新型ペダリングモニターはマグネットリング不要へ
一刻も早く新型ペダリングモニターの情報を得たい方へまとめを作成。本記事の結論を先にいうと、新型ペダリングモニターは「マグネットリングが不要」になる可能性がある。「1つ磁石と加速度計」で角度を検出する仕組みに生まれ変わると予想している。
私は新型ペダリングモニターの情報をかき集めた。おそらく国内では箝口令が敷かれている様子。Docomoからiphoneが発売するあの空気感と似ている。新型ペダリングモニターの情報を探すと当ブログが出てくる(笑。これでは、ラチがあかない。私はそうなると余計にやる気になってしまった。これまでに調査し判明した”暫定情報”を余すことなく列挙する。
- 国内発表は2月27日
- 国内発売は3月14日
- クランクとセンサーセット販売
- チェーンリング交換が容易(赤いのをはずさなくて良い)
- タイラップの排除
- TREKのフレームに対応へ
- マグネットリング不要へ
※上記は、いつもどおり発売前に当ブログが調べた暫定情報であり、オフィシャルではないので注意が必要である。
最後の「マグネットリング不要」これはどうやら現実味を帯びてきている。TREKのフレーム対応という言葉がキーワードだ。TREKのBBを見たことがあるだろうか。あのBBは限界まで幅を広げた構造になっている。あの超幅広のBBに対応したということは、すなわち「マグネットリングは構造上無理」である。
とすると、どのような構造なのか。私が偶然見つけた”あるフレーム”に取り付けられた3DCADの設計図から紹介したい。その前に、SRMとQuarqにはケイデンスマグネットを取り付ける必要があるのはご存知だろうか。今回の新型ペダリングモニターの”隠し球”の答えはそこにあるのではないか。
発売まで推測の域を出ないが、今まで色んなパワーメーターを見てきた経験則から話を進めると、「マグネットリングは不要になる」と思われる。
マグネット”リング”からパッチへ?
上記3DCADで描かれたものは、新型ペダリングモニターで搭載されるであろうマグネットパッチである。左側がクリアランスに余裕があるもので、右側がトライアスロンフレームなどのクリアランスがあまり無いものに使用される。
ペダリングモニターからあの「マグネットリング」がなくなるという事は本当なのだろうか。なくしたらどうやって測定するのだろうか。疑問は尽きない。そしてどんどんペダリングモニターへの興味がましてしまった。
ここからまたいつものように、ツラツラと”妄想”を含めた”考察”をすることをご容赦いただきたい。
話は戻り、新型ペダリングモニターはあのQuarqやSRMのケイデンスマグネット相当を”何らかの方法”でメモリーし、位置情報として認識しているのではないか。それらを実現する方法はいくつか考えられる。
1つマグネット位置と加速度計の場合
ひとつの方法として、1箇所のマグネット位置と加速度計を使うことだ。あるクランク位置角度を記憶し、角速度センサーを用いて角度を検出する。その際、1箇所のマグネットの位置情報を覚えておくために、上記3DCAD中のシートステイの「マグネットパッチ」を使うのではないだろうか。
そうすると、左右にそれぞれ「マグネットリング」ではなく、位置情報を理解できる「マグネットパッチ」が必要になる。先般の宇都宮ブリッツェンの機材に搭載されていたを見た時に、私は「なぜマグネットリングがないのか」と単純に疑問に思った。
その点も「マグネットパッチ」構造で何らかの方法で角度を検出しているとするならば、スッと私の腑に落ちる。
マグネット”リング”を排除して角度を検出するには
私はあの国内で初お披露目した画像を見て、「もしマグネットリングがなくなったら自分はこんな構造にするかな」と想像した。加速度計以外を使う場合は、ある二点間の位置情報から全体の角度を求められないかとまず考えた。言葉で表現するには私の頭が足りないのがもどかしいところではあるが、
角度を検出する方法として、技術的には「位置決め割り出し動作(or方法)」という(ような呼び名)方法があると記憶している。ある位置情報を(2点~)決めて12分割された角度を”再現”する。この角度を「再現角度」(または仮想角度)と呼ぶ。しかし、この方法をクランクで考えるとやはり加速度センサが濃厚になる。
この再現角度についての問題点がある。どのくらいの”再現精度”なのかということだ。出力にも測定精度(2.0%など)があるように、角度の信ぴょう性がどれほどあるかという話である。デバイスが理解する「90°」は何をもってして「90°」なのか、ということに置き換えられるわけだ。
そうすると、新型ペダリングモニターの諸元表には、「出力精度 2.0%」と「再現角度精度 2.0%」という表記がされるかもしれない。次はもうすこし落とし込みマグネットリングを排除した場合について考える。
加速度計が搭載される
