Quarqが新型四本アームに対応したパワーメーターを発売した。Quarq ELSA RSだ。今までと大きく違うのは、シマノチェーンリングの互換をうたっていることだ。
他にも新しい機能が搭載されており、こなれてきたパワーメーターとなったQuarq ELSA RSを見て行く。
Quarq ELSA RSの特徴
大きな機能のアップデートはないが、現行のQuarq ELSAをさらに煮詰めた形になる。温度変化の補正機能や、IPX7の防水性能があり、30分間水深1mの水に浸しても動作に支障をきたさない。また、左右のパワーバランスも踏襲している。以下機能一覧。
- 素材:Exogram Hollowカーボンクランク、アルミスパイダー
- 誤差:1.5%
- BCD:110 BCD (4-arm)
- クランク長:170mm, 172.5mm, 175mm
- Q-Factor:145mm
- 対応BB:GXP, PFGXP, BB30, PF30, BBright
- 無線:ANT+
- Battery:CR2032(300時間)
- Weight 616g (172.5mm, GXP)
- 価格:16万
Quarq ELSAは成熟したパワーメータへ
QUARQもいよいよ成熟したパワーメーターとして地位を確立してきている。ただ、今回のラインナップにあるように、クランク長の選択肢は少ない。通常のELSAのクランク長のラインナップ。が大幅に変更になっているが残念だ。
せめてクランク長はいろいろなラインナップをそろえてほしい。ELSAのように162.5mm, 165mm, 170mm, 172.5mm, 175mm, 177.5mmといったようにだ。
ただ、そうとう技術が枯れてきたQUARQは成熟の域に達している。細かなアップデートを繰り返し、新機能Omnicalでチェーンリングの交換による、測定精度に影響を及ぼさない仕組みを取り入れたり、キャリブレーションは不要になったりと様々だ。。
パワーメータ市場が飽和してきている。そんな状況下で価格とデザインが洗練され、こなれてきたQUARQ ELSA ESは2台目買い替え需要を見込める製品といえる。
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