CYCPLUS AS2PRO 液晶と空気圧測定で自動停止!電動空気入れレビュー

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使用回数(公称値)

使用回数のメーカー公称値は以下の通りだ。空気圧は0barから設定した空気圧に達するまでの時間を表している。また、回数は満充電で何回動作するかを表している。

タイヤ 空気圧 (bar) 充填時間(秒) 回数
700×25C 5.52 50 4-5
700×25C 7.58 90 2
700×28C 5.52 60 5
700×32C 5.52 80 3
29×2.2 2.07 70 4
700×45C 3.45 80 3

参考までに以下AS2(無印)の使用回数だ。

タイヤ 空気圧 (bar) 充填時間(秒) 回数
700×25C 4.14 50-60 4
700×25C 5.12 80-90 2
700×25C 6.90 150-160 1
2.6×1.95 2.41 70-80 2
2.6×1.95 3.45 120-130 1

メーカー公称値では、AS2よりもAS2 PROのほうが空気の充填時間が早く、充填できる回数も多い。しかし、実際にどれだけ使えるかは試してみなければわからない。次章では実際に試した結果を記載した。

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使用回数(実測値)

空気をいれるタイヤの条件は以下の通り。

  • リム内幅:22mm
  • タイヤサイズ:700x25c
  • ラテックスチューブ

参考までにAS2(無印)の実測値を先に掲載する。充填時間は60秒間で実施。空気圧はPanaracerのデジタルゲージで測定した結果だ。AS2(無印)は4回目の39秒でバッテリーが無くなり停止した。その後は一切動作しなかった。

回数 充填時間(秒) 空気圧(bar)
1 60 3.70
2 60 3.70
3 60 3.46
4 39(バッテリー切れ) 2.48

次にAS2 PROの結果だ。AS2(無印)を参考に空気圧の設定を3.7barにした。指定した空気圧に到達すると自動的に停止する。自動停止したあとに、Panaracerのデジタルゲージで測定した。動作回数は7回目の47秒でバッテリーが切れて停止した。

回数 充填時間(秒) 設定値(bar) 測定値(bar)
1 32 3.70 3.62 (-0.08)
2 33 3.70 3.62 (-0.08)
3 36 3.70 3.58 (-0.12)
4 38 3.70 3.62 (-0.08)
5 41 3.70 3.62 (-0.08)
6 43 3.70 3.63 (-0.07)
7 47(バッテリー切れ) 3.70 3.57 (-0.13)

参考までに60秒あれば5.0barほど充填できる。

次にAS2 PROをMTB用のタイヤを用いてテストを行った。タイヤ条件は以下の通りだ。最新のリム内幅とトレンドのXCタイヤの2.35でテストした。タイヤはチューブレスだ。

  • リム内幅:30mm
  • タイヤサイズ:29er x 2.35
  • チューブレスタイヤ

本体側の設定値は1.5barに設定した。1.5barに達し自動停止したあとPanaracerのデジタルゲージで測定した結果を掲載している。7回目の46秒で電池切れした際は1.25barまで充填されていた。

回数 充填時間(秒) 設定値(bar) 測定値(bar)
1 42 1.50 1.36
2 43 1.50 1.38
3 45 1.50 1.38
4 46 1.50 1.37
5 48 1.50 1.36
6 49 1.50 1.39
7 46(バッテリー切れ) 1.50 1.25

MTBライダーにとってこれは朗報かもしれない。1.3bar強を7回も充填できれば十分だろう。SDA王滝などでCo2インフレーターを何本も消費することが懸念されるマラソンレースで特に活躍が期待できる。

ハンドポンプと比べると充填する時間も非常に短いことから、タイムロスなども最小限に防げるはずだ。AS2 PROをメインとして、逆にハンドポンプを保険にする使い方のほうが合理的かもしれない。

AS2 PROは電動ポンプとしては十分な充填回数を実現している。Co2ボンベをこれまで持ち歩いていたが、完全に置き換えても良い出来だ。これまでAS2(無印)を使用してきたが、AS2 PROを実際に使ってみるとAS2には戻らないほどの性能といえる。

