ゆるクロス 富田林120分耐久 2人組 優勝、とパパ涙。

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Photo: Aoi Lab.

ゆるクロス 富田林120分耐久 2人組に参戦。子供も妻も毎週シクロクロスに出るのが楽しみということで、JCXでポイント稼ぎに行きたいのをグッとこらえてゆるクロスに参加。結果的に、子供の貴重な成長を見れて本当に嬉しかった。

今シーズンは、序盤から仕事が忙しく練習時間が取れないためシクロクロスバイクに乗る時間もあまり確保できていない。そのため、120分耐久は逆にありがたかった。妻と交代しながら練習モードで走った。

スタート前に、今季超絶絶好調のコッシーと話したが、質の良いトレーニングをしているとのこと。コッシーもフルタイムで働くライダーで時間が無い中やりくりしているようだった。質の高いトレーニングの中身が気になるところ。

ゆるい感じでスタートするが、いろんなカテゴリのライダーが混ざっているのでゴリゴリ行かずに安全運転をする。コッシーのラインを勉強しようと思っていたが、1周目でフロントパンクした模様。そのまま周回を重ねることにした。

どの写真も無意識に笑顔だった。photo: Aoi Lab.

次第に、周回遅れのライダーに追いつくも、ひとりひとり声をかけつつ丁寧にラインを変えて避けていく。通常のレースであれば、ラインを開けてもらう感じだけど、いろんな想いで皆が120分耐久を走っているので自分のラインを変えて走る。無理に追い越さないように後ろにも手信号でときおり合図を送る。

ラップされるライダーもするライダーも秩序ある感じでレースが進んで行く。60分も経過すると全体が混ざっていく。前方にライダーが居ないときはインターバル的に強度を上げて、追いついたら減速して、声をかけてから抜く。というインターバルトレーニングを繰り返した。

最後はいい感じでペースを上げて終了した。

妻とペアで走ったけど、交代時にモリヤさんがチップを交換手伝ってくださった。ありがとうございます。ゆるくろすはゆるい感じだけど、しっかりと走れた。バイクにも慣れることができたし、普段走れない方々と走れてとても楽しい時間だった。

シクロクロスを走ったことのない方、レースモードが苦手な方はゆるくろすから出場してみては。いつもレースを神運営してくださる関西シクロクロスのスタッフの皆様、ありがとうございました。

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嬉しい出来事

娘、自転車に乗れるようになった翌日レースに出る。 Photo: Aoi Lab.

「パパとおなじだー!」と娘。Photo: Aoi Lab.

レースの前日に突然娘が「自転車に乗りたい」と言ってきた。いままでストライダーに乗っていて、自分でクランクを回す自転車に乗ったことがなかった。ヨツバの自転車を用意していたものの、私自身も一度も「乗れ」とは言わなかった。

だから自分から能動的に乗ると言ったから驚いた。土曜日に自分から自転車に乗る練習を始めた。補助輪ははじめから付けていない。ストライダーで左右のバランス感覚が十分に取れていたため、補助輪の存在自体が無いものとして乗らせようと思っていた。

はじめは、娘の腰を抑えて前に押して進めていた。クランクが下死点に行ったときにどうしても踏み続けてしまう。そりゃそうだ。ここで難しいことを言わずに、「パパのマネしてごらん、グルグル足回すんだよ」と言ったらすぐにマネをしてできるようになった。

その後は、どうやって方向転換して曲がれば良いのかわからないと言うので、「行きたい方向に顔を向けると曲がるよ」と教えた。ハンドルがどうこう言うと逆に難しい。

何回か繰り返していると、「もうパパおさえなくていいよ、自分で走ってみる」と娘が言った。

この一言が、どこか寂しくもあり、嬉しくもありじーんときた。この短期間で、あっという間に成長していく娘との時間はとても貴重だった。

翌日、関クロのキッズレースに初めて自転車で出場した。勝負云々よりも今は楽しむほうがいい。ゴール後にお菓子をもらう。その後もシクロクロスのレース会場を走り回って結局9時から15時すぎまで自転車に乗り続けていた。パパは80分しか乗らんかったけど。

帰宅途中、車の中で1分で爆睡した。帰宅して片付けをしていると、玄関で待っていた娘が「まだ走りたい」という。あたりは暗くなってバイクの片付けやジャージの洗濯などが残っていて迷ったが、全部後回しにしてシクロクロスの練習をしている近所の公園に走りに行った。

ママチャリの電気で照らしながら。

周回コースを5周した。10月の満月ハンターズムーンを見ながら娘と帰る。「今日パパとママなんで1番だったん?」と娘が言う。「一生懸命頑張って走ったからだよ」と言ったら、「来週もがんばる!」と。

パパは満月がとても眩しくて、泣いた。

娘は本当に自転車に乗ることが楽しいらしい。この「乗ることが楽しい」という感覚を、自分は持っているのだろうかと考えた。多分、娘ほどは無いと思う。結果を出すためだけに、もはや仕事のように自転車に囚われ練習をすることのほうが多くなった。

好きではあるが、楽しいと感じることはとても少ない。ただ、レースに出て人と競い合うことは楽しいと改めて思う。娘の「楽しい」の方向性はこれから変わってくると思う。ただ、「できなかったことができた」→「たのしい」という場に立ち会えたことはこの上なく嬉しい。

自転車に限らず、様々なことに挑戦して失敗しながら成功体験を積み重ねていってほしいと思う。

そして、パパはグローブをおねだりされたので光の速さでAmazonで買うのであった。

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