広島はサバイバルで得意なコースのはずだった。
去年は広島二回ともシングルに入って、今年もと思っていた。
昨日は初めて途中で降りようと思った。降りなかったけど
一周目は広島でも前で展開したくて、三番手ぐらいで帰ってくる位置。今回もやっぱり先頭で今回も展開したかった。後ろに居ると楽しくない。
一周目、元チームメイトと一時二人で回す。なんにも考えなくても、元旦明けから冬の間二人でLSDしまくってたから無意識に回せる。
二周目、脚が無くなり踏めなくなる。
二周目の三段坂は一人で登った。
これでレースは終わった。
なんで二周目で終わったのか。
先頭集団からちぎれた途端、もう走りたくないと思った。
ゴールに絡めないなら、足切り以外は同じポイントだと考え、
適当に、たるんだ、甘えた考えで手を抜いた走りをしてしまった。
選手として最低の走りをしてしまった。本来なら、昨日あんな走りをするなら、あの場でもう今年はレースに出るのをやめるべきだとも思った。
ただの完走で、無様な姿を晒すならいっそのこと、降りようとか、いろいろ、考えながら走り続ける
走ってる間に、店長や、監督、きりちゃんから頑張れと、声がかかる。
ホームストレートでは、朝練でいつも一緒のブラックの方々からも頑張れと声がかかる。
一人で走ってると、ゴールライン付近にO本お父さんがいて、後ろに集団居ると教えてもらい、我に帰り、合流する。
帰りの車で気づいたんだけど、一周目の記憶が飛んでて三番手で帰ってきてるのも小林くんから聞いて初めて知った。
三周目、四周目、五周目と、いつ降りようか、とかもう最低の思考で走る。
遠くからサポートのために来ていただいた方たちの恩を仇で返すような走りをしてしまった。走ってるときの思考は、屑のような人間の思考で走ってたが、ゴール後は申し訳なさ一杯でゴールを切る。
どんな顔をしながらチームメンバーのところに戻ろうか、考えていて、正直戻りたくなかった。
完走者の中100名中94位
足切りにもあわず、魂のこもった走りもできず、死ぬことも、生きることもできない順位。
うやむやで走った順位。
堺、熊野、比叡山と走った
あの魂は無い。
帰りの車の中では、その順位についてここで書けないような話が繰り広げられる。
練習量にたいして、食う量が少ないと言われた。確かにその通りです。
レースでは順位がすべてだ。
監督から、次の走りで返せと。
帰りの車の中では次のレース裏乗鞍に向けてなんとか結果を残そうと考えている自分がいた。
次はカーボンホイールとかそんなんはかずに、パワータップと、朝練の装備でいこうと思う。
私の、踏めなくなった時の頑張れる指標は出力数値でしかない。
禁酒をしていたので、帰宅したらお土産をもらった。
最近、チーム、チーム外、いろんな人が走るレースを気にかけてくれる。
一人で走ってるんじゃ無いと痛感する。
二度と今日のような走りしないと、本気で思う。
次の裏乗鞍は、普段通りに体重とか変えずに何も調整とかせず、普通に普段と何も変えずに、練習して走ろうと思います。
皆さん、ありがとうございました