Photo:Kei Tsuji
烏丸はシクロクロスの全てが詰まっていると理解しているものの、ほんとうに良い思い出がない。過去数回出場しているがディレイラーは壊すわ、転ぶわ、溝に落ちるわで本当に怖い思い出しかなかった。最近はある程度バランスが付いてきて怖さはなくなったものの、テクニック不足は当然のことながら感じていてどれくらい走れるのかは未知数。
とりあえず、やれるところまでやりましょうという気合で。
試走の1時間前に到着したけど駐車場は満車ということで、すたこら有料駐車場に。結局多少遠いもののイオンの駐車場を考えてみれば近いもので500円余分にかかってしまったけど広くてよかった。試走はFMB SPRINT SSC 33Cのスリックタイヤで走ったけどなんとか行けるなぁという印象。とはいえ空気圧はフロント1.2BAR、リア1.35BARと低い。
フロントをFMB SLALOM SSC 33Cに変更。重いがグリップする。ただ、タイヤサイドにまとわりつくような泥が気になった。できればFMBのSUPER MUDを使いたかったところだけど家に忘れてきてしまったので使えない。しかたなくパンクも考えてスリックタイヤでこのドロキャン(ドロとキャンバー)地獄に挑むことに。
Photo:Kei Tsuji
ネクストステージの川村選手の金言「転がりを優先するよりもグリップを優先したほうがトータルのタイムは早い」を痛いほど理解しているものの、無いものは無いので仕方なくスタートラインに断つ。はぁ。結局は失敗したのだけど・・・。
いつも思うのはシクロクロスの経験値が圧倒的に少ないということ。マッドならマッドタイヤを素直に使えばいいところを、何を色気づいたのかいつも使い慣れているスリックタイヤで挑むアホらしさ。レース数限られているのに何しているのよという。先日の紀の川で大渕さんがスリックタイヤでスルスル走っていた良いイメージがあったのだが、いやまてよ、自分のテクニックそこまで無いよなと。冷静に考えればわかるわけで。
まぁ、こういう経験をしつつドロキャンにスリックタイヤで挑むという罰ゲームの50分が始まる。
関西CX第3戦烏丸 C1
Photo:Kei Tsuji
いつものレースメモ。
- レース:2020-2021関西CX第3戦烏丸半島
- カテゴリ:C1
- 順位:18位
- コンディション:ドロベースのヌタドロのシャバドロでワダチドロのキャンドロ。
- 天候:晴れ
- 14時の気温:20℃
- タイヤ:FMB SSC SPRINT 33c(頭おかしい)
- ベストだと思われるタイヤ:FMB SUPER MUD or FMB Grippo Speed
- 空気圧:フロント1.25BAR、リア1.35BAR
コースの基本は、ドロベース。さらにくるぶし上まで埋まる重量級のヌタドロ。スタート後に猛スピードで突っ込む先はシャバドロとワダチドロ。次に登場するのはキャンバーとドロの共演、キャンドロ。FPSゲーム難易度のモードでいうとNIGHTMARE。ただ、怖くはなかったのは成長している。キャンバーも怖くない。
Photo:Kei Tsuji
結構タイヤもグリップしたけど、やっぱりフロントはマッドだったなぁ。スタートは三列目。コッシーの後ろ端っこ。スタート直後左からZENKOさんが勢いよく来る。右カーブで詰まり、左カーブも詰まる。多分30番手ぐらい。次にキャンバーにエライ速度で突っ込む。怖さはないし、みんな落ち着いているから特に何も考えず走る。
1人抜き、2人抜き、暫定で9~10番手をウロウロ。最近フィジカルが落ちているので結構凹む。後半まで維持できないようなハイペースではなく、一定ペースを刻むほうがい。にしてもタイヤズルズルだ。進まん。フロントもグリップしない。平坦でペースアップするもコーナーで減速してしまう。
Photo:Kei Tsuji
結局平坦路は詰められるものの、コーナーリングが絶望的に遅くなってしまった。フロントスリックタイヤを何故使ったのか今でも理解できないが、今後はネクストステージ川村選手の金言(きんげん)「転がりを優先するよりもグリップを優先したほうがトータルのタイムは早い」ということを肝に銘じて走ろう。
途中で花金選手を抜くも、キャンバーでのミスで離される。中央付近のL字のキャンバーは下から行くか、上から行くか迷ったが職人福田選手は真ん中から行っていた。以前、竹之内選手と試走したときもラインは複数用意しておくべきと教えてもらった。たしかに真ん中のラインは通りやすく、そのまま左に曲がったら下まで降りて真ん中登ればよかった。ここは反省が尽きない。
最終周回、斎藤選手と走る。ワンミスで離されてしまい2秒差で負けた。今回も不甲斐ないレースだった。
今回もC1のレースをアップしました。1440pの60fpsでめちゃくちゃヌルヌルな動画が見られます。
次回はUCIマキノ。いやーテクニックもパワーもないけど、シクロクロスってレース終わった月曜日に「早く次のレース走りてぇぇぇえ」ってめっちゃ楽しみなんだよな。いつも応援してくださる方ありがとうございます。次もがんばります。
そろそろこの日本野鳥の会の長靴の出番だ。
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