2024-2025 関西シクロクロス 第2戦 富田林 E1

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photo: ARIHIRO

関西シクロクロス第2戦富田林。

第1戦はかなり微妙な走りをしてしまったため、万全の準備をして・・・、と思いきやこの週は仕事が重なり1日もCXバイクで基礎練習できずに終わってしまった。ブログを書く余裕も無いまま仕事に忙殺されて1週間が終わってしまった。

とはいえ、言い訳をしても仕方がないので今できることをやれるだけやるという単純なところへ帰結する。毎朝のトレーニングと、仕事から帰ってきてからのトレーニングを欠かさない。初戦で体に刺激が入ったのか、フィジカルは順調に上がってきているように思う。

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これまでシングルリザルトが当たり前だと思っていたのだが、目標としているリザルトとはかけ離れていた結果が続いている。今回もそれは変わらず16位だった。終盤は14位をウロウロしていたが最後に2名を引き離せなかった。力不足だ。

それでも、第1戦よりも体は動くようになってきたし、タイヤへの圧もよく感じられるようになってきた。リザルトは本当にパッとしないけど、悪いときこそ自分のためにレースレポートをまとめておこうと思う。

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富田林 E1 16位

photo: ARIHIRO

スタートは27番。最前列でコールアップされていた頃が今では夢のようだ。ただ現実を受け止めて改善してこそ成長がある。諦めずにまた戻ってきたいなと思うところ。富田林のコースは全体的にパワーコースで、テクニカルなセクションは皆無。

バリア以外は、すべて乗車で行けるがキャンバーセクションは途中まで突っ込んで、あとは片足ケンケンで走るほうがクリートキャッチを考えると全体的に通過スピードが早かった。BikinTVでコータプロも同じ走り方をしていたので、これはこれで正解だったのだろう。

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富田林は全体的にパックのほうが有利だ。できるだけ人と走ったほうが早い。ゴール手間は向かい風、バックストレートは追い風でスピードが乗った。スタートループは腰痛のコータの後ろで走ったけど、やっぱり上手いし走りがしなやか。走りやすいし、するする抜いていく。

今シーズンは腰痛で初戦はあかんかったようだけど、あの位置から6番まで上がったからすぐに上位に行くだろうな。その後は、戸谷さんの後ろについて走る。MTBやCXでエリート上位を走るからやはり上手い。できるだけついていくように。

photo: ARIHIRO

ウォーミングアップもしっかりした。結果的に心拍も175〜180bpmで安定して最後まで出せている。

2周ほど戸谷さんと一緒に走って、一緒についていけばシングルリザルトも見えてはいたものの、コーナーの処理がうまくいかず立ち上がりで力を使いすぎた。徐々に離れていき、ホームストレートで間が空いてしまい、そのまま千切れてしまった。

コーナーの処理練習しないとあきませんな・・・。

あかんやつ。photo: ARIHIRO

その後は周回を重ねつつ、集中力を切らさないように走る。せっかく準備してきたし、後半に垂れやすかったのでそのあたりを改善できたらなと思いながら。あとは細かい部分で早く走れるようにと考えていたのだけど、バームは下りの勢いをさらにつけて走ると後ろと1秒ほど差がついた。

小さな差の積み重ねがタイム差になるシクロクロスなので、これを今度はコーナーリングで生み出せるようにしないとなぁ、なんて考えながら走っていた。

photo: ARIHIRO

今回気づいたのだが、コーナーの処理が結構甘くて速度が遅くなる。コーナーの脱出スピードも遅く、コーナー全体を使い切れていなかった。いつもなら次の周で改善できるはずだが、走り方を忘れているせいか何度も同じコーナーでライン取りを誤った。

こういう小さい処理の積み重ねでタイムが遅れてしまう。もう一つバームを過ぎた登りも真ん中ではなくて杭のキワを行く必要があった。

photo: ARIHIRO

真ん中に目に見えるラインができていてどうしてもそこを走りたいと思うのだが、明らかに無駄なラインで、杭のキワが正解だったと思う。そのあとの石に乗ればパンクもしないし、とあとから考えればそうなのだが、走っている間に修正できなかったのはまだカンが戻ってきていないと感じた。

photo: ARIHIRO

今回、ペダルをTIMEに戻した。10年以上使ってきてやっぱりTIMEのほうが自分にあっていた。上死点、下死点どちらもハマってくれるし、ペダルキャッチもいい。シケイン前に泥が付着してもしっかりとクリートがハマる。

エッグビーターやTIMEに比べるとSPDは泥にかなり弱いと思う。良くも悪くもTIMEやエッグビーターは「にゅるん」とクリートがハマってくれて、かつ足を捻っても遊びがかなりあるのでかかとが内側や外側に動きやすい。

竹之内選手も愛用しているビンテージTIME ATAC XS(廃盤品)を使ってきたけど、ATAC XC(SRAM B1)に変更。なお新品ストックは2ペア有り。345g→290gに。

私はチェーンステーの塗装が剥がれるほどかかとを動かしてバイクを動かすクセがあるのだけど、SPDはこれができなくて膝にねじれのしわ寄せが行って膝が痛くなってしまった。TIMEはこれがない。

ペダルは好みがあるので一概には言えないが、長らく使ってきたタイムにまた戻ろうと思う。

photo: ARIHIRO

気づいたら、ゼッケンが若い選手を追い越したり、追いつかれたりしながら14番手前後で最終ラップへと向かう。おそらく、自分よりも脚がありそうな二人が後ろについていたが、気にせず走ることに。多分、最後に出てくるだろうなぁと思っていたが実際そうなった。

ただ、引き離すだけの力と技術があればよいが今はない。長年やっていて理解しているのだが、シクロクロスのリザルトはフィジカルとテクニックが忠実に反映される。自分の実力はリザルト通りだ。今の自分は16番だった。

サポートを受けているサンボルトさんのシケインを飛ぶ。photo: ARIHIRO

それでも前回よりも心拍数も高く維持できたし、心拍が高いわりには辛くなかった。コースもイージに感じたし、あとはコーナーリングの脱出スピードを改善していきたい。全体的にパットしないリザルト、走りであったが初回よりはだいぶマシだ。

次は、リザルトも毎年よく得意だと思っている美山。昨年の美山は6位だったが、それ以上行くことは今年は難しいとは思う。だから慢心せず、淡々と走りたい。でも美山は楽しいのでワクワクしている。

photo: ARIHIRO

今回の富田林で嬉しかったのは、娘がCK3に出場して2周走ったこと。カテゴリ的に1年早いのだけど、関西シクロクロスの方々のご厚意で参加させていただいた。顔を赤くしながら、走る姿に感動した。

何より、家族でシクロクロスできるのはこの上ない幸せなことだと思う。勝ち負けや順位を求めるのも大事なのだが、家族がシクロクロスやってくれるのはありがたいな。

今年はリザルトがパッとしないし、パックで走る楽しさも無いんだけど次回も頑張ります。いつもガヤって下さる方々ありがとうございます。

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