周回を重ねるたびに「ああ、楽しい時間が終わってしまう・・・」と名残惜しい気持ちになる楽しすぎる時間だった。
令和早々、大阪は雨模様。前日に天気予報とにらめっこ。どうしても雨は避けられなさそうだったから、「各自自己責任で」という話で当日を迎える。集まったメンバーは雨にもかかわらず多い。松木さん、でんかさん、桐山さん、みぞさん、たくさん、平田さん、わたし、KTR(練習終了後)と。雨なのにみんなやる気満々だ。
序盤は淡々と進む。
2周目の上りで松木さんと2人になってしまってから、2人で淡々と回す。これまでは松木さんの後ろについていくのがやっとだった。今日はできるだけ50:50ぐらいでローテするように意識する。ツキイチだと練習にならない。同じだけ脚を削るように。めったに一緒に練習できないし、せっかく帰阪しているのでクソみたいな走りはできない。
火曜日は雨だったのでリカバリでTSS50で抑えているけど、土曜日から月曜日まで走りっぱなしだった。松木さんも同じように走っていたようで、疲労感がある様子。とはいえやはり強い。1本目の上りは330Wぐらい出ているし、ペースは全く落ちそうにない。
3周、4周と消化し、ラスト5周回目。3時間の練習の最後は銭のピークまで。
アプローチに入ると松木さんが今までとは違う動き。サイコンのラップを押している。「ああ、ペース上がるな」と。案の定、最後の戦いが始まり、ペースアップ。1回目のペースアップでなんとかへばりつく。後ろを確認する。もう一発かかる。耐える。
最終周回が一番きつい・・・。
いつも3時間ほど走って、最後ラスト一発で5〜8分を6倍くらいかけられるように練習してきたけど、それでもやはり松木さんは強い。松木さんが2発かける。その後一旦緩む手前から、今度は自分から一発かける。5mくらい離れるがやはり詰められる・・・。
というより向かい風が強くて、全然進まない。
なんとか松木さんを振り切りたいが、なかなか難しい。直線の上り、左手の野菜屋から2人で無言で進む。魂の削り合いだ・・・。このままだと出し切れずに終わってしまうので、最後の一発を登り手前でかける。それでも離れない(あたりまえだけど)最後の40秒の登りで並ぶ。ここからはもう出し尽くす。最後のピークは3〜5秒ほど離されてしまう。
今年の5分ベストの6.2倍以上出てたけど、それ以上出せないとやっぱり通用せんのやな。3時間近く走って最後の一発で出せたから良しとするべきか。
それでも少しは一緒に走れるレベルにまでなったのかな?と、どこか満足にも似た感情が湧いてきた。今まではついていくのが精一杯。次はローテ回すので精一杯。一つ一つ。今日はローテ回して、アタックについていって、カウンターして、最後まで残る。それでも負けてしまったけど・・・。
確かに出し切ったけど、まだまだ遠い存在だなと思った。ただ、あっという間に5周が「終わってしまった」
こんなにも1周1周が名残惜しい練習はそうない。
楽しかった。
次はまたいつ走れるのかは定かではないけど、次こそまたドンパチやれるように練習したい。そういや7年前も松木さんとZLしてたみたい。当時の日記を見ると、
今日は3:50に起床してZLへ。
今日は、キャプテン、矢部さん、まつけんさん、いわおさん、かまやんさん、ロデムさん、村尾さん、イナーメ安井さん、私。今日も一番遅い。つらい。2012年頃
なかなか強くなれなかったけど、日々継続して諦めずに続けるしかない。んで当時の日記を読み返すと、まりねぇさん、ちえみさん(松木さんの妻)りつ君、ゆいちゃん(多分当時3歳ぐらい)に補給させるという今から考えるととんでもない練習会&パパたちだ。7年前↓
ゆいちゃん、そのボトルの水のほうを次のしゅうかいでわたすから。
よっこいせっと。
りつは先日舞洲クリテリウムで優勝してた。今では2人とも小学生。あっという間だ。私はこのとき20代。時代はどんどん流れていく。そろそろ年齢を意識する年になってきたが、今年はさらに上げていくつもりなので、まだまだこれからだ。
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