上の写真は新型パイオニアペダリングモニターのアームとセンサー部の画像だ。わかることは、センサーとバッテリーをつなぐ配線が全く見えず平らな鉄のような”ワタリ”で構成されている。
先ほどの考えから落としこむと、ある位置情報をペダリングモニターが理解したあとは、仮想の角度(再現角度)をサイコンに送らなくてはならない。その際に単純にクランクアームに「絶対的な起点=マグネットパッチ」とクランクが今どの位置にあるのかを知る「加速度計」が必要になる。
これは位置情報(0°、90°といった)を知るためには必要不可欠だ。もし先ほどの構造を実現するなら、新型ペダリングモニターは加速度計が必須である。
なぜ駆動時間が減ってしまったのか
もう一つ疑問がある。駆動時間が減っているということだ。小型化されているのに駆動時間が減っているということは、何らかのチップが載せ替えられ(消費電力が大きな)ている可能性を含んでいる。
もしかすると、このマグネットリングが排除(されるであろう)されることにより別のチップを搭載(加速度計や新型ひずみゲージ)し、その結果消費電力が大きくなったのではないだろうか(と推測している)。
楕円チェーンリングは推奨されていない
シマノ純正チェーンリングの交換は容認されているが、ROTORやオーシンメトリックを使うことは非推奨だ。なお、チェーンリングの交換による校正は不要である。
既存ユーザーはどう振る舞うべきか
私は既存ユーザーであるが、新型が欲しくてたまらない。なぜならパイオニアペダリングモニターで私は唯一問題を抱えている。それはBBのマグネットリングである。これがずれてしまうのだ・・・。ずれることによりベクトルが狂う。これは非常にフラストレーションがたまる。
私はこの使い始めてからずっと抱えている問題を払拭した新型ペダリングモニターが欲しくてたまらない。もし国内で発売されるとしたら、、、。
既存(旧型と呼びたくはないが)のモデルと新型のモデルはそれぞれ呼び方が異なる設定になる。「Athlete Model」と「Athlete-Lite Model」という区分けになる(らしい)。改めて整理しよう。新型、旧型という扱いではない(と思いたい)、構造上の観点のみで考えてみよう。
既存のモデルは物理的に「12個のマグネット」で構成された「絶対位置計測型ペダリングモニター」といえる。新型のモデルは仮想的に「1個のマグネットと加速度計」で構成された「仮想位置計測型」といえるだろう。(言わせてください)
それぞれ何を信用するのかは人それぞれである。絶対的な位置情報としては12分割された物理的な磁石が良いだろう。仮想位置においては、「角度の再現精度」がどれほど高いのか気にしている。
既存ユーザー向けのサポートもあれば嬉しい
既存のユーザーの気持ちはよく分かる。既存ユーザーの「嘆きの私宛ツイート」や「嘆きのFacebookメッセージ」をダイレクトに頂いてなおさらだ(笑
できれば、既存ユーザー向け救済措置(先般のQuarq社が展開しているような)プログラムは実現できないのだろうか。
少ない望みをかけて思いを書き記しておこう。意外と既存ユーザは「アルテグラグレードなら別マシンに追加購入してもいいかな」という意志がソーシャルメディア上で散見されている。
私も実はその口だ。TTバイクにPower2Max TYPE-Sをと思っていたが、アルテグラグレードが15万ならパワメーター界隈では破壊的な安さということは消費者は知っている。なぜなら、Power2Max type-sは、「センサーのみ15万」である。
対して、パイオニアペダリングモニター新型のアルテグラグレードは「チェーンリング+クランク+センサー」で15万ほどだ。これは火を見るよりも明らかである。既存ユーザーの二台目需要は意外と見込まれると予想している。
アナログ放送からデジタル放送に変わるとき、液晶テレビが一時期ありえないほど売れた時代があった。しかしそのあとは普及して売れなくなった。そして電気機器業界は「二台目需要」にシフトした。
その「1台目」はPowertapであったりSRMであったりしてもいいかもしれない。2台目需要の候補はパイオニアペダリングモニターに流れつつある。しかし既存ユーザの事も忘れないで欲しい(笑。もし2台目需要を狙ったアップグレードプログラムを展開されるなら、既存ユーザのもいくらかは救われるのではないだろうか。
少なくとも既にペダモニ貯金を始めた私は、そう切に願っている。
なお再三申し訳ないが、上記はいつもどおり発売前に当ブログが調べた暫定情報であり、オフィシャルではないので注意が必要である。この記事は、「万が一2月27日に国内発表」されたら、「どれぐらい的中してたか」を楽しむ要素も含んでいる。その時はフェイスブックページで振りかえろう(叩かれるかもしれないけど)
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