富士ヒルの天気が怪しい。
直前ということもあり、ナーバスになっている友人が多い。とはいうものの、レースは実力以上のことはできないわけだし、悩んでもしょうがないので今まで積み上げてきたものを無駄にしないような取り組みが必要だ。
身体面では体調を万全にする、機材面ではトラブルを無くすということに尽きるが、具体的にどうすればいいのかという部分について、チェーンオイル、インナーウェア、レインジェル、下山時のレインコートと冬用グローブなどをご紹介できたらと思う。
これまで雨天、低気温といった悪天候で何度もレースをしてきたが以下があると安心だ。
- エフェットマリポーサフラワーパワーワックス
- イナーメレインジェル
- 水中用インナー
- 下山用レインウェア
- 下山用グローブ
使用するチェーン潤滑剤に悩んだらエフェットマリポーサのフラワーパワーワックスを使うといい。晴れだろうが、雨だろうが、泥だろうが最も汎用的に使用できる。最もハズレがない潤滑剤だ。あと安い。施工も簡単で万人にお勧めできる。
モルテンスピードワックスのようにチェーンを煮ることができない場合は最適解のチェーン潤滑剤だ。ZeroFrictionFactsのテストでも優れた成績を出している。これを使っておけばいい。実験結果を見れば、あえてほかの潤滑剤を使う理由はないことがわかると思う。
レインジェルは1つ持っておけばいい。雨のレースは殆ど無いのが、もしも持っていないのならばこの機会に用意しておきたい。備えあれば患いなしだ。レインジェルは主に脚や腹に塗ることで雨をはじいてくれる。ちょっとした保温効果もある。
雨や低温時のレースはこれがないと走りたくないほどだ。とても重宝している。
水中用インナーはファイントラックの製品を使用している。沢遊びなどで使用することを想定したインナーで、水中での体温低下をできるだけ抑えることを目的としたインナーだ。インナー自体に撥水加工があるため雨天で使用している。
下山用にはウインドストッパー系のウェアを用意しておいたほうがいい。レインウエアでもいいと思う。ほかにも秋用のロングフィンガーグローブがあると安心だ。
山の天候は変わりやすく、普段と全く違う気象条件になることが多い。十分な準備をして本番で力を100%発揮できるようにしておきたい。備えあれば憂いなしだ。
あとは回復ぐらいか・・・。