パイオニアペダリングモニターのサイコン側でしか表示できないトルク表示について。
画像にもある通り、トルク表示と、ベクトル表示を切り替えることがサイコン側では可能だ。
ベクトル表示は今どの方向に力が向いているのか?を、確認することができるが、トルク表示はどの位置において、トルクがかかっているかを表示することができる。
表示のされ方としては、一番力がかかる箇所において、赤い台形のグラフィックが出っ張る、という表示がみてとれる。
ペダリングにおける力の大部分は、1時から6時の間でかかっており、
例えば上の画像ならば、3時の位置で一番トルクがかかっていると読み取れるわけだ。
気を付けなくてはならないのは、放線、接線の方向の話とは異なり
『どこでトルクが一番かかっているか』のみ知ることが出来るのであって、ペダリング効率の話とは別に考えなくてはならないということ。
まとめると
トルク表示
クランクの回転上、どの位置で一番トルク(踏む力)がかかっているのか?ベクトル表示
クランクの回転上、各角度において放線、接線どの向きに対して、力のベクトル(力の方向)が及ぼされているのか
を示す。
従って厳密なペダリング解析をするならば、双方の内容をそれぞれ加味し、ペダリング解析を行う必要がある。もしかしたら人間側が賢くならないといけない程、パイオニアペダリングモニターの機能は秀逸といえそうだ。
使っていると地味にすごいことだと使、思うのだ。
楕円チェーンリングの効率の話し書こうと思ったら長くなったので次いきます