【速報】世界最速のホイール HUNT SUB50が登場!カーボンスポーク、リム幅34.2mm、重量1,380g 初回100セット

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image: Hunt Bike Wheels

2024年2月1日にHUNTから世界最速のホイール「HUNT SUB50 Limitless」が登場する。

HUNTは世界最速のホイールを作るという目標を掲げ、SUB50 Limitlessホイールを生み出した。世界最速のために、主流のワイドタイヤを基準としてリムを最適化した。

SUB50ホイールは25mmタイヤを排除し、近年プロレースで主流になっている28-30mmタイヤを使用した状態で、世界最速のパフォーマンスを発揮する最新設計だ。

34.2mmのワイドリムのエッジにはLIMITLESS PATENT TECHNOLOGYと刻まれている。 image: Hunt Bike Wheels

SUB50の開発には3年を要した。開発やテストには、HUNTホイールを使用するプロチームが全面的に関与している。世界最速のリムプロファイル開発は、2,500時間にもおよぶ数値流体力学解析から、3Dプリンターで製作した56タイプものリムが用意され、90回におよぶ風洞実験が行われた。

28-30mmタイヤ専用設計で25mmは使用できない。image: Hunt Bike Wheels

その結果、28-30mmタイヤを使用した風洞実験において、最も近いライバルよりも1.33ワット空力性能が優れたホイールを生み出すことに成功した。市場に存在するどの競合ホイールよりも空力性能が良いことになる。25mm幅のタイヤに見切りをつけ、ワイドタイヤに最適化した比類なき世界最速ホイールだ。

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開発背景

2,500時間にもおよぶ数値流体力学解析から、56パターンもの3Dプリントが作成された。image: Hunt Bike Wheels

ハントの社内エンジニアリングチームは、プロの間で人気が高まっている28~30mm幅のタイヤに最適化することを目的とし、リムハイトは50mm以下の世界最速のオールラウンド・レーシングホイールの製作を目指した。

HUNTの既存ラインナップにある48リミットレス・エアロディスクの空力特性と安定性を改善することを課題としながらも、ホイール重量を減らすことによって、反応性能、加速性能を向上させることを重要な目標とした。

28mmのタイヤを取り付けても34.2mmのリムがむき出る。image: Hunt Bike Wheels

プロ選手やグランツールのレースにおいて、チューブレスやクリンチャータイヤが主流になり、タイヤ幅はワイドな28mmと30mmが当たり前になった。現在では、プロレースにおいて25mm幅のタイヤは、転がり抵抗や快適性の理由からほとんど使われなくなっているという事情もある。

image: Hunt Bike Wheels

ハントの開発チームは28mmと30mmの両方のタイヤにリムプロファイルを最適化することで、空気抵抗を限りなく低減するホイールを作ることを目指した。その解決策は、フロント用とリア用に最適化されたまったく新しいリムプロファイルのペアだった。

image: Hunt Bike Wheels

従来の48 Limitlessが28mmタイヤで使用した場合よりも、30mmタイヤで使用した場合の方が空力的に1.40ワット速くなる。

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カーボンコンポジットレイアップテクノロジー

カーボンスポークを搭載した。image: Hunt Bike Wheels

HUNT SUB50 Limitlessは、コンポジットレイアップの最新の技術が注ぎ込まれている。現代の激しいレースやライディングに要求される極めて高い構造性と耐久性を満たしながら、わずか1380gという驚異的な軽さを実現している。

56パターンもの3Dプリントから最速の形状が選ばれた。image: Hunt Bike Wheels

さらに軽量化と反応性の向上を実現したのは、4シーズン以上にわたってプロレースで実証されたハントのカーボンスポークである、テーパーロックUDカーボン・スポーク・テクノロジーだ。従来のスチールスポークではなく強靭性と軽量性を併せ持つカーボンスポークが採用されている。

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新型 Hハブシステム

ハブはラチェット方式。image: Hunt Bike Wheels

世界最速のホイールに合わせて、新型のH_ラチェット・ハブ・システムも開発された。

精密なエンジニアリングにより、SUB50のH_ラチェット・ハブ・デザインは、シンプルなデザインで素早いパワー伝達を実現した。40歯の両面ラチェット・システムは、ペダリングの入力をより確実なものとしている。

ハブはストレートスポークタイプに対応している。ハブ内部の構造は、面と面がダイレクトに噛み合うラチェット方式だ。ENVEやDTSWISSなどハイエンドハブを製造するブランドが採用する優れたドライブ方式だ。

ラチェット方式を採用している。image: Hunt Bike Wheels

ハブシェルの材料は限りなく減らし、最小限の部品とで構成することによって軽量化を実現した。合わせて優れた高品質な材料を用いることで耐久性を高めると同時に軽量化を実現している。

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セラミックスピード社ベアリング

フロントとリアで異なるリムプロファイルを備えた。image: Hunt Bike Wheels

SUB50 Limitlessには、CeramicSpeed社のベアリングが搭載されている。世界最速のホイール用に専用設計されたベアリングは、公差が1000分の1ミリ単位で測定され、新型Hハブシステムのシェルにカスタムフィットするように設計された。

ハントのライダーであるボル・マッカラーは、テストセットで世界中を走り回り、ノーメンテナンスで2万キロを走破した。

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発表は2024年2月1日 限定100セット

世界最速のホイールHUNT SUB50。 image: Hunt Bike Wheels

HUNT SUB50は世界最速のホイールだという。

重量に対する空力性能と、リムハイトに対する空力性能でHUNT SUB50よりも優れたホイールは市場に存在しないという。全てはGST風洞施設で行われた風洞実験に裏付けされたものだ。

詳細な実験データは2024年2月1日に正式発表される。

image: Hunt Bike Wheels

実験データーは風洞実験で行われた空力性能、安定性能の結果や、ワイドタイヤの検証、トラクションの検証、カーボンスポークを用いた路面振動の低減などが事細かに報告される予定だ。

SUB50リミットレス・ホイールセットは、最新のワイドタイヤ設計に沿った先進のエアロダイナミクス、羽のように軽いカーボン構造、セラミックスピード社のベアリング、素早いパワー伝達を調和させ、比類ないスピードと反応性を実現する世界最速の完全統合ホイールシステムだ。

予約注文は2024年2月1日に開始され、世界100セットのみ。

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