ウィキペディアを見ると、
馬力(ばりき)は仕事率、工率の単位である。名前の通り、元々は馬一頭の持つ力を1馬力と定めたものであった。今日では、ヤード・ポンド法に基づく英馬力、メートル法に基づく仏馬力を始めとして、各種の馬力の定義がある。国際単位系 (SI) における仕事率、工率の単位はワット (W) であり、馬力は併用単位にもなっていない。
意味不明・・・。
自転車に置き換えて考えてみます。
■馬力の保つ意味
のまえに、トルクをおさらいすると、瞬間的に掛かる力(加速)と置き換えられます。一瞬なら「MP1000W超えるぜ!」って人は多いですが、「なら10秒1000W」出してみろよ、といわれるとそういない。「じゃぁ、トルクを維持する事でどの位仕事を行なえるのか?」を表しましょう、と考えだされたのが馬力です。
皆が好きな自転車で例えることにします。
ローラーでも実走でもいいので、ある決めた時間(ここでは10分)あたり、どれだけ重いギア(54x11)を踏んで、どれだけ遠くまで逃げれたのか?を表す事を、お馬さんで例えると、何頭分でしたか?ってのが馬力です。
馬力=ペダルを踏む力xケイデンス
ということになります。上記の運動を実際にやるとどうなるん?というと単純にスピードが上がります。
■ここまでのおさらいと、パイオニアPMで出てくる”フォース”。
パイオニアペダリングモニターでフォースって出てくるんですが、フォースとはなんや!?と言う事になりました。実はここまでの話でフォースの話は出てきていて、トルクは瞬間的な力と先ほど述べましたが、「瞬間的な力=フォース」です。
パイオニアPMの校正の際にフォースという話が出てきますが下死点の時点でフォースが0であることを確認しますので、このことなんだなと思い出してください。
なお馬力の話をすると、定数(0.0014)を本当は掛ける必要が出てきます。
その話は以前しました。
世界の楕円リングと性能比較
トルクとワットとクランク長
次は、馬力とトルクについて見ていきます。