MTB初心者おじさんが、四苦八苦しながら山で遊んだりレースに出たりして気付いた大事なことを少し書きたいと思います。もちろん、上級者には当てはまりませんし、私のような初心者の方がどうやって上達して、楽しんでいけるか、その近道になるかもしれない話です。
大事なことは2つです。
- 人脈作り
- どこ走るか
MTBが楽しくなるか、辛くてやめてしまうかはこの2つに集約されると思います。まず、ひとつ目があって、そこからふたつ目の道が開くイメージです。人脈がなければどこを走ったらよいのか全くわかりません。結局MTBは舗装路を走るただの重たい道具になる可能性すらあります。
幸い、私はシクロクロスつながりで662のタグチボスや、コッシーのご好意でローカルのトレイルや、662のトレイルに連れて行っていただきました。長年手塩にかけてメンテナンスや維持に尽力し続けてきた大事なローカルトレイルを走った時は感動したことを覚えています。
はじめ、この岩が怖くて超えられなくて岩の前でストップしていました。写真を見ると「え、どの岩w?」って感じですが、ラインがわからず滑りそうでビビっていましたが、コッシー(写真左)やタグチさんに教えてもらってやっと走れるようになった感じです。
いきなり↓みたいな場所はやっぱり無理かなと思います。ひとつひとつ小さなステップアップが大事なのかなと。
ただ、走らせてもらうのは失礼な話なので、落ち葉を掃除したり、土を盛ったり、でかい岩をどけたりと、トレイル整備はどうやったらよくわからんのですが、何か自分にできそうなお手伝いをするのがマナーだと思います。
家の近場では、引退してしまいましたがXCのトップ選手だった中原ヨシくんや、りょうへいさん、カズさんといったXCやDHの元プロの方と走れる環境にあるのも大きいです。近所のトレイルを知り尽くし、走り尽くしている方の後ろを着いていくのが一番楽しく上達への近道になることがわかりました。
家の左方向に行けば662が、右側に行けば箕面があって、彼らが走っているのはMTBライダーとして超幸運でした。もう一回今の人生やりたい。
ロードつながりでAVANZAREの宮崎さんがメンテしているトレイルに一人でコソ練して機材やタイヤ空気圧テストで走るのが最近の楽しみです。昔、私が主催していたロードの北摂練に来てくださってました。
そして、龍野MTBの小野さんからも色々と教えていただきました。主催するXCのレースは難易度が一番高く、初めは乗車できなかったのを覚えていますが、ラインの考え方、走り方など本当にいろんなことを教えていただきました。関西なら、Mチャレは出たほうがいいと思います。
MTB初心者おじさんながら、短期間で少しは走れるようになったのは、このように乗り方教えて下さった仲間のおかげです。99%、人に恵まれた結果と言えます。自分でやったことは本当に少ないです。「怖いけど下るぞー!」という気合ぐらいでしょうか。
ここまで記した内容は私が体験談であり、全てに当てはまるわけではないです。しかし、初心者こそ教えてくれる方、人脈づくりから始めることで成長スピードも早まると思います。
そして、一緒に走ってくれる仲間たちに最大の感謝をすることも忘れてはならないと常に自分に言い聞かせています。