涼しい環境で練習が必要な理由と
扇風機つけないでローラーするといっぱい汗をかく理由について考える。
コラム的な内容になってしまうのだが
今日はCPUの冷却するにあたり、TDPについて考えてた。
そしたら頭が自転車脳なのでパワー計をつけた人は結局のところ物理法則に従って行動しているのだなと思った。
結構漠然としていたものがすっきりしたのでまとめ。
・涼しいところで練習する理由
・業務用扇風機を買う理由
・なぜ放熱する必要があるのかと
・なぜ冷やす必要があるのか
・エコな走り
とかと結びつくかもしれない
CPUには、TDP(Thermal Design Power)という考え方がある。
ここでは割愛するので知りたい方はWikipediaでTDPと入れてほしい。
普通の人は、ワットと聞くと電力の単位としてドライヤーが1500ワットや電球60ワットと連想する。
ではジュールと聞くとどうだろう。普通の人は答えられる人とそうでない人がいるとは思うが、パワー計測器を取り付けたクレイジーな変態さんたちは「仕事率だろ!、1000KJ一日やるぜ!」
と涎を垂らしながら答え、実際に1000KJの仕事を白目向きながら、汗かきまくりながら実演してくれるはずだ。
このワットとジュールの関係は
1ワットを1秒間発生させると1ジュール(J)の仕事率(J/s)
という定義がされているが、ジュールは仕事の単位と熱量の単位でもある。
この熱量についてが本題で
1ジュール=0.239カロリー
なので
1ワットというのは1秒あたり0.239カロリーの熱が発生する。
300wを常時出し続ける人は秒間どのくらいの熱を発生させているかというと
1秒間に、300*0.239=71カロリーの熱を発生させる。
300wを一時間という夢の世界の話をすると
300*0.239*3600=257キロカロリーということになる。
ということは、秒間あたりの熱量を扇風機なりでさばけない場合
CPUであれば、熱暴走し不安定になり故障し、
サイクリストであれば出力の低下を招くだろう。
なのでやっぱり涼しい環境で練習することが望ましい。
また、大量の汗も人間は発汗し気化熱で体温を下げる機能があるから
扇風機で体を冷やさないとやっぱり大量の汗をかいてしまうのだと思った。
この手の話はロードバイクの科学に載っていそうだから後で調べてみよう。