自転車のヘルメット努力義務化でこれを買った。オージーケーカブト OGK KABUTO

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道路交通法の一部改正により、令和5年4月1日からすべての自転車利用者に乗車用ヘルメットの着用の努力義務が課された。

これまで、ママチャリに乗る際にヘルメットを着用していなかったのだが、毎日二人の子供を自転車に乗せて保育園に送る際に必要性を感じ購入することにした。

私は自転車を競技として嗜んでおり20個以上のヘルメットを使ってきているが、毎日乗るママチャリにはヘルメットをかぶらないという合理的ではない行動をとっていた。

当初は、ロードバイク用のヘルメットを使うことも当初考えていたが、ママチャリ専用に1つ購入することにした。購入したのはOGK KABUTO(オージーケーカブト)の「SB-03」だ。このヘルメットを選んだ理由は5つある。

  1. OGK KABUTOで安心
  2. 後頭部まで守れる
  3. SG基準
  4. バイザーが付いている
  5. 4,818円と安価

まず、ヘルメットなので頭を守る必要がある。これは絶対条件だ。そして現在悩ましいのが、ヘルメットを探していくと玉石混交の状況にある。中華メーカーが乱立しており、サクラレビューも多い。そんな魑魅魍魎のヘルメット界で「このメーカー選んどきゃ間違いない」のがOGK KABUTOだ。

日本メーカーで、ロードバイクのみならずオートバイ用のヘルメットも展開している老舗企業だ。

OGKはプロアマ問わず、命を預けるヘルメットメーカーとして絶対的な信頼があり、多くのライダーが愛用していることでも知られている。OGKの企業紹介にも、まっさきに以下の文言が登場する。

ヘルメットの商品開発に欠かせないもの。それは「安全設計」という基本性能です。

Kabutoについて|OGK KABUTO
卓越した技術と妥協なき品質へのこだわりから生まれたKABUTOのヘルメット。信頼性の高いプロ仕様から、お子さまに親しまれる商品まで日本人にあったヘルメットをご提供します。

デザインばかり優先して、乗り手の安全性を第一に考えてない企業や開発者は滅んだほうが良いと思うが、OGKは、とにも、かくにも、「安全性」が第一に考えられている。わたしはかれこれ10年以上OGKのヘルメットを愛用しているが、幾度となく頭部を守って身代わり地蔵になってくれた。OGKのヘルメットに命を救われたことは数え切れない。

ママチャリ用として、SB-03を選んだ2つ目の理由は「後頭部を守れる」ことだ。ロードバイク用のヘルメットの場合、後頭部を守れているものの、首付近手前まで覆うようなタイプは少ないのが現状だ。SB-03は耳の裏付近までしっかりと後頭部を覆う設計になっている。

また、SG基準でSafe Goods (安全な製品)として厳しい基準をクリアしている。安全性と信頼性が高いことが確認されており、万が一、SGマーク付き製品の使用により事故が発生し、それが製品の欠陥によると認められる場合は、人的損害に対して最高一億円までの賠償が行われる。

4つ目の理由は、バイザーが付いていることだ。ロードバイク乗りからすると、不要にも思える機能かもしれない。しかし、このバイザーは朝に役立つのだ。朝、ママチャリに乗る際に朝日が眩しいときがある。バイザーがあると、朝日を遮り視認性が向上するのだ。

いままで、片手をハンドルから離し、手で朝日を遮っていたのだがバイザーを取り付けてからその必要がなくなった。前後に子供を乗せていると片手運転は非常に危ない。バイザーが取り付けられているのは、OGKのヘルメットに対する知見やこれまでのノウハウがフィードバックされているのだろう。

日本人特有の「丸型」に合わせた形状。

サイズはS,M,Lとあるが、それよりも日本人の丸型にフィットする形状になっている。海外製品の場合は、縦長のヘルメット設計になっている場合が多い。OGKは「ザ・日本人頭」に設計が最適化している。そのため、頭の左右の出っぱりが当たらずに快適な着用感がある。

ダイヤルを回すとフィット感が調整できる。

フィット感は後頭部に配置されているダイヤルを回すことで調整できる。締付けはほどよく、多少の振動でもズレないように、キツすぎず、ゆるすぎず、適度な負荷で調整しておく。

最後に価格だ。ロードバイク用のヘルメットは2万円以上し、海外製品になると4万ほどになる。SB-03はというと4,818円と非常に安い。下手な得体のしれない海外ヘルメットを買うくらいなら、OGKの安心を買ったほうが良いだろう。

なお、ヘルメットにも有効期間の寿命がある。ヘルメットは使用にともない、老朽・劣化等の経時変化によって、新品の時と同じ性能を維持できなくなる。ヘルメットの耐久性を考慮して、製品安全協会とJHMA(日本ヘルメット工業会)により、ヘルメットの有効期間を「購入後三年間」と定めている。

これはロードバイク用だろうが同じだ。3年の有効期間を過ぎたヘルメットは、事故や転倒の際に十分な保護性能を発揮しないおそれもある。また、有効期間の三年の間も、粗末な扱いをすると、寿命はさらに縮まる。

3年ごとに交換が必要な消耗品として考えると、この価格は非常にありがたい。

ヘルメット努力義務化が施行されたものの、何を選んだらよいのかわからない方はOGKのSB-03を試してはいかがだろうか。

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