記事が古くなりましたのでStages Powerの記事はこちらにまとめました
Stages Powerを使ってみたい。知れば知るほど、使いたくなる。RotorPowerは安定しすぎていてリスクも少ない。人柱的な要素Stages Powerを使ってみたい。
HUB式のドライブトレインロスを考慮した出力算出式や、スパイダー型のチェーンリング剛性を考慮した出力算出式よりも、アーム部のみの剛性を考えた算出式の方が単純である。
というツイートを昨日したけどあれからさらに考えた。多分今後選ぶ人はPT,Quarq,Stages Power,RotorPower,P2Mの中から選ぶのだと思う。
実のところ、使いたいチェーンリングやクランク長の制限なしに、とにかく安く使ってみたいとするならば、
ということになる。
P2Mの改良版が殆どPTと遜色ない精度で正直驚いたのと同時に、昔は手のかかるどうしようもない子だったなと、思い出す。いまやP2Mは改良され、国内に入ってくるP2Mのメーターは正直RotorPowerよりも価格面、性能面をみても買いだと思う。
国内代理店の価格は相当頑張っていると思っていて、私が日本に始めて入れた2010年時の値段よりも安いのは驚きだ。
P2Mが残念なのは削らないとエアロタイプのチェーンリングがつけられないこと。そんなのいらないって人は、PT使うよりも、Quarq使うよりもP2Mの方がいいんだと思う。
では、RotorPower一択の流れさえ伺える今の現状でStages Powerのメリットはなんだろうか?
価格でいけばPTよりも安上がりだ。
しかし、まず国内には転送サービスを使わないと入れられない。そこまでしてStages Powerを手に入れる理由はあるんだろうか?おそらく唯一の理由として上げるならば、フルシマノのクランクで使える事、ゴテゴテした、振る舞いの自転車ではなくスッキリとした自転車で密かに計測ができる、そんなところに落ちるんだろうか。
DCRain氏のサイトで酷評され6.5が着いていてP2MはPTと同じ9がついている現状だけど、もしコメントにもあった左右バランスが均等なペダリングをした時のデーターは一体どんな結果が出るんだろう。
昨年、スピンスキャンでペダリング解析をした際の私の左右バランスは50:50だった。その後Quarqでも一日走っても49:51,乗鞍のようにぼりでも49:51、インドアなら50:50。そのような条件下で、スピンスキャン、PT,Stages Powerを、使って計測したらStages Powerはどんな測定結果や値が出るんだろうか。
今のあのメーターの不安要素は左右バランスが異なる際にPTとのズレが生じていることだ。だからテストする人が使う癖など人が異なると出てくる値も違う。そもそもそれは問題なんだけど、パワーメーターとしてはシマノを使える事に何かメリットを見いだせればありなんじゃないかと考えている。
とにもかくにも、RotorPowerが出て来ても、PTと比べて誤差はどれくらいかを皆気にするのであってPTの安定性と精度への信頼はなかなか崩れそうにない。
やっぱりパワーメーターは宗教だ。
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