2024 Coupe du Japon 第2戦 びわ湖高島 XCO Advance 優勝

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第2戦 びわ湖高島Stage Photo: Aoi Lab

Coupe du Japon第2戦びわ湖高島Stageは、滋賀県高島市の朽木スキー場で行われた。昇格後の2戦目はアドバンスでのレースだった。今年はEliteから降格者が多数のため、そう簡単には勝たせてもらえないだろうと思っていた。

コースはスキー場の急な斜面を登り降りするだけでなく、ゴロゴロとした岩のガレ場や滑りやすい乾いた砂利が浮いた道をひたすら走る。登りは登坂力が要求され、下りはスキー場の斜面を下り降りるスピードを必要としながらも、滑りやすい路面に対応するスキルも要求されるコースだ。

きつくて、よだれダラダラ。 Photo: Aoi Lab

今回のレースで、やっとフロントサスペンションの挙動やフロントのグリップ感がつかめてきた。機材も信用できるようになったが、実際に走ってみるとストローク120mmということもあるのか登りが辛い。登ったあともガレ場を走るときにパンクしないように気を使うレースだった。

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最近の練習と今年の調子

とにかく登りがきつい。photo:ありひろさん

今はロードシーズンであるもののフィジカルは例年の8割ぐらい。CTLは2割低いし、FTPも2割低い。レース2日前に田口さんとコッシーと一緒にトレイルを走ってもらって、色々と教わり、レース1日前は六甲山の朝練にCannondaleのカズさんと参加した。

今年のフィジカルは六甲615朝練のクライマー種族の皆様に稽古つけてもらっているのが大きい。短時間で必要な量の練習ができるのでメニュー的にも合っている。1時間弱の時間の間に高いパワーを持続的にかけつづける練習を積めてる。

練習して下さる皆様に感謝だ。

下りはガレ場で滑る。photo:ありひろさん

しかし、一気にアタックがかかるようなパワーのかかり方に弱い。ただ、XCOの場合は最後は自分との戦いだから、ヒルクラのような走りのほうが結果的に合っているんだと思う。XCOの競技性はもしかしたら自分の脚質にあっているのかもしれない。

そういや走っていて気づいたんだけど、XCOを一言でいうと、

「XCOは下りが楽しいヒルクライム。」

という感じなのだ。

1周のうちゲレンデを3回登り返す。photo:ありひろさん

実は週の頭に肺炎みたいなのにかかって、呼吸器内科で検査してもらったところ肺機能が74歳と診断された。4月はじめから咳が止まらず、息が深く吸えない感じがあるものの、まぁ身体は回復していそうなので、息がきつくても追い込んで走れればいいかなと。

そんな感じで1週間を過ごし、CJ第2戦びわ湖へ向かった。

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CJ第2戦びわ湖高島Stage アドバンス 優勝

トラクションが抜けやすい滑る乾いた砂。photo:ありひろさん

全体的な作戦としては後半にかけてパワーを落とさず、持久戦とパワー、テクニック勝負になると思うので淡々とペースを刻むことを心がけた。相手の揺さぶり、離れても自分を信じて踏み続ける。

実力以上の走り、テクニックはレースで突然生まれない。その日までに用意したことだけできる。作戦も走りもシンプルだ。レースまでの持って生き方はロードで慣れてるのがいい。

試走とコース

後半はシングルトラックが続く。 Photo: Aoi Lab

試走は朝のうちに3周行った。全体的にリアタイヤがグリップしにくく登りにくい。さらに登坂時間が長いわりに、すぐさま下りなので息を整えるヒマがない。XCOの競技の典型的な辛い部分だ。ただ、競技時間を考えるといつも練習している六甲615朝練のパワーの出し方と似ている。

ただし、下りはガレ場がありパンクと転んだときのリスクが大きい。できるだけ芝生がある部分を選んで走ることにした。522mの頂上付近は風が強く押し返されるような強風が吹いている。そのため、序盤に流されることを想定してやや上寄りに走ることにした。

