西日本チャレンジロードレース
冬のトレーニングと毎週チームで行われるゴーゴー練習が功を奏し、チームの半分以上が表彰台と上位に食い込む。監督の最後のゴールスプリントで感動し、ジョニーさん、イシトモさんのタケハルくんの4位表彰台に湧く。
練習仲間のみっちーも表彰台へ。みっちーのお父様もお見えになられていたので、これほど親孝行なことはない。全ては結果だ。みっちーに帰り際「ワインの会ご招待!」とつげる。
さとちんよ、落ち込むな。まだまだこれからだ。努力を裏切る結果が出るのがロードレースだ。努力と結果は必ずしも合致しない場合がある。監督のブログの話は私のことである。水曜日のゴーゴー練習も2本目に突入できないほどに良くわからないよろしくない状態になっていた。ただ、それも言い訳である。練習で強くても、パワーが出せても、いつどこでその力を使うかだ。弱いから千切れるただそれだけだ。バカとパワーは使いようだ。
リザルトからではわからない現地のチーム情報を伝える事が、当ブログの役目ではないかと帰りの車の中である先輩と話した。てっちゃんは本当に調子が良かった。ただメカトラでリアディレイラーを巻き込んだ。
丁度私の横でガシャっとてっちゃんのディレイラーが巻き込まれるのがわかったが、集団は無情にも進むのが常。これもレースだ。てっちゃん、次こそはがんばろう。
帰りにプロに混じり、クラブチーム最高順位12位のリーマンマツケン師匠と渋滞中にあるDVDを見る。TOUR DE 沖縄2009年 210kmの模様だ。1位T井さん、2位T岡さん、3位マツケン師匠と壮絶だった。乗鞍チャンピオンクラスで優勝しているM本さんが3人から千切れていく事に、壮絶さが伺える。
「あの頃もゴーゴー練してた、今はそれよりもパワー出てる」というマツケン師匠。恐ろしいが、向かうべき目標は隣に座っている。「なんだ、あの不甲斐ない結果は!万死!自走で大阪まで帰れ!」とマツケン師匠。私が2010年東京でで練習できたのも、マツケンさんが同じように一人で東京で走ってプロツアーに出ていた記録があったからだ。
ただ、帰りに聞いた練習内容は本当に体系的である。私も見習って吸収したい。先々週はマツケン師匠と近い値が出ていたが、レースはパワーと戦うのではない。力を使う場所とそうでない場所がある。私はまだそこが下手くそだ。痛いほど理解している。
私のリザルトはというと、目も当てられないリザルトだった。しかしどこか向かうべき目標を明確に見つけられた。西チャレに向けて1月からやってきたけど、必ずしもベストな状態と、ベストな走りができるわけではない。
ただ、エリートに参加してブリッツェンやマトリックスの選手を横目に見ながら、「本当に綺麗に走り抜けていくなぁ」と感動した。プロって本当にすごい。それだけ見られただけでも収穫である。
そこに合わせられる能力と、メンタリティは選手に必要不可欠な要素だ。千切れて集団からこぼれたのは実力。それ以外何も言うことはない。弱かったからついていけない。全ては自分の責任であり、また改善して進むのみ。
常に改善をする。全てはPDCAだ。改善有るのみ。この結果は来るべきシーズンへ向けてよい教訓となった。次は実業団舞洲だ。来週はチーム合宿、そのあとは実業団のレースで全国を転戦と、土日箕面にはいけなくなる。
落ち着いたら、色んな人と走りたい
今日色んな条件を背負い広島を走ったチームメンバー、いつも練習をしてくださり、応援して下さる方たちに感謝だ。「今シーズン」は今日という日を持っていよいよ始まる。