Factor Power Crankはデーターをサイクルコンピューターに送信する際に2つのモードが存在しています。それぞれのモードにおいて送る回数や、測定できる内容が異なっています。
ハイスピードデーター転送モードで送られるデーターはクランクに及ぼされたパワーとトルクです。これらは通常のパワーメーターと違いがないように見えますが、異なるのは、計測されるクランクアームの角度は「1度毎」に計測されています。取得されたデータはペダリングを細かく解析する為に用いられます。
■Factor Power Crankの2種類のモード
Factor自体でパワーをどのようなタイミングで計測しているのかというと、サンプリングレートは90Hzでした。
Factor本体から電波を用いデーターを送信はANT+ Modeの4Hzと、Hi-Speed ANT Modeと呼ばれる1secあたり192パケットを送るモードが切り替えられます。
・ANT+ Modeの場合
データー転送レート:4 Hz
ケイデンス測定幅:0-254 rpm
パワー測定幅:最大8000W
ワイヤレスプロトコル:ANT+ Bicycle Power
バッテリー時間:12時間
充電時間:3時間
測定精度:±1%
左右バランス測定:1%毎
・Hi-Speed ANT Mode
データー転送レート:1秒間に192データー送信
ケイデンス測定幅:0-300rpm
クランクの位置測定精度:±3%
力/トルク測定精度:±1%
角速度測定幅:0~1800度/秒
パワー測定幅:最大9360W
■Factor Power Crankの製品仕様
重量(チェーンリング込):825g
最大BB幅:90mm
互換BB: BB30, EVO386, BSA, BB86, PF30
クランク長:170, 172.5, 175mm
PCD: 130
素材:7075アルミ
チェーンリング:Praxis Works Clover 53/39
いろんなのが出てきますね