2025 関西シクロクロス マキノ高原 E1 14位

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過去に全日本選手権が開催されたマキノ高原。スキー場の下部を使ったレイアウトは、起伏に富んだダイナミックなコースが特徴だ。紅葉シーズンと、メタセコイア並木の人気で混雑するが、今年は特にひどかった。

車のナビよりも、Googleの細い道での案内で裏道を通って何とか会場に着いた。帰りは毎年の湖西道路の渋滞がヤバそうなので、舞鶴~小浜経由で北陸道を通って帰って来たが、+30分だった。

やっと体調が普通に戻ってきたと思ったところだったが、妻、娘、息子がインフルエンザにかかってしまい、私だけ何とか生き残ってレースに向かった。

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マキノコースレイアウト

今回のマキノは大幅にコースが変更された。

例年であれば、スタートループから一気に山の方へ向けて登っていくが、今年はコース下部を使ったダイナミックなレイアウト。関西シクロクロスにありがちな「うねうね」の要素は皆無で、ゲレンデを広くいスキーのパラレルターンをを描くようなコーナーが続く。

コーナーからの立ち上がりは20秒ほどの坂が続く。全体的にハイスピードコースながら、随所にテクニカルセクションもある面白みのあるコースだ。こういうコースが増えて、うぬうねが少なくなると良いのだが・・・。

しかし、パワーコースであることは変わりなく、地脚がある選手が圧倒的に有利。単純に速く走るだけなら、ロード選手やヒルクライマーも有利。

ただ、それだけでは速く走れないのがシクロクロス。小さな登りもなるべく惰性を上手く使って、できるだけ省エネで登るなど工夫も必要。あとは、コースレイアウトが広いのでできるだけ速く走れるラインを選ぶ必要がある。広いからといって、大きく使いすぎるとタイムロスになる。

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マキノ E1 14位

前日にポジションをあれやこれやと変更していたが、結局元のポジションに戻した。シーズン中は変更する必要はなさそうだ。

タイヤはスリックを使いたいところだが、マキノの芝はリアのグリップが逃げやすいと感じているので、噛むタイヤのほうが合っている。

SERAC CXを前後に、空気圧はF 1.65 Bar, R1.72 Barで0.3 Bar下げている。

  • バイク:GIANT TCX XS
  • クランク:ELILEE X310
  • ホイール:Nepest NOVA 35
  • タイヤ:IRC SERAC CX
  • 空気圧:F 1.65 Bar, R1.72 Bar
  • チェーンオイル:CHEPARK
  • マッサージオイル:イナーメ CX
  • レース前:ミトロング、ビーツ

試走した段階で、スピードコースかつパワーコースになる事がわかった。今はどう考えてもパワー不足なので、烏丸みたいにごまかすしかない。

できるだけブレーキをかけずにコースを走るか、小さなコーナーも速く通過するようにするか、1秒を捻出することに注力した。

1か所失敗したと思ったのは、階段横を登った先のV字キャンバーで、試走では楽勝だったが、レース中は迷いが生じ、下に降りたり、走ったり、走り方が定まらなかった。というのも、次の直登に向かうときに足を残しておきたいという思惑があった。

結局、満足のいく走りはできずにうやむやに終わったセクションだった。

スタートは15番目だったが、6列整列のため3列目へ。最近あるルールを守るとスタートが良い事が多いので、今回もそのジンクスに乗っ取った(結果良かったのだが、その後トラブル・・・)。

スタートは前の方なのでいつものように混乱なく進むだろう、と落ち着いて走っていた。立ち上がりもよく6~7番まで上がる。しかし、右コーナーに入る前に左から来た選手に寄せられて、避けようとしてフロントをこじってしまい落車・・・。

せめてスタートループは密集しているんだからラインぐらい守れよ・・・、と思いつつ再スタート。せっかく前の方に上がれたのに、もったいないスタートループだった。

そのあとは、18~20番手ぐらいまで順位を落とす。全体的に高速なレースだが、登り区間はインターバルが繰り返されてキツイ。途中、何人かの選手を抜くが、4~6名の集団になった。最近おじさんクラスで連勝している井上(耕)選手が来たので一緒に回す。

井上さんは、いつも同じ位置で走るので多分走力とテクニックの総和が一緒ぐらいなんだろう。お互いに良く知っているので、まとまって走ったほうがペースが上がってよい。ただ、勝負なので、後ろについてどこで仕掛けられそうか考えて走った。

踏む場所、休む場所を明確に分けて走ったが、後半になると登りが3秒ほど遅れる。ただ、下りで回復できるので、ギリギリで走った。

周回をこなしていくうちにバラけて、井上選手と二人に。ただ、後ろから3名来ているので詰められないように、セクションごとに確認しながら走った。どうやら、テクニカルセクションと下りで差が開き、登りで一気に詰めてくる。

追走してくるのは葉山君だとわかったが、六甲山の登りでは1回も勝ったことが無いし、単純な登る力は多分E1上位陣よりもある。多分レース後半でも体力がある。脚は圧倒的に上なので、違う部分でどうにかしないと。

登りで詰められたが、最後の下りでできるだけブレーキをかけずにクリアして最後の舗装路を踏んで14位。目標としているリザルトとはかけ離れてはいるものの、序盤の落車を除けば全体的にまとまったレースだった。

ここ1ヶ月を振り返えると、不運が続いていたと思う。肺炎、溶連菌、マキノの週は私以外の家族がインフルエンザになり、ついに病原菌のグランドスラムを達成するところだったが、なんとかマキノを走りきれた。いや、今年は前半に頭と首もやっちまったし、本当に気を付けないと。

この悪い流れから、やっと「普通」に走れるようになったと感じたマキノだった。この悪いマイナスから、次は全日本選手権の二色の浜へ。正直、あと2週間でフィジカルを目標としているパフォーマンスまで持っていくことは難しい。

ただ、やれることをやるしかないので、あきらめずに走る。

次はいよいよ12/13(土)に全日本選手権だ。あ、おじさんクラスです。

 

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