SHIMANOのフィッティングシステムとパワーメーター

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シマノのパワーメーターはフィッティング用途

シマノが開発したフィッティングの為のシステムがある。SHIMANO DYNAMICS LABのbikefittingシステムだ。まず、単体のパワーメータではない。フィッティングシステムの解析システムの一部としてパワーメーターを搭載している。

本システムは、ペダルのどの部分を踏んでいるがわかる機能を搭載している。一瞬ペダル式かと安易に考えてしまった。しかしペダル式ではなくクランクが特殊な構造になっている。

見ていくと、パイオニアペダリングモニターに更にプラスαされた解析方法が盛り込まれている事がわかる。

Shimano-Dynamic-Fitting-system-pedals

パワー計測方法を探る

ペダル式(クランク式の可能性もあり)でパイオニアペダリングモニターのようにマイナス方向の力も測定できる。私が注目したのは、三次元で表されたペダリングがベクトル表示された場所だ。

3DCADでモデリングした物体をグリグリ動かせる。同様のことが上記のペダリングのボックスでできると推測する。X,Y,Zの座標を示す指標もボックス内に存在している為可能性は高い。

Shimano-Dynamic-Fitting-system-pedals-2

パイオニアペダリングモニターはペダリングを横から見た時の踏み足、引き足を可視化できる。本システムの場合、どのペダルシャフト部分を踏んでいるのかが可視化できる。三次元上のボックス内では垂直に踏めているかが表示できる。

もう一つわかる事がある。、ペダリングをどれだけ分解しているか。パイオニアは30度毎にペダリングを分解していたが、このシステム上では15度分割になっている。

Shimano-Dynamic-Fitting-system-pedals-3

センターを軸として、力の分散具合も可視化できると推測できる。

シマノからパワーメーターの発売はあるか

シマノが、このフィッティングシステムからの技術流用し、パイオニアペダリングモニターの更に上をいくパワーメータはリリースされると予想できる。海外のメーカシェアは依然として高い。しかし技術立国日本から新たなパワーメーターの発売に期待したい。

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