Power2MaxとQuarqの比較
上記の装置は業務用のエルゴメーターCyclus2 RecordtrainerですこのCyclus2を用いpower2maxの出力を計測したデーターについて紹介します。cyclus2は一定の出力をかけ続けるエルゴメーターです。用途はロードバイク出力測定用の大型の業務用マシンです。
Power2Maxの測定精度テスト
早速測定結果を見て行きましょう。室温20度における実験です。
cyclus2(平均ワット):P2M(平均ワット)
- 150:151(0.6%)
- 200:199(0.5%)
- 250:249(0.4%)
- 300: 296(1.33%)
Power2Maxの測定精度はある条件下においては優秀と言えます。誤差は1%以下におさまっています。すべて低めに出ています。続いてQuarqの場合を見ていきます。
Quarqの測定精度テスト
同様に、cyclus2を使用しquarqをテストした別データです。歪みゲージで影響を受ける気温が書いていないので同条件とは言えませんが高精度でデーターが推移しています。精度はQUARQのサンプリング数が影響しているのでしょうか。
cyclus2(平均ワット):QUARQ & ROTOR QRINGS TT (平均ワット)
- 140w:143w (2%)
- 180w:180w (0%)
- 220w:220w (0%)
- 260w:261w (0.3%)
- 300w:301w (0.3%)
双方測定精度に遜色ない
今回の実験データーは価値のあるものと言えます。なぜなら、PowerTapを用いた測定ではなく、業務用マシンをベースにした測定です。精度、買いやすさ、メンテの容易さ、幅広いラインナップを考えるとQUARQです。しかし、どちらも実用に耐える良い成績といえます。
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