「パイオニアペダリングモニターモデルZ アルティメットシルバーァァァァ嗚呼あ!」というなんやらカッコイイ名前に昇華した新型のペダリングモニターが発表されました。先日新型アルテグラR8000に対応したばかりのパイオニアペダリングモニターですが、年末商戦に合わせて新機能を投入してきた模様。
その新機能とは・・・「スプリント検出機能」です。スプリントを検出して、出力の計測を1秒ではなく0.5秒毎に行うというもの。なんだそんなもんかよ・・・、と思いますがゴール前を争うスプリントのデーターの計測解像度が上がることによって、今まで取りこぼしていたMAX
パワーも測定できるかもしれません。
スプリントトレーニング以外にも、30秒インターバルを行う際にも使えそうで、地味に使える機能かもしれません。その新型機能を見ていきましょう。
PIONEER PEDALING MONITOR TYPE Z ULTIMATE SILVER
わざと英語したわけではないですが、名前は長いほうがかっこよく聞こえます(謎。新たに搭載されたスプリント検出機能とはどのような機能なのでしょうか。そもそもスプリントの際は一瞬の間に高い出出力が続きます。通常の20min SSTの場合は、波のない凪のようなデーターですが、スプリントの際はノコギリのように荒れ狂ったデーターが取得できます。
通常のパワー測定は1秒毎にデーターが記録されていますが、実際にサイクリストが生み出す出力と、ペダリング動作はアナログなので状態の継ぎ目がありません。ということは1秒毎の1.1秒目、1.2秒目、、、1.9秒目で発生させたデーターは取得できていません。
もしもこの間にスプリント時のMAXパワーを発生させてMMPが更新されていたとしても、計測されていないわけですから、実際の記録として残りません。そこで「スプリント検出機能」です。
スプリント区間の走行データを自動で計測、スプリント中は1秒間に2回データーを検出し記録します。ペダリングの動きが従来の2倍の情報量で記録されることで、より詳細な解析が可能に。どうやってスプリント検出を自動化しているのかというと、元々備わっている機能「リアルタイム・インターバル・インテンシティ」が90%を超えると自動的(MMP10秒、30秒のパラメータが基準)に測定を開始します。
スプリントデーター検出時には10秒、30秒の平均パワーをSGX-CA500に表示され、開始30秒から1分の間SGX-CA500に記録しされます。この機能はスプリントのみならず、個人的に行っている30秒インターバル走で十分使えるのでは?と期待しています。
何より、単なるパワーメーターからよりいっそう進化した「パイオニアペダリングモニタータイプゼットアルティメットシルバー!!!」(←言いたいだけ)から目が離せません。で「Z」ゼット・・・と連想するのはVXRS、RXRS、ZXRSとバージョンが上がってきたTIMEフレームですが、Zまでたどり着いたパイオニアペダリングモニターの次の一手とは・・・。来年あたりもしかしたらびっくりするようなニュースが飛び込んでくることを期待しています。
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