砂利の下りは滑って怖い。。photo:ありひろさん

下りは相変わらず遅いので、安全マージンを取るために空気圧は0.02低めに設定した。一度登って下ってもう一度登り返す部分が一番きつい。直登なのだけど、最後の右カーブがショートカットしたいが体力が残っていないとできないような状況になっている。

その後下って砂利を走り、もう一度パーキングエリアの前を通ってフィードゾーンへ向かう。フィード前も登りなので本当に疲れた。最後はシングルトラックを下ってゴールエリアへ。

実質、休めるのは最後のシングルトラック、上りに入るまでの直線、登ったあとの僅かな下りしかない。それ以外は前回で踏む必要がある。平均心拍は180をゆうに超えているが、下りでどれだけ回復できるかがレースの鍵だった。

レースの作戦

Photo: Aoi Lab

レースは前回の菖蒲谷で一緒に走った笛木選手が絡んでくるだろうという予想。フィジカルもテクニックもあるし、短時間のパワー勝負だと100%負ける。CXで一度も勝ったことがない。だから、一定時間ミス無くパワーかけ続ける持久戦にするほうが良いだろうという結論に。

もう18年以上レースやってるけど、スタート前はやっぱりドキドキする。そうこうしていると、いろんな人に声をかけられて気がほぐれた。CXと同じでXCOにもレース観戦でガヤってくれる人がいるのが面白い。

レースレポート

photo:ありひろさん

スタートは右から。スタートと同時に良い位置で登りたいと思っていたので、オーバーペースにならないように走る。周りの様子も見たかったので一旦、フィードゾーンで左によって道を開けて先行してもらおうと思ったが、前に出てこないのでそのまま単独で引くことに。

しかし、オーバーペースにならないように一定スピードで登る。序盤からスピードを上げすぎてしまうと後で失速してしまう。ピークにたどり着いたときには笛木選手と2人になっていた。下りは笛木選手のほうが当然早いのでやばいなぁ、と思いつつもどんどん離れていく。

序盤は離される。photo:ありひろさん

20秒差ぐらい離れる。フィードゾーン前でなんとか追いつき、2つラインを選べる箇所で「あ、ソコを走るのか!」っていう収穫があってしめしめと思う。とはいえシングルトラックで結構離されて30秒差ぐらいか。

登りのパンチ力は笛木選手が勝る。 Photo: Aoi Lab

2周目の登り区間も笛木選手と登るが、徐々に離される。下り区間も離されて、今日はだめな日かぁ・・・、と思ったが一番下の芝生区間で笛木選手がミス。チェーン落ちの様子で20秒差ほど生まれる。メカトラだが、勝負がかかっているので待つわけにはいかず淡々と踏む。

ライン取りは笛木選手のほうがうまい。photo:ありひろさん

おそらく、登り区間で追いついて来るだろうという予測だったが案の定徐々に積めてくる。下りで追いつかれるだろうなぁと思っていたので安全マージンを取りながら下る。やっぱり追いつかれて、キャンバーっぽい所で外に押し出されてしまいタイムロス。

登り区間でもう一度積め直して振り出しに戻る。

気温が上がってきてダレてきたが補給エリアには、単騎のため今回だれも居ない。なので、危なそうになったら辞めようと思っていた。2周目のフィードゾーンに行くと、森谷さんと娘が立っている。マジかと思って娘から掛水を受け取る。

人生初のボトル渡し Photo: Aoi Lab

成功した! Photo: Aoi Lab

娘のボトル渡しは最終周回まで続いた。すべての周回でボトルキャッチに成功した。ボトル渡しの才能があるぞ・・・。色んな意味でパワーを貰えて最後まで走れた。

聖水をかける。 Photo: Aoi Lab

3周目も笛木選手が後続から追い上げてきているのがわかる。

カカトもう少し落としたいところ。photo:ありひろさん

この展開は苦手だけど、どうにかなる話ではないので一定のペースと丁寧な走りを心がける。コッシーから下りのときに、「ひざ、カカト、行きたい方向を見る」ということを教わって毎回呪文のようにそれを唱えて走っていた。