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測定精度

CYCPLUS AS2 PLUS

  • 1.5bar:10.0%
  • 3.7bar:2.2%
  • 5.0bar:3.3%

AS2 PROの空気圧測定精度に関しては、Panaracerのデジタルゲージと比べると空気圧が高く表示された。測定誤差は低圧の場合は10%ほど、3.7bar付近が一番値が近く0.06〜0.08barの誤差が生じる程度だった。

0.01単位までこだわるシクロクロッサーなら困るかもしれないが、ロード用途であればおおむねLEDに表示している空気圧を信用してよい精度だ。

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自動停止機能が便利

AS2 PROは指定した空気圧で自動的に停止する機能が搭載された。

この機能が思いの外便利で、空気を入れているあいだ、別の作業を行えるなど時間の節約にもなる。AS2 PROは携帯用ポンプとしての使い道が主だと思うが、自宅のフロアポンプ代わりにもなる。シューズをはいている間に空気を入れたり、レース現場で準備をしながら空気をいれるといった使い方もできる。

屋外でのパンク時も指定した空気圧で自動停止するため、「あとどれだけ入れたらよいか」と考える必要がない。これまでカンとタイヤの硬さで大体の空気圧を判断していたが、AS2 PROがあれば適正な空気圧まで最小限の時間でチャージされる。

人間がポンピングするよりも短時間で確実に、そして既定値まで充填することが可能になった。

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圧力測定はリアルタイム

CYCPLUS AS2 PLUS

圧力測定はリアルタイムで表示が行われる。設定した空気圧に達するまで、その経過がLED表示で読み取れるようになっている。例えば6.0barに設定して、4.0barに達したときに停止ボタンを押して途中で空気をいれるのをやめるという使い方も可能だ。

LED表示で空気圧を示す機能はAS2(無印)には搭載されておらず、AS2 PROから新たに追加された機能だ。これまでAS2で不便を感じなかったが、LED表示を一度体験してしまうとAS2(無印)には不安で戻れない。

またLED表示が便利なのは、充電残量だけを確認することもできる。

電動ポンプをお使いの方はご存知かと思うが、あとどれくらい充電が残っているのかを把握できないタイプが多かった。大型タイプの電動ポンプはLEDが標準搭載されていたが、AS2 PROのような小型タイプでLED搭載は数少ない。

LED表示で適正な空気圧まで入ること、測定精度がまずまず参考になる値を示すことからLED表示は必須の機能といえる。AS2で満足していたとしても、LEDと充填回数が増えたAS2 PROを追加で購入する価値があると思う。

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AS2とAS2 PROの違い

AS2 PRO = AS2 + 5mm

サイズ感は「AS2 + 5mm」 = 「AS2 PRO」だ。

わずか5mmの差ながら、機能が倍以上なのがAS2 PROだ。

AS2とAS2 PROの違いは以下の通り。AS2はLED表示が無いが、AS2 PROはLED表示機能がついており「バッテリー量」「空気圧」を把握することができる。AS2 PROは重量が23g増加しているがその分、電池容量が420mAHと120mAH程増えている。

AS2に付属しなかった別売りのホースがAS2 PROに付属している。はじめからすべて揃っているため、別途購入する手間や何を購入したら良いのかわからない人にはスターターキットとしてもAS2 PROが秀でているといえる。

  重量 サイズ 最大
気圧
気圧表示 電池
容量
精度

充填
速度

充電
回数
ホース 満充電 ポート
AS2 97g 46.5
28
65
6.9bar 無 300mAH – 150秒
6.9bar
5.5bar
2回
別売り 20分 TYPE-C
AS2
PRO
120g 43.5
28
70.5
8.3bar 有 420mAH ±0.1 bar 120秒
8.3bar
7.6bar
2回
付属 30分 TYPE-C

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使い方

AS2PROはAS2(無印)と使い方が変更された。

  1. 一番上の電源ボタン(◎)を長押しする。
  2. 電源ボタンを短く押す

PSIとBARの表示変更は+と-を同時に押す。目標空気圧は+または-ボタンを押下する。

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ホースは必須

AS2 PROに標準搭載の延長ホースは必須だ。ねじ込み式のため、空気をいれる失敗がほぼ無くなる。また、非常に作りが丈夫で何度も使用しても不安が無く耐久性も高そうだ。付属のホースはAS2(無印)には使用できなかったため、AS2 PRO用として専用開発されたようだ。

ホースの差込口も金属製で丈夫だ。交差もしっかりとしており、満足の行く仕上がりになっている。

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高圧は弱い

人間であれ電動ポンプであれ、高圧に慣ればなるほど空気を送り込む際に力が必要だ。AS2 PROも同じく、高圧になってくるととたんに苦しそうに空気を入れる。実用を考えると、一番美味しいスイートスポットの充填空気圧は4~5barといったところだろう。

実際にパンクした際でも、50秒も空気を入れれば5bar以上入るから十分な量と言える。昨今のタイヤを運用する際の空気圧は4~5barということを考えてもAS2 PROの空気充填能力は十分と言えるだろう。

6bar以上の高圧をいれる場合は少々時間がかかるかもしれない。

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ハンドポンプやCo2ボンベの代わりになるか

AS2 PROはハンドポンプやCo2ボンベのかわりになるのだろうか。

いつも携帯しているボンベが83gだった。AS2 PROは120gだ。その差は37gだが、使用回数が空気圧によるものの7回弱であること、Co2ボンベと異なり空気充填の失敗はほぼしないこと、空気圧表示が行えることなどを考えるとAS2 PROはCo2ボンベの代わりになる。

私は、Co2ボンベをこれまで携帯していたが、AS2 PROの動作と利便性を知ってしまってからCo2ボンベから鞍替えした。さらに、AS2 PROがメインの空気入れとし、万が一のために非常に小さなポンプを携帯することにした。

ついに、電動ポンプがメインの空気入れの地位を獲得したのだ。

(エアボーン/airbone)(自転車用空気入れ)エボリューションミニポンプ (カラー) 銀
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AS2 PROが活躍するのは野外、自宅だけではない。輪行や飛行機での遠征時に大掛かりなポンプを持っていかなくてもよくなる。これまで小型のスタンドポンプや、長めのハンドポンプを持っていって方はAS2 PROを1つ持っていくだけでよいだろう。

ただし、バッテリー式のため空港で没収されないように。

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内容物

  • 本体
  • バルブコンバーター
  • シリコンケース
  • ホース
  • 防水ポーチ
  • ケーブル
  • ボールニードル
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まとめ:メインの携帯電動ポンプとして

AS2 PROはAS2(無印)から大幅なアップデートが行われた。見やすいLEDの気圧表示、正確な圧力測定と非常に便利な機能が追加された。また、使用回数も3.7bar設定では7回、5.5barでは5回と空気圧の充填回数も大幅に増えている。

こうなってくると、携帯ハンドポンプやCo2インフレーターよりも電動ポンプのほうが使い勝手がよいことに気づく。長らく、ハンドポンプとCo2インフレーターのセットを愛用してきたが、これからは電動ポンプがメインで、予備の保険として軽量なハンドポンプを備えておくという使い方が合理的かもしれない。

AS2 PROの登場によって、1発勝負のCo2インフレーターの役目は終わったように思える。電動ポンプであれば、Co2インフレーターのように1回失敗してしまうと後戻りできなくなるような心配も不要だ。

電動ポンプであれば、自宅で何回も使い方を練習することができる。Co2インフレーターは使い方がわからず、試したことがない方も中にはいるだろう。電動ポンプはバッテリーがなくなれば充電しさえすればいい。また、遠征時にもポンプを持っていかなくても良くなる。

これからは、電動ポンプがメインの時代になるのだろう。使用回数、空気圧表示、携帯性と空気をいれるために全てが詰め込まれている。充電が減ってきてもLED表示で簡単に確認できるため、不足していれば充電するという行動にも移りやすくなった。

AS2 PROはロード、グラベル、MTBと幅広くメインポンプとして使用できる出来だ。AS2(無印)はまだまだサブ機という位置づけだったが、AS2 PROはメインのポンプとしてハンドポンプやCo2インフレーターの座を奪う程に優れた電動ポンプに仕上がっている。

次にどこで買うのが安いのかを調査した。

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価格比較

AS2 PROを最も安く購入できるサイトはどこか。全て確認していったところ、公式サイトで配布しているクーポンコード「cycplusas2pro5off」を使うのが最もお買い得だ。送料無料で日本まで発送してくれる。

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