.1 5 93 ms 119 ms 114 ms 133.160.121.165 6 98 ms 119 ms 119 ms 133.160.100.5 7 93 ms 119 ms 124 ms 133.160.100.46 8 118 ms 124 ms 124 ms 202.219.160.38 9 103 ms 124 ms 124 ms gi4-0-0.gw1.nrt2.asianetcom.net [202.147.1.49] 10 112 ms 119 ms 124 ms ge-0-0-0-0.gw3.nrt5.asianetcom.net [202.147.1.54] 11 100 ms 119 ms 124 ms CDF-0008.asianetcom.net [203.192.149.70] 12 99 ms 122 ms 115 ms 141.101.116.37

自宅からおよそ12ホップで当ブログまで到着できるようです。

So-net Wimaxのtracert(当ブログまで)

まずはso-netの回線で当ブログまでのTracertです。遅延は100ms程度乗っていますが、ホップ数が14です。簡単に言うとniftyよりも遠回りしています。ざっとTracertの情報を見るとkddiの網へ入っています。

あるところから”ix-ote207.int-gw.kddi.ne.jp”と帰ってきました。これはoteという事から東京の大手町のixでしょう。ixはインターネットエクスチェンジと呼ばれるプロバイダさんが皆で使っている、でっかいレイヤ2スイッチの集まりみたいなものです。

1 <1 ms <1 ms <1 ms 192.168.100.254 2 83 ms 84 ms 114 ms 119.107.206.2xx 3 88 ms 109 ms 114 ms 202.213.198.102 4 91 ms 114 ms 99 ms 202.213.198.101 5 92 ms 119 ms 119 ms ote-01Te7-3.net.so-net.ne.jp [202.223.117.201] 6 101 ms 119 ms 119 ms 202.213.197.101 7 80 ms 119 ms 119 ms 125.29.26.93 8 91 ms 114 ms 119 ms otejbb206.int-gw.kddi.ne.jp [118.155.197.130] 9 97 ms 114 ms 119 ms ix-ote207.int-gw.kddi.ne.jp [106.187.6.94] 10 97 ms 124 ms 124 ms Te4-1.gw2.nrt2.asianetcom.net [203.192.129.61] 11 97 ms 124 ms 124 ms gi4-0-0.gw1.nrt2.asianetcom.net [202.147.1.49] 12 92 ms 79 ms 124 ms ge-0-0-0-0.gw3.nrt5.asianetcom.net [202.147.1.54] 13 171 ms 199 ms 199 ms CDF-0008.asianetcom.net [203.192.149.70] 14 177 ms 206 ms 212 ms 141.101.117.37

niftyに比べて2ホップ多いです。これはプロバイダの通信設備の違いなどが考えられます。プロバイダによって全国に自前のネットワーク回線があるかないかによっても違いますし、sonetのように一度東京のixに集約している(ようにみえる)場合もあります。

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Niftyの勝利

通信回線はNiftyが良いです。おそらくですが、Niftyの場合は遅延の乗り方を見ると、自社ネットワーク内でやりくりしてそうです。対してSo-netは一度全ての通信を東京の大手町のIXに集約してそこから各地へ飛んでいそうな経路です。

通信経路はプロバイダのネットワーク装置の規模によって違いますが、So-netは東京で契約するならばお勧めです。大阪の場合は、大阪から一度東京IXまで行かなくてはならないのでその分通信遅延が乗ります。よって速度がNiftyよりも経路によっては劣る場合があります

Niftyをそのまま契約していたほうが良かったのですが、ネットの回線は0.6~0.8Mbps程出ていれば問題ないので、今回は値段で決めました。私は音響カプラを使ったパソコン通信、32kbpsのダイアルアップ、ADSLと使ってきましたが、正直0.6~0.8Mbpsあれば問題無いと思っています。

以上Wimaxのお話でした。

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niftyの速度測定

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So-netの速度測定

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WS000171

WS000172
だいたいの通信の知識はこれで付きます。

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