2023-2024 関西シクロクロス 第4戦 烏丸半島 C1 13位

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Photo:ありひろさん

寒さと戦うマキノ。毎年、紅葉と泥が混ざり合う美しいレースが繰り広げられる。

スキー場のアップダウンのコースを楽しもうと思ったが、山には雪が積もって寒い。冷たい泥、雨とアラレ、外の気温は5℃を示していた。海外からVAN DER MEER Gosse選手が参戦しており、ラップされるんじゃないかと思っていたがなんとか後半まで粘って走れた。

Photo:ありひろさん

バイクの扱いが上手くいかず、試走とレース合わせてスリップダウン3回。2周目でトラブルのためバイク交換、バイク破損、後半にかけて変わっていくラインの中でなんとか早いラインを走り後半にかけてペースを上げていった。

リザルト的には13位ダメダメだけど、後半にかけて集中して走れた。スリッピーなドロが後半楽しくなってきたのは嬉しい収穫だった。とにかく寒い。レースは気温5℃の中、雨、アラレが振って、マッドコンディション。これぞシクロクロスというレースだった。

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マキノ E1 13位

Photo:ありひろさん

マキノはこれまで低体温症で数々のシクロクロッサーを葬ってきたので注意が必要だ。試走の段階で雨とアラレが降ってきて、雨雲レーダーを見るとレース中は更に気温がさがることがわかった。天候もかわらない。むしろ悪化する。

もはや生命力勝負とわかったが、ここは何年も前から導入している水中用の沢登りウエアのフラッドラッシュとドライレイヤーの組み合わせがあるので安心。水中用インナーの何がすごいって、レースで着用したフラッドラッシュ+ドライレイヤーについたドロだけを落として、着替えずに着たまま帰宅した。

そんくらい、水中用インナーはすごい。

シクロクロス程度の濡れぐらいだと水中用インナーを着てる方があったかい。そんくらいすごい(2回め)。できれば、他の選手が寒くてラップタイム落ちるほうが自分的にはラッキーなんだが、こういう水中用インナーがあるので、5℃ぐらいで雨風泥アラレの環境を走る方はぜひ。

インナーはこれ。

 

その上に水中用インナーを着る。私でMサイズ。低体温になってしまった方は、装備でなんとかなる場合もあるので試してみてください。

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で、帰りも着替えずこのまま。湖西道路混みそうだったので鯖街道も考えたが、普通に石川県~小浜~三田~篠山という経路で帰った。

空気圧は基準値から0.5bar下げたけど、結局台車の基準値タイヤのほうが走りやすかったからあんまり関係なさそうだ。これまで空気圧でめちゃくちゃ悩んでいたが、「固定空気圧でひたすら練習してタイヤの挙動を体に叩き込む」ってのが良いのがわかった。

Photo:ありひろさん

スタート直後はあんまり体がうごかず、どんどん抜かれて23番手ぐらいの位置で走る。妻と息子も「今日アカンなw」と思ったらしく、マキノの温泉に行ってしまった。

初回ループとしてはかなりまずい。先頭とは40~50秒くらい離れて終わった感がある。よくない展開。とはいえ、1時間あれば徐々に追い抜いて前に行けるだろうと諦めずに丁寧に走った。

丁寧に走りつつも、路面状況が良いわけではなくペースもなかなか上がりにくい。2周めでスリップダウンしてハンドルとSTIが破損。なんかやけにハンドルが低くなってしまったが。実は、帰宅してまだ確認してないけど多分バイク死んでるな・・・。話はレースに戻り、そのあとバイク交換してから再度復帰する。

2号車のほうが乗りやすい。Photo:ありひろさん

前方向に集団の塊があるが、1人1人抜く。自分のペースで走りつつも、前との距離が徐々に縮まってきているのがわかる。今日のようなコンディションは、前に人がいるとトラブルに巻き込まれるので単独で走る方がいい。

スキー場の斜面をトラバースする区間が意外とスピード乗って前との差が詰まることがわかった。なので、新区間(地図右上)の上り下りを終わったあと、ふるもがいて前との間を詰めた。後で気づいたのだが、泥に気を取られて芝が残っている区間あるのを見落としていた。気づくのが遅かった。

Photo:ありひろさん

芝の登り、舗装路の立ち上がり、そこから泥区間に入っていくが、思いのほかリアタイヤを滑らせながらうまく走れたように思う(当社比)。フロントブレーキは急な下り以外使わずに、できるだけリアブレーキだけで走った。

今日走った感じ、フロントに160mm入れてもいいかなぁというのが印象。とはいえ140mmで走れないこともないので140mmでもよいか。下りきったところで、家族が応援してくれてさらに頑張れた。

登り区間がつらい。Photo:ありひろさん

奥側のうねうね区間も、リアブレーキだけで滑らせながら走れた。そこから踏み込んで前との距離を詰める。後半のほうが走りやすくなってきて、ラップタイムも上がっていった。とはいえ、TOP10の選手はラップが早く、なかなか追いつけない。

最後は、徐々に近づいてくる伊澤選手に追いつこうと集中する。明らかに今日のコース得意なんだろうなと思う。安定してラップを刻んでいた伊澤選手との差は、やはりキャンバーや泥区間、テクニカルな部分は差がつけられてしまうが、平坦路で徐々に縮められた。

最後は顔もドロドロで誰かわからないほどに。それでも体はよく動くようになっていたので気合で最後走る。

ラストの直線。Photo:ありひろさん

最後は届かずに12位だったが、初めのやらかし後に集中して走れて前半と比較してラップタイムを1分弱早められた。11人抜けたのはまずまず気持ちが途切れずに良かった。ただ、初めのスタートループでのトラブル、出だしでもう少し前に行けた(たらればだけど)のならまたリザルトは違っていたのではないかとも思えてくる。

「バイクは勝手に壊れない」

の通り、ライダーがクソだとバイクが壊れる。昔よりは壊さなくなったと思うけど、今回はヒヤヒヤだった。今回もめちゃくちゃ応援してもらえて嬉しい。意外と泥もいけるんじゃねと勘違いできたマキノだった。

次回は1週空けて信太山。ちょっと息抜きで楽しみなのが、週末にツール・ド・おきなわの祝勝会と楽しいことがあるが、シクロクロスシーズン中なので太らないようにしないと。

あと、シューズを乾かすときはこのシュールな、壊れたロボットみたいなアイリスオーヤマカラリエがおすすめだ。シクロクロッサーは必須。

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