下りで追いつかれるかなぁ、と思っていたところなかなか追いつかれず、最終周回へ。

ラスト、ゴール前に娘がおりてくる。 Photo: Aoi Lab

登りを集中して登りたくてボトルの水を全て捨てる。足が止まりそうなほどきつい上りだったけど、集中してピークまで。午後になって風が強くなっていて、風下に流されつつも、最後の下りに向かう。

駐車場前の区間から登りに向かうときに後ろとは20秒と聞かされるが、次は30秒と聞かされる。まだまだワンミスでひっくり返るタイム差なので、集中してゴールへ向かう。ゴール前に息子が居たのでタッチしてゴールした。

レースを振り返って

氷水をかけてくれた娘。 Photo: Aoi Lab

ゴール後に、娘が冷水をかけてくれた。ちゃんとゴールエリアに戻って来て見届けてくれたのは嬉しい。色んな人から応援していただいて嬉しい。ロードにはない、CXとよく似たこの感じが良いなぁ。やみつきになる。

確かに勝ったが、36隊の方々や森谷さんからのサポートがなかったら最後まで走れていなかっただろう。本当にありがとうございました。

フィードゾーンでサポートしてくださった36隊の皆様。photo:ありひろさん

表彰式は娘が着いてきたので、運営の方に「一緒に上がっても大丈夫ですか」と聞くと「もちろん、もちろん」と言ってくださって、さらに娘が持っていたアンパンマンのマーチを表彰式で流してくれた。

Photo: Aoi Lab

あとにも先にも、CJ、いや国内のJCFレースの表彰式でアンパンマンのマーチが流れた、流れることは無いだろう・・・。

完走者をわずか57人中5人にしたトッキー(怖)。 Photo: Aoi Lab

ゴール後、エリートで勝利したトッキー、いや沢田時選手と写真を撮ってもらう。普段はトッキーなんてフレンドリーに呼んでいるんだけど、MTBをやり始めてから天上人すぎて、なんか別の人を見ているような感覚になっている。

エリートは57人出走して、完走者はわずか5人だった。

シクロクロスで有名な竹之内悠選手もラップアウトされるという、過酷なレースがELITEでは繰り広げられている。ロードとも、シクロクロスとも全く違う強いものが勝つ競技だ。

昇格後のカテゴリは・・・

昇格後は・・・。 Photo: Aoi Lab

ということで、今回の優勝でELITEかマスターへの昇格権利、もしくはアドバンスに居続ける資格を得たのだが、何も考えずとも昇格先はマスターにした。アドバンスよりも周回数が多いし、長い時間走れる。

いま先を見据えて競技と向き合っていこうとしたとき、長く、楽しく、MTBという競技を続けること、そして現段階の自分の力量を俯瞰して総合的に判断するとマスターが合理的であり、最も適しているのではないかと自己分析した。

下りはクソすぎるw Photo: Aoi Lab

どこまでやれるかわからないけど、これからは上を目指すことも大事だが、合わせて自分を客観的に見て年齢的、技術面、体力面と楽しく走れることも重要だ。長く競技を続けたいということもあるし、まだMTBのレースに参加しはじめて5ヶ月弱。

まだまだやることはたくさんあるし、まだまだ下手くそすぎるので修行したい。

というわけで、次戦からはマスターで八幡浜に参戦します。

最後に補給と機材セッティングのまとめ。

Photo: Aoi Lab

次は、八幡浜、白山、全日本、と続く。今年はメインがMTBなんだけど、最終周回にかけてアガっていくあの感覚がたまらない。行けるところ、やれるところまで走ってみようと思います。

今回も応援ありがとうございました。

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使用機材と設定

数少ない勝利を家族の前で果たせてよかった。photo:ありひろさん

補給関連

セッティング

  • タイヤF:シュワルベレーシングレイSuper Race ADDIX 2.35
  • タイヤR:シュワルベレーシングラルフSuper Race ADDIX 2.35
  • 空気圧:1.29bar, 1.37bar
  • フロントサス:60psi, 11開放
  • リアサス:110psi, 10開放
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