video:bikeradar
サガンがダウン・アンダークラシックでアルミフレームのSpecialized Allez Sprint Disc を投入する。この機材で興味深いのは、フレーム素材がアルミということもそうだが、ホイールがROVAL CLX64にチューブレスタイヤが取り付けられているということだ。
タイヤはS-Works Turbo RapidAir、26mmチューブレスを使用している。そして気になるのは、ROVAL CLXのチューブレスバルブの形状が変更されている点だ。もともと付属しているチューブレスバルブはCLXに合わせて作られた専用品だが、サガンが使用しているCLXのバルブ台座は銀色の一回り大きな物変更されている。
ROVAL CLXの登場から数年が経過したためモデルチェンジもありうる。リム形状はチューブレスタイヤを使用するにしてはENVEやMavicと比べると満足の行くものではない(私は普通に使っているが)ため改良が期待される部分だ。
スレッド式のセラミックスピード社のBBを採用している。SPECIALIZEDは2019のスタンプジャンパーでもスレッド式を採用してきた。この流れでOSBBの規格を捨ててスレッド式に戻す方向で進めてほしいものだ。
サドルはローミンEVO。シートポストはVENGEの技術を踏襲している。
サガンもRETULでポジション出しを行っている。
ステムはロゴを隠したZIPP springだ。
サガンの詳細な機材スペックは以下の通り。
- Frameset: Specialized Allez Sprint Disc, size 56cm
- Front brake: Shimano Dura-Ace R9120, 160mm rotor
- Rear brake: Shimano Dura-Ace R9120, 140mm rotor
- Brake/shift levers: Shimano Dura-Ace R9170
- Front derailleur: Shimano Dura-Ace R9150
- Rear derailleur: Shimano Dura-Ace R9150
- Cassette: Shimano Dura-Ace R9100, 11-28
- Chain: Shimano Dura-Ace R9100
- Crankset: Shimano Dura-Ace R9100, 54/39 chainrings, 172.5mm cranks
- Bottom bracket: CeramicSpeed
- Wheelset: Roval CLX 64
- Tyres: S-Works Turbo RapidAir, 26mm tubeless
- Stem: Unmarked Zipp Sprint SL, 150mm
- Handlebars: S-Works Aerofly, 420mm
- Tape/grips: Supacaz Super Sticky Kush
- Pedals: Shimano Dura-Ace R9100
- Saddle: S-Works Romin Evo
- Seat post: Specialized Venge Aero seat post, FACT Carbon
- Bottle cages: Tacx Ciro
- Computer: Wahoo Elemnt Bolt
- Rider height: 1.84m
- Saddle height:750mm
- Tip of saddle nose to handlebars 620mm
- Weight: 8.00kg
いよいよ開幕するTDUだが、プロレースの世界でもチューブレスタイヤが使われる日がついに訪れた。チューブラータイヤよりも転がりが小さく、そしてパンク時のエアー漏れも緩やか(もしくはシーラントで塞がる)であることから、近い将来チューブレスタイヤが主流になる日もそう遠くはない。
なおサガンが今回乗る「2019 ALLEZ SPRINT DISC FRMSET」は15万(税込み)で購入可能だ。価格は誤記ではない。ディスクフレームセットは15万円なので入門用ディスクロードとしても良い選択だと思う。サガンが乗っているから入門用ではないのだが、Allez D’Aluisio Smartweld Sprintテクノロジーで溶接されたE5高品質アルミ合金製フレームであることは代わりはない。
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