激走100マイル=160kmを走るために
鏑木さんの本を立ち読みして衝動買い。当チームの講習会にも何度かいらっしゃったことがあり、お名前は存じ上げていました。しかし書籍を出されているとは知らず(すみません)店頭にて「拝読 ⇒ 即効購入」させて頂きました。
理由は、特にこの章「糖エネルギーと体脂肪エネルギー」です。この章を読み思いました。どれほどの手間暇をかけて体脂肪エネルギを有効に使える体に作り変えたのかと。
アスリートの場合は、一日二日の食事を変えただけでは何も変化がなく長い目(数年~)という月日で細胞レベルの仕組みから変える必要があるのだと思わされました。先般の「炭水化物が人類を滅ぼす」はアスリート向きではないです。
我々が参考にするのは本書「激走100マイル 世界一過酷なトレイルラン」です。食から読み進めていくと「猛者800人が富士山に挑んだ日」と色々書かれています。
私はランはしません。しかし、なにか目標に向かって取りつかれたように「考え」「走る」姿は今の自転車競技に通じるものが有ります。
糖質制限をスポーツで活かす場合、やって良いこと、悪いこと、そして費やす時間と様々な改良を重ねていくことが重要だと考えさせられます。一章「地獄のハンガーノック」というタイトルから始まる本書を、サイクリストのみならず読んでおいて損はない(むしろ有益)な本であると言えます。
アルプスを越えろ! 激走100マイル―世界一過酷なトレイルラン―
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新潮社 (2013-09-27)
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