Photo: エリート@ETT
レース前日は家族で遠足がてら堺浜へ。堺浜クリテを開催しており、ロードのチームメンバーが参加していたようだが、今はロードに1mmの興味もなくせっせとシクロクロスの準備。前日の試走時はボコ芝や背の高い芝があり、風も強くスピードが乗らない。
Photo: エリート@ETT
妻が試走を2周ほどしたが、30分近くかかっていた。その間、管理塔の小屋で娘と息子氏で風よけをしながら待つ。前日試走は前後ともスリックタイヤ&サイドノブ(いわゆるシケインタイプ)のIRC SERAC CX EDGEで走った。
Photo: エリート@ETT
しかしどうもフロントがふわふわしてグリップが甘く感じる。
おそらく、芝が高いため底までタイヤが入り込んでいかない(という感じ)がするのでフロントはスタンダードなSERAC CXノーマルに変更して、リアだけEDGEという組み合わせにした。
先日の烏丸で感じたのは、転がり抵抗よりもグリップを確保してスリップダウンしないようにするほうが優先と判断した。
Photo: エリート@ETT
堺浜のコース自体は海外のCXレースのサーキットのような直線的かつレイアウトを広く使ったパワーコース。もともと日本の狭い土地だとウネウネ系のコースになるのだが、今回のレイアウトはダイナミックだった。
Youtubeでスーパプレスティージュを見ているとこういうレイアウトが多い。
Photo: エリート@ETT
登り区間や、嫌な芝の折返しが多い。スピードが乗るコースなのでワンミスすると離されてパックから落ちないようにするのがポイントか。前日は川村選手と試走させていただき、パワーの違いとコーナーリングの速度域がぜんぜん違う事に驚いた。
とはいえ、「ここまで行っても転ばないんや」という後ろにつくイメージができたので良かった。というわけで第4戦堺浜レースレポート。
超ドライのはずが、、、一箇所だけ泥区間走っただけでGRXこんなん。
第4戦 堺浜 C1 8位
Photo: Etsuko Aoi
- カテゴリ:C1
- 順位:8位(出走60, 13%)
- コンディション:ボコ芝、背の高い芝、一部泥、風強い、パック有効
- 天候:前日雨、当日晴れ
- 13時の気温:12℃
- フロントタイヤ:IRC tire IRC SERACCX CX XG
- リアタイヤ:IRC tire IRC SERACCX EDGE
- フロント空気圧:1.35bar – (スタート前1プッシュ0.3bar抜く)-> 1.32bar
- リア空気圧:1.40bar – (スタート前2プッシュ0.6bar抜く)->1.36bar
- 空気圧調整:パナレーサーデジタルゲージ
- チューブレスタイヤインサート:vittoria air-linner
- シーラント:Muc-OFF NO PUNCTURE HASSLE TUBELESS SEALANT
- バイク:TREK BOONE 52
- チェーンリング:40T Wolf Toothウルフトゥースフロントシングル
- スプロケ:11-30T
- ホイール:ENVE M525 / mcfk / 前後CHRIS KING
- ペダル:TIME ATAC XC
- ジャージ:SUNVOLTシクロクロスワンピース
- オイル:イナーメCXオイル
- 食事:3時間前井村屋 カステラ長崎1本とCCD60g、1時間前ジェルCCD60g
- 03周:6:32
- 04周:6:30
- 05周:6:32
- 06周:6:29
- 07周:6:29
- 08周:6:42
- 09周:6:45
- 10周:6:30
Photo: Etsuko Aoi
補給について:60分しか走らないので、朝飯と昼飯はカステラ1袋。妻もL2走っているんだがシクロクロスやロードでも朝飯は質量が軽くてカロリーが高くて美味しい井村屋のカステラしか食べていない。
烏丸からあっと言う間の堺浜。開幕からシングル絶対入るぞーと意気込んではや4戦目。ロードに有利なコースと言えど、本物のプロロード選手が入り混じり甘くはない。横山選手、木村選手(シマノレーシング)、渡邊選手(愛三工業)、津田選手(AG2Rシトロエン)といったロードでは到底太刀打ちできないプロ選手がグリッドに並んだ。
Photo: Etsuko Aoi
いわば、ロードでハイスピード展開になってブチブチ千切れて葬り去られるパターン。これは初めから60分全開で行かねばならぬ・・・。
ウォーミングアップは、ミノウラのハイブリッドローラーで招集50分前から回す。。いつものピッド・コックウォーミングアップで、それっぽいウォーミングアップをする。ただ、全然かからないw
- 10min ウォーミングアップ
