運動を可視化する!BARBALAN加速度センサー レビュー

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image: BARBALAN

トレーニング時の「加速度」「回数」「左右バランス」をリアルタイムに追跡するデバイスが登場した。BARBALANは加速度センサーを内蔵し、感覚や目視など人間の認識だけで捉えていた運動情報を可視化する画期的なデバイスだ。

内蔵している加速度センサーは、1秒間に400回の情報を取得する。サンプリングが0.0025秒ごとに行われるため、専門のトレーナーでも捉えられなかった細かな動きも手に取るようにわかるようになる。

加速度センサーと左右の傾きを検知するセンサーを搭載した。image: BARBALAN

これまで筆者自身も、ストレングストレーニングや自重トレーニングの際に加速度装置PUSHを使用してVBTトレーニングを行ってきたが。BARBALANは従来のVBT装置に加えて以下の機能が搭載されている。

  • 左右のバーベルの傾きをリアルタイムでフィードバック
  • 拳上速度の計測(VBT)
  • 自動回数カウント、自動クールダウンタイマー
  • 自動1RM換算
  • アプリにてトレーニング記録管理

これまでのPUSHに代表されるVBT計測器はいくつか存在していたが、トレーニング中の左右の傾きが確認できるツールは世界初だ。

左右のバランスを計測し、ある一定の傾きに達するとアラートで知らせてくれる。そして、これまでトレーナーや自分で数えていた拳上回数を自動で音声と共にカウントしてくれる。結果、バーベルなどを挙げる動作に集中できるようになった。

ウェイトトレーニングのVBT(加速度トレーニング)については、西薗良太氏が監修した「世界最高のサイクリストたちのロードバイク・トレーニング:ツール・ド・フランスの科学」でも紹介されている。

サガンなどのトップ選手たちは、加速度センサーを用いたトレーニングでウェイトトレーニングを冬の間行っていることが紹介されていた。

世界最高のサイクリストたちのロードバイク・トレーニング:ツール・ド・フランスの科学
ジェイムズ ウィッツ(著), 西薗 良太(監修), 西薗 良太(翻訳)
¥5,210 (コレクター商品)

VBTは最大挙上重量(1RM)のパーセンテージに基づいて一律に負荷を設定するという 長い間常識とされてきた方法ではなく、挙上スピードを基準にしてトレーニングの強度と量を明確にすることができる定量化されたトレーニングだ。

今回はBARBALANを実際に使用してVBTトレーニングを行ったレビューをお伝えする。

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BARBALANが運動を可視化

自宅のパワーラックに設置してBARBALANをテストした。

BARBALANは「加速度」と「左右バランス」がリアルタイムで確認できるため、トレーナーや鏡なしで正しいフォームで運動できる。姿勢が崩れないように意識付けをしながらトレーニングの質を高めることができる。

メニュー、バランス平均、重量、スピード、レップ数、左右バランスなどの情報が可視化される。

BARBALANはスマートフォンとBluetoothで連携することから始まる。リアルタイムモーショントラッキングによって、「バランス」「スピード」「レップ数」のリアルタイムデーターを取得する。

バーベルなどを置いた状態で水平状態を取得するキャリブレーションを行う機能も搭載されているため、確実な左右バランスを確認することが可能になっている。

左右のバランスについて、ある一定の角度の閾値を超えるとアラームが鳴るように設定することができる。この機能によって、左側の筋肉が弱いとか左右のバランスが取れていないことなどが感覚ではなく、実際の数値の角度として理解することができる。

センサーの感度は高いため、トレーニングの傾向によって反応を調整する事が可能だ。

センサーの反応はかなりよく、反応が良すぎて微細な拳上も検知してしまうほどだった。最も感度を高めると、バーベルをパワーラックに置くときのわずかな振動も拳上回数として検知してしまう。

そのため、センサーの感度も変更することができるようになっている。自身のクセや使い方に合わせてチューニングする事が可能だ。

クールダウンタイマーも搭載されており、設定したメニューの拳上回数(例えば10レップなど)が終了したあとは、自動的にクールダウンタイマーが動作する。次のメニューに移行するときも、音声によるカウントダウンタイマーが動作して正確なトレーニングを行うことができる。

image: BARBALAN

トレーニング中のレップ数や、傾きはすべてリアルタイム音声で通知される。回数を数える必要がなく、拳上にだけ集中できる。左右のバランスもアラートですぐに通知されるため、常に意識しながら左右のバランスを是正することが可能になっている。

また、トレーニングでどの部位を鍛えたのかや、トレーニングの記録も自動的に取得される。例えば、Squat(Barbell)を行った場合は、大臀筋や太ももが鍛えられていることが可視化され確認することができる。

image: BARBALAN

BARBALANが活用できるのは、何もバーベルを使ったトレーニングだけにとどまらないことだ。

  • 自重トレーニング
  • 体幹トレーニング
  • マシントレーニング
  • 室内ローラー

重量がわずか49gであるため、自重トレーニングでスクワットをする場合もバックポケットなどに入れれば回数などを数えることができる。ランニングポーチを使用してセンサーを水平に固定すれば、プランクなどの体幹トレーニングで左右バランスを確認することもできる。

マシンを使ってジムでトレーニングする方にもBARBALANは有効だ。マシンにBARBALANを取り付けることで、加速度と拳上回数を計測することができる。

 
 
 
 
 
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ダンベルなどを使用したウェイトトレーニングでもBARBALANを取り付けることで、レップ数や左右のバランスを計測することができる。

 
 
 
 
 
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BARBALANが取り付けられるバーの直径は、オリンピックタイプのオリンピックタイプやレギュラータイプで使われている持ち手が25~30mmとの互換性があるため、スペーサー無しで取り付け可能だ。内側に無段階調整スプリングが搭載されており、どちらの経にも対応する。

試しに自転車用のハンドルバー31.8mmに取り付けたところ問題なく装着できた。無段階調整できるが故のメリットだ。

そのため、室内でローラートレーニングをする場合でもハンドルバーにBARBALANを取り付けて左右のバランスを確認することができる。もがくときにバイクが揺れてしまわないように意識付けすることも可能になる。

このように様々な使い方ができるBARBALANだが、最もメリットがあるのはVBT加速度トレーニングだろう。

ウェイトトレーニングにおける加速度センサーを使ったトレーニングは、サイクリストのパワーメーターと近い。サイクリングのパワーメーターは「トルクx回転」でパワーを表す。一方でウェイトトレーニングでは「ウェイトの重さx加速度」でパワーを表す。

共にトレーニングが定量化され「ワット」が単位として扱われる。VBTトレーニングはサイクリストにも親しみやすいと言える。

BARBALANはクラウドファンディングで26,820円で購入者を募集中だ。早期購入者は割引の特典がある。プロジェクト終了日が2024年11月17日と残り僅かになっているため、気になる方は早めに応援購入してみてほしい。

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リターン品の配送が完了するまで、株式会社IBKは、BARBALANの日本における独占販売権を有する正規代理店です。詳細に関しては、ページ下部のリスク&チャレンジをご確認ください。ワンタッチ結合構造で片手で軽くバーベルに取り付けます。 (25~30mmバーベルに使用可能)デバイスをBluetoothに接続します。
接続されていない場合は、白色LEDが点滅します。
デバイスとアプリが接続されると、LE
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