Campagnolo Shamal Black 2way-fit Tubless Wheel

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wheelがshamal の2way-fit 2010になりました。

tubless wheelへの換装は以前部長が記事にされているのですが、これまたど素人の面から苦労した部分とかを掘り下げていけばと思います。

——-ここから、購入に至ったまでの個人的な思いですので、素人面の技術的参考をお求めの方はお飛ばしくださいませ——

まあ、折角なので長々と書きましょう。

まず、私がwheel欲しいなぁと思い始めたのは、だいたい9月頃。みんなと淡路に行った頃くらいからでしょうか。まあたしか羨ましかったってのがあったのでしょうか、新車の人が増えてきたり、wheel新調する人が出てきたりと、部員のパーツのグレードアップに私も何かグレードアップしたいなーと思ったのがきっかけかも知れません。

ただ、欲しい→即買うだとただのブルジョワみたいな気がしていたので、六甲山のタイム次第にでもしようと思っていました。

その頃は六甲山のタイムが1時間5分とかだったので、55分くらいに縮められたらまあ、いいかなくらいの心持ち。若干ひよった感じです。欲しいけれど、ムチャクチャ欲しいわけでもなくて、六甲山を55分も切れないような脚でいくらホイールを変えても~と、

最初は、ずっとshimanoのホイールでした。さらにクリンチャー目標でした。具体的には wh-7850-c24-cl です。お値段も8万~9万あたりで買えるとのこと。当面はこれを目標に登っていました。

が、思った以上に55分はさくっと更新してしまいました。 流れ的には1時間5分→1時間1分→1時間1分→57分→55分→といった感じ。なので目標を変えました。50分切ったらに。その頃はホイール熱が落ち着いていたので、欲しい半分、特になくてもいいかな半分。

で、ちょうどこのころくらいに、部長がチューブレスを導入していました。全くノーマークだったチューブレス。チューブラーはホイールにセメントをつけるとか、テープで貼り付けるとか、なんとなく面倒そうなイメージを持っていたのですが、チューブレスはタイヤを履かせるだけでいい。しかもパンクしたときの安全性が断然上。しかも部長曰く、乗り心地もいい。グリップもいい(おそらく気圧の関係上)とのこと。これは、僕もチューブレスありかと感じた瞬間でした。

で、調査開始。やはりホイールはshimano shimanoのチューブレスタイヤは、上位モデルは2種類ほどありました。

wh-7850-SL / wh-7850-c24-TL の2種類 右の方が新しく性能もいいみたいです。で、多分僕はこれを買うんだろうなーと思いつつネットで評判を検索していると、どうにもこうにも振れやすい。とのこと。衝撃的な画像もあったりとあまりいい評判ではないようです。僕はラチェット音が煩いのが嫌だったので、ほぼshimano一択だったのですが、流石にこの事実はえらく悩まされました。

ホイール購入をやめようかと思っていました。が、そうこう考えているうちに、六甲山51分というタイムを出しました。たしかこれくらいの時にshamalの案も出ていた気がします。きっかけはKissyのおすすめとKissyのBora購入です。調べてみるとラチェット音がえらく静からしい。見た目も、好きです。というわけで、買うならshamalと心に決め、ちょうどサイクルモード1日目に今年最後の六甲山に行ってきました。

結果49分30秒 50分切っちゃった。てなわけで購入しました。

————————–ここまで個人的な購入までの意識の流れ————————————–

さてシャマル。クリスマスセールが始まって、ずっとwiggleを見張っていたのですが、大して安くはなっていきませんでした。といっても10万6000円といやぁ、定価からすれば十分なお値段です。 それでもいっとき10万4000円になったりもしていたので、(といってもwiggle表示価格は即効性がないので、ずっとポンドを見張っていたのですが)

ただ、あと+1万ほど出せばウエパで購入できるというのもあって、ひたすら悩んでいました。クリスマスセールでなんとか恩恵を受けられないかと。

と思っていたら、ウエパ火事。そして、Bellatiでもっと安くで売っていることが判明。ぽちりました。

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注文したのが、12月3日 届いたのは12月25日のクリスマスでした。スイスの国際交換支店を出たのが15日だったので、13日くらいどこかをさまよってきたのでしょうね。ダンボールはぼろぼろになっていました。にしても、クリスマスに届くとは、粋なことをしてくれるぜBellati.

既にタイヤはwiggleから仕入れていたので、あとははめるだけです。

まずはかかった金額。

wheel shamal 2way-fit 2010           \103,116 + \1,200(関税)      レート スイス フラン 88.523

ハッチンソン:FUSION2 \9,000 くらい   レート ポンド 146.199

スプロケ ultgra6700 12-25T  \4,600

シーラント \780

しめて\120,000くらいです。

とりあえずダンボールから出します。中を開くとcampagnoloのwheelケースに入れられていました。

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最初白い袋が乾燥剤か何かと思ったのですが、パーツ類でした。 クイックレリースとニップル調整品。

+サイコン用のマグネットが入っていました。(結局硬くて使わなかったですが) ホイールケースは思った以上に分厚くて頑丈です。中央はより強度があるようになっていて、バッグの中には小物入れまでついています。

とにかく中から出してみてもう一度撮影

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写真はリアホイール。 このスポークの配置が綺麗です。3本が一直線になっているのが素敵。

ともあれタイヤをはめる作業を開始します。

まずはネットを見て得た知識や、部長の前回の記事を元に、石鹸水を塗りたくります。中性洗剤がなかったので、弱アルカリ性の台所洗剤と弱酸性のボディーソープと水を混ぜて作ってみました。こういうところ適当です。

まずは霧吹きでシュシュっと。霧にならないので普通に塗りました。最初はどの程度塗ればいいのかもわからないので、溝の部分にのみ塗ります。このときはまだビードがあたる部分には特に塗っていませんでした。

でもって、いよいよFUSION2をはめていきます。まずは片方。これは簡単にはまっていきます。バルブのところを最後にしてはめていくとバルブのところだけちゃんとはまっていませんでした。というかバルブのゴムのせいでタイヤが奥に入っていませんでした。無理やり奥に入れてOK.

で、ここからが本番です。腕に力を入れてバルブとは反対側から少しづつタイヤをはめていきます。このとき感じたのは思った以上に簡単にはまるものだなーということ。ネットで調べてバルブ部分は最後にしなければまあ入らないといわれていたので、そのとおりに進めていったのですが、バルブまで残り30cmくらいといったところで、まったく入らなくなりました。

ていうか、無理。もう一度ネットで検索。なにやら最初に入れていたタイヤを、後から入れたタイヤの上になるようにビードの底で調整するとか書いています。むーよくわからないけれど、ビードを中央の窪みに入れればいいのだろうか。

と、バルブと逆サイドから同じように中央に押し入れていきます。ちゃんと出来ているのか分からない。ぐいぐいと調整しながらまたバルブ付近まで上がってきたのですが、やはりそこから進む気配がない。

なにより厄介なのは、両手を使って、はまっていないところを無理やりはめていくと、今度は逆サイドのはまっていたところが同じくらいずつ開けていってしまうことです。要するにこの残り30cmは片手づつ同様の力で押し入れていく必要があるということ。

ぶっちゃけ無理でした。実はタイヤをはめるのに3時間以上掛かっています。しかも指先がぼろぼろになって、次の日予定もあったことから25日は諦めて寝ました。

で、26日の朝。手の痛みは全然ひいていませんでしたが、なんとなくもう一度挑戦。朝から予定があるので30分だけと決めて。前日にみんなに相談したら「もうタイヤレバーつかっちゃいなよ」的な意見をいただき、流石に今の握力だけではどうにもいかない世界だったので、タイヤレバーをつかうことにしました。

で、26日。ビードを最後に押し上げるときに、石鹸水の力を借りることを考えると石鹸水はホイールの底にぬるのではなく、どちらかといえばビードにあたるところにかけてぬっておいたほうがいい。滑ってでも入ってもらえればいいという結論に至、塗りたくる。それからタイヤレバーもつかって、ぐいぐいと入れ込んでいく。途中タイヤレバー折れるんじゃないかと思うほど力を込めていた部分もあったのですが、両サイドからぐいぐいともうなりふり構わず力をこめていった結果、なんとかはまりました。

その日の夜。今度はリアホイールに挑戦。ある程度のこつは掴んでいるはずなので、もう最初からタイヤレバーを使う気満々です。ささっと石鹸水を塗りたくり、ぱぱっとはまらない所まで持って行き、タイヤレバーで無理やり入れ込んだ影響で、逆側が無理やり出てくるのを防ぐために、一度はまったところは脚でタイヤの部分だけを踏みつけながら逆サイドからタイヤレバーでぐいぐい入れていきました。するとすんなりと入って完成。

ネットの動画で、手だけで簡単にいれているのがあるのですが、無理すぎです。力を入れているときに、逆側にその力の逃げ先をうまないようにしてはめる。はめる力が足りなければタイヤレバー。結局非力なのでしょうか僕は。

ともあれ、はまったので空気を入れます。フロントのタイヤをはめたときはわからなかったのですが、リアホイールに空気を入れていくと、途中で「バキ、バキ、ベコ」とビードが上がる音がしました。ああ、これがなるほどー。

ホイールの底に落としたビードが、空気の抵抗で持ち上げられてホイールの側面の窪みにはまっていくようです。このときに泡が出る場所があれば、そこは空気が漏れる原因となる場所らしいのですが、特にそういったことはありませんでした。

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とりあえず撮影。今までのBontragerがリム部分が白いのもあって、なんとなく全体的にダークな感じになってしまった気はします。ハッチンソンのチューブレスタイヤにカラーリングでもでればまたちがった味になるのかもしれませんが、今はこれで満足。

さて、チューブレスといえばシーラント。次はシーラントを入れてみました。

shamal の 2way-fitはバルブコアが外せて、そこからシーラントをどばーと入られれるらしいのですが、肝心のバルブコアの外し方がわかりません。ネットでいろいろ検索しても、どういったものがバルブコア外しで、どういう方法と原理で、どの辺から抜けるのかわからなかったので、やりませんでした。ペンチでできるとも書いてあったのですが、原理と仕組みがわからない以上下手にペンチで潰してしまうわけにもいかなかったので。

お店にいって、聞いてみてもどうにも歯切れが悪く、ペンチで抜けますとと答えられたのでシーラントの入れ方は別途検討することに。

考えてみればバルブコア一体型の人はどうやるんだろうと考えると、たしかタイヤをはめる前にシーラントを入れてはめるらしい。

てことは、空気を抜いて一部分だけビードを底に落として、その隙間から入れても同じなのじゃ?そう思ったので実際にそうしました。結局いろいろ漏れたりなんか大変なことになったので、リアもフロントも15ml程度づつしか入れられませんでした。

これでいいのかどうかは今のところわかっていないです。

というわけで、なんとなく完全には完成していない気がするのですが、こうやってチューブレスタイヤ導入が完了しました。最初に載せていた写真は、その日の晩に乗り心地を確かめるために走りにいったときのものです。

で、実際に乗ってみた感想ですが、やはりクリンチャーに比べて衝撃吸収率はえらくいいものだと思いました。速度をあげていったときに、今までのBontragerのタイヤだと「ごー」という感じで、転がり抵抗を感じさせるような振動があったのですが、チューブレスタイヤの場合は「にゅるーん」といった感じ。振動も少なくなったのでらくです。

ホイールの変化は、まあ流石に今までのBontragerのホイールから380gほど軽くなったこともあり、漕ぎ出しがすごくらくです。走り始めが「ぐっ」と踏んでいたのが「すっ」と力が伝わっていく感じです。こんなにも違うものなのかと正直驚いています。

気になっていたラチェット音はほとんどしないです。たまに耳を澄ませれば少し聞こえる程度で、これはかえって心地よいです。これくらいの音はなんとなく優しいイメージもあります。耳障りじゃないけれど、なんか胸に響いてくるような感じ。

とにかく平地は試しました。あとは六甲山の上り下り。実際に登るのは多分3月になってからだと思いますけれど、今から楽しみです。それまでは我慢しながら家でローラ台。

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