- 1min 370W x 2min レスト, 3回
- 200rpm x 10sec, 3回
目標の370Wまで届かず340Wほど。うーむ調子悪い。回転も先週の208rpmよりも低く200rpmと回りも悪い。まぁええや。
Photo: Etsuko Aoi
昼の試走の段階でコースのコンディションは変わっていた。ボコ芝は変わらないが、芝はなぎ倒され、C1で走る時間帯には土も見え始めて走りやすくなっていた。昼の試走では、横山選手と川村選手の後ろをストーキングする。実際、人の後ろ走るのが一番為になる。
空気圧調整はスタート時点で1.40barから始めて、徐々に下げていく。とはいえなんか空気圧が落ち着かない。結局レース前までいい感じに収まらずスタートすることになる。スタートは18番で3列目。あんまりよくないぜ。左側、川村選手、コッシー選手と並ぶ。
Photo: Etsuko Aoi
直線は30秒ほど。そこからコースイン。最初は相変わらずのカオスっぷりでbikinTVの映像を見ると28番ぐらいまで下がっていた。おいおい。そこから丁寧に1人1人抜きながら必死に踏みまくる。
Photo: Etsuko Aoi
途中、愛三工業の渡邊選手が走っていたのでなるべく風よけにして半周ぐらい一緒に走る。コーナーでスピードが乗らなかったため、立命館の方と直線で前に出て前を追う。自分のペースだとあせって踏んでしまうため、淡々とリズムを刻みながら集団パックのほうが有効と判断した。
Photo: Etsuko Aoi
スタートから約3周ほどかけて、第2パックにおいつく。あとから見たら6分6倍近くで踏んでいてほぼ限界ギリギリだった。きつい。今日は走りながら、なんとかパワーでついていける事がわかりつつも、ワンミスしてしまうと集団のパックのほうがペースが早いため終わる。なかなか手を抜けず、休めず、集中力を切らさずに走る必要がある。
Photo: Etsuko Aoi
村田さんらの5名ほどのパックは、自分的には何とかついていけはするがワンミスすると二度と復帰できなくなる感じ。60分このペースで走るのかと少々萎えるが、休みどころを探しながら走ると、登りのうねうね区間で休めたのであとはリズムよく集中力を切らさずに走る。
Photo: Etsuko Aoi
スリップダウンする箇所を注意しながら、少々余裕を持って走る。登り区間でリアが滑ることがあったため意外とノーマルCXのほうが良かったかもしれない。集団からこぼれ落ちたらこのコースは終わりなので、ひたすらパックに居続けることを守る。
Photo: Etsuko Aoi
途中、村田選手と伊藤選手が出たときに、ふと中切れができてしまった。これに気づかず単独で走ることに。結局20秒ほど離れてしまった。最終周回手前で京都朝ライドの2名とパックになる。先行されたが落ち着いて後ろにつく。
Photo: Etsuko Aoi
前方向でスリップダウンしたため、パスして直線を全力でもがいて先着。今回、脚もテクニックもパックの中で一番無かったと思う。それでもラップは終始6:30前後できっちり走ることができた。気合で集中力を欠かさなかったのが良かったのかもしれない。
Photo: Etsuko Aoi
反省点といえば、バリアや階段区間で後方に居るとインターバルがかかってしまい踏む回数が増えてしまうことだった。これは前の選手と並びつつ、安全に詰めながらクリアするほうがよいだろう。
次回はマキノ
Photo: Etsuko Aoi
TSSを見たら86だった。データーを見るとL6の無酸素運動が16分、L5のVO2maxが7分ほど。結構特殊な負荷のかかり方だけど、やはりL6とL5の領域のトレーニングをロード終わってからも継続していたのが良かったのか。
超久しぶりのC1シングル・・・。最初は9位だと思っていたが8位だった。最近徐々に順位が上がってきて嬉しい限り。このまま基礎的な練習を続けつつ、確実な走りを心がけてシクロクロスを楽しみたい。
今回は特別協賛の田中養蜂場のはちみつが参加賞という太っ腹。いつもニュージーランドのマヌカハニーを食べているのだが、はちみつがこんなに美味しいとは思わなかった。国内でこういう良い商品が広まれば。
今回のレースも60分間絶え間なくいろんな方から応援を頂き本当にありがとうございました。泥とヨダレにまみれた走る姿は美しくはありませんが、見てくださっている方々は楽しいのかと。
次回は、第5戦マキノ。1レース1レース大事にして走ろうと思う。にしても超きついきど、シクロクロスくっそ楽しいな。
そういや、「ビードブレーカー買ったよ!」という声をレース中に応援で頂きましたが、そもそもそんなに困っている人がいっぱいいると思わなかった・・・。
¥3,520
#関西シクロクロス
#堺浜
#田中養